思考のポイエーシス・日録篇

2018年4月23日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/23

ノルベルト・ボッビオ『ホッブズの哲学体系――「生命の安全」と「平和主義」』見本できる。寄贈分、マスコミ関係、岸顯樹郎、フランス著作権事務所への発送は横山さんにまかせる。
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エンツォ・トラヴェルソ『ヨーロッパの内戦――炎と血の時代一九一四―一九四五年』の原稿処理を鈴木さんに進めてもらうことにし、印刷。~宇京賴三さんにtel。ルビや傍点、独仏特殊文字は使ってないことを確認。表記統一もこちらのやりかたで進めていいことを確認。できれば6月刊行予定を伝える。~鈴木さんにテキスト変換、マクロ処理からはじめてできるところまでやってもらうことに。
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トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。ここでホッブズはローマ法王の現世的権力をほぼ全面的に否定している。
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Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre 2/De l'aveuglement au supple+'ment(盲目から代補へ)読みつぐ~この節、終り。ルソーの『告白』における母への異常な愛。
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「季刊 びーぐる 詩の海へ」39号、読みはじめる。国際詩祭について何人かの詩人が推奨しているが、それはどうかな。

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2018年4月22日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/22

ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の「自然言語の形式と意味」のつづき~終り。
《わたくしは言語研究の一つのアプローチ、この研究を理論的人間心理学の一分枝と見なすアプローチを論議してきた。その目標は、言語を習得し使用することを人間に可能ならしめる心的力量をあらわにし明らかにすることである。》(179ページ)
とチョムスキーはみずからの方法意識を述べているが、言語研究を心理学に結びつけようとするのはいかがなものか。
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Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre 2/De l'aveuglement au supple+'ment(盲目から代補へ)読みつぐ。ルソーの『エミール』をめぐる子どもと母親、幼年時代、教育などの諸問題について。キーワードsupple+'ment(代補)はdeiffe+'rance(差延)の別名である、とデリダはさりげなく明かしている(p. 215)。
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トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。
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劉霞詩集[劉燕子・田島安江訳・編]『毒薬』読了。ノーベル平和賞作家、劉暁波夫人にして同志的存在である劉霞の選詩集。訳者ふたりの熱い共感とともに詩の力を感じさせる。それにしても中国政府というのは反体制派にたいする悪質な封じ込めをしていることに怒りをもつ。
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加藤尚武著作集第7巻の単行本未収録論文「自然哲学の復権」の鈴木さん修正ズミの仮ゲラ通読+ファイル修正、20ページ。この論文もスミ。

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2018年4月20日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/20

『加藤尚武著作集第6巻 倫理学の基礎』の索引チェックのつづき。本文テキストから検索もいろいろ。とりあえず完成。~加藤さんにE-mailで最終版を送付&tel。~加藤さんから返信E-mailで修正2箇所。tel入れして確認。~データは萩原印刷・藤野さんにE-mailで送付。印刷分はあとで渡す。
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佐々木力さん、高木久仁子さん、来社。高木仁三郎『反原子力文選』の企画打合せ。とりあえず原稿のPDFを送ってもらい、原稿量と中身を確認していくことに。原稿はOCR読み取りになる。厚めの一冊でまとまる可能性あり。ほかに中国論の連載もふくめて企画本の話3つほど。
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「みすず」3月号に目を通す。
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「季刊 びーぐる 詩の海へ」39号、とどく。詩論時評で宗近真一郎が第二次「走都」2号の鮎川信夫論について言及してくれる。

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2018年4月19日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/19

『私の日本地図15 壱岐・対馬紀行』2刷の訂正を確認。広告ページの価格表示の確認は水谷君にしてもらい、萩原印刷へ入校。
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精興社の小山さん、来社。『エコノミメーシス』2刷のスキャン原稿、新組み分(訳者略歴、奥付、広告)を持参。チェック、スミ。責了で戻す。
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萩原印刷より『ホッブズの哲学体系――「生命の安全」と「平和主義」』の一部抜き、とどく。
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『加藤尚武著作集第6巻 倫理学の基礎』の書店用新刊案内の原稿を作成し、高橋さんに作ってもらう。
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高橋さんに『加藤尚武著作集第6巻 倫理学の基礎』の抽出ずみ人名索引に既刊分の説明項目からコピー&ペーストしてもらう。~さらなる修正。新規分が届かないので、加藤さんにtel。すでにできているとのことで、すぐE-mailで送ってもらう。大量の追加。電話で確認しながらとりあえず1項目(タレス)を除いて完成。傍注の部分をチェックして追加。ノンブルなどはあす確認。データはE-mailで加藤さんに送付しておく。
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トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。

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2018年4月18日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/18

「人文学報」514/515号の抜刷で小林浩君の「人文書出版と業界再編――出版社と書店は生き残れるか」つづきを読む。人文書への熱い思いと研究熱心さに感心した。それにしてもよく勉強している。営業のエディターシップという考え(ついでに編集者の営業感覚も)はわたしもずっと言ってきたことなので、共感できる。
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トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。
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ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の講演「精神の研究に対する言語学の貢献――未来」のつづき~終り。
《今日維持可能と思われる結論をおおまかに正確と想定するならば、生成文法とはいくつかの異ったタイプの規則何百かから成る体系で、その規則体系は順序づけと適用とについての若干の固定した下位構造を含むと想像することは穏当である。》(138ページ)
 これは生成文法にたいするとりあえずの定義と言えるだろう。それにしてもおもしろくない定義だが。
《言語使用の創造的面に関係する中心的な諸問題は、従来通り手の届かぬままで残っている。》(152ページ)
 この指摘は重要だ。
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劉暁波詩集[劉燕子・田島安江編・訳]『独り大海原に向かって』読了。
《どういうわけか自分にもわからないが、世事に対して超然とすることなど退屈で平凡で、いやなのだ。むしろ険しく、苦痛に満ちて、致命的な刺激のある生き方しかぼくにはできない。ちょっと考えられないほどの残忍な屈辱を耐え忍ばなければ、退屈な平穏など考えられない。》(202ページ)
 こういう性格が悲劇的な生の根源にある。

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2018年4月17日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/17

『加藤尚武著作集第6巻 倫理学の基礎』初校、出校。解題までで460ページ。目次との照合とノンブル入れ、全体のチェックと修正。高橋さんに同時に一太郎上でページ区切りを入れてもらう。新規の人名索引項目を全巻用のリストに追加。かなり多い。~帰りに加藤さん宅へゲラ届け。

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2018年4月16日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/16

トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。
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Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre 2/De l'aveuglement au supple+'ment(盲目から代補へ)読みつぐ。
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加藤尚武著作集第13巻の単行本未収録論文「熊沢蕃山と安藤昌益」の仮ゲラ通読+ファイル修正、13ページ。この論文もスミ。

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2018年4月15日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/15

加藤尚武著作集第14巻の単行本未収録論文「喧嘩両成敗――In a quarrel both parties are to blame」の仮ゲラ通読+ファイル修正つづける。三節~六節、11ページ。この論文もスミ。
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Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre 2: <<ce dangereux supple+'ment...>>(「この危険な代補……」)読みはじめる。はじめの部分。
《戦いはここではわたしの内にあり、わたしはわたしの生命を守りながら、再認識を享受するために生命を超えてみずからを高めようとするが、エクリチュールとはこの戦いの現象なのである。》(205ページ、拙訳)
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トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。
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劉暁波詩集[劉燕子・田島安江編・訳]『独り大海原に向かって』読みはじめる。前半は「天安門事件の犠牲者への鎮魂曲【レクイエム】」19篇。権力の虐殺のリアルな記憶。
〈自由から逃避した人は生きているが、魂は恐怖のなかで死んでいる。/……殺人者たちの政権は人を絶望させる。人殺し政権と殺された者とを冷淡に忘れる心をもつ民族は、さらに人を絶望させる。〉(122-123ページ)
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ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の講演「精神の研究に対する言語学の貢献――未来」のつづき~。

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2018年4月14日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/14

トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。洗礼や教会権力による破門など。世界の名著版では省略されているものが多い。
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Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre I/L'e+'criture et l'exploitation de l'homme par l'homme(エクリチュールと人間による人間の搾取)のつづき~この章の終り。レヴィ=ストロースの主として『悲しき熱帯』への批判。つづいてルソーの『言語起源論』の検討に移る。
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加藤尚武第三論集として以前にファイル整理したテキストデータを加藤尚武マクロでテキスト処理。このなかに含まれているテキストを一括処理。まずは加藤尚武著作集第14巻の単行本未収録論文「喧嘩両成敗――In a quarrel both parties are to blame」から通読+ファイル修正はじめる。一節~二節、4ページ分。
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ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の講演「精神の研究に対する言語学の貢献――未来」のはじめ~。

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2018年4月13日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/13

「大学出版」113号に目を通す。日韓大学出版部協会合同セミナーの記録。
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伊藤弘子『弘布――伝統織物から生まれたテキスタイル』の原稿データPDF通読と校正。~石田さんにtel。TRCがらみで部数が予想以上に出そうなので、初刷を増やす必要がありそう、定価も3800円ぐらいにしたほうがいいと伝え、バーコードを作る必要もあるので早めに回答してもらうことに。水谷君から発送してもらう。TRCの担当者にもカラーコピーを渡し、部数の検討をしてもらう予定。
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加藤尚武著作集第3巻の単行本未収録論文「法における身心問題」の鈴木さん処理ずみ仮ゲラ通読+ファイル追加修正、15ページ。この論文もスミ。
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トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。

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