思考のポイエーシス・日録篇

2019年2月17日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/17

『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「『苦境に立つ哲学』をめぐる考察のための諸思想」のつづき~終り。
《私は、差し当たり、実践に関しては、ショーペンハウアーの処世術を、より深遠な要求に関しては、智慧を、唯一の可能性と見なしている。》(451ページ)
 ニーチェにおけるショーペンハウアーの評価がわかる。
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La Sainte BibleのAncient Testament: La Gene`seの17章(アブラムはアブラハムと改名され、一族は割礼の義務を負わされる)、18章(ソドムとゴモラをめぐる神とアブラハムの問答)を読む。
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添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』の「IIクロニクル」の途中~。
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「現代詩手帖」2月号、読みはじめる。入沢康夫追悼特集。
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『加藤尚武著作集第12巻 哲学史』の「『加藤尚武著作集第12巻_本文.txt」で『20世紀の思想――マルクスからデリダへ』の仮ゲラ印刷+通読+ファイル修正ををつづける。「第七章 日本の思想」の「丸山眞男――近代主義日本文化への批判」7ページ、スミ。第七章もスミ。つづけて「エピローグ――クワイン、ガダマー、そして二十一世紀への展望」も15ページ。これでこの本も終了。

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2019年2月16日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/16

添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』読みつぐ。「I情況と展望」終り~「IIクロニクル」の途中。
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「LEIDEN――雷電」13号=終刊号(築山登美夫追号号)とどく。
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「詩遊」61号に目を通す。編集人・冨上芳秀は昨年はだいぶ苦労したようだ。かれの「詩についてのメモ」はやや冗長だが、かれらしく丹念に詩を読んで感想を書いているのには感心する。
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手塚敦史詩集『球体と落ち葉』通読。多彩なことばのセンスを感じさせるが、ひとことで言えば難解である。作品それぞれの関連がうまくつかめない。
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『加藤尚武著作集第12巻 哲学史』の「『加藤尚武著作集第12巻_本文.txt」で『20世紀の思想――マルクスからデリダへ』の仮ゲラ印刷+通読+ファイル修正を再開。「第七章 日本の思想」の「西田幾多郎――西洋と対峙する東洋の精神」9ページ、スミ。
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La Sainte BibleのAncient Testament: La Gene`seの15章(アブラムの末裔への主の約束)、16章(アブラムの息子イスマエル誕生)を読む。
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『ホメーロス』(古典世界文学1) で『イーリアス』の「第二巻 夢見」のつづき~終り。アカイア軍(ギリシア軍)とトロイア軍の参加者の羅列。
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『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「『苦境に立つ哲学』をめぐる考察のための諸思想」のはじめ~。
《二つの課題、――新しきものを古きものから防御すること、および、古きものと新しきものとを結びつけること。》(427ページ)

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2019年2月15日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/15

加藤尚武さんにtel。『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の初校もどしの確認。~家へ寄り、引取り。これからの巻でできている仮ゲラと使わない原稿をもどし。~のち、要再校でもどす。
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萩原印刷より「季刊 未来」春号の湯浅博雄さん連載「ランボー『言葉の錬金術』の詩学を探究するために4」の初校、出校。
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小松弘愛さんから「兆」181号、金井雄二さんから『短編小説をひらく喜び』、かわなご書房から「彼方へ」3号、とどく。
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折原浩さんよりE-mailで『東大闘争総括――戦後責任・ヴェーバー研究・現場実践』の「書評会」が7月13日に決まったこと、新聞のインタビューの予定、などのお知らせ。

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2019年2月14日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/14

上村忠男さんからE-mailでとどいた「季刊 未来」春号の連載「独学の思想」6回目「〝狼〟のオトシマエ」の訂正をゲラに転記。注の追加もファイル化。
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加藤尚武さんにtel。先日もどした『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の校正、ひととおり見終わったが、いろいろ眺めているとのこと。あす午前中に引取りに行くことに。
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長谷部和美さんより奥間楚乃詩集『さよなら、ほう、アウルわたしの水』とどく。待望の第一詩集。
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「タルタ」47号とどく。なんと峰岸凉子追悼号。昨年12月には編集発行人だった千木貢さんも亡くなっていた由。~目を通す。
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添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』読みつぐ。どうも吉本隆明の「脱原発」異論などにたいする認識が甘いところが目につく。
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『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「哲学者に関する著作のための準備草案」のつづき~終り。
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La Sainte BibleのAncient Testament: La Gene`seの14章(アブラムの戦い)を読む。

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2019年2月13日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/13

「季刊 未来」春号の湯浅博雄さんの連載「ランボー『言葉の錬金術』の詩学を探究するために4」の鈴木さん作成の仮ゲラの通読+ファイル修正。10ページ弱。とりあえず入校することにし、萩原印刷・藤野君にE-mailでデータ送付。
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大橋政人さんにtel。エッセイ集のタイトルは『まど・みちおという詩人の正体』とすることに。本文の入校用仮ゲラ160ページ分を印刷。組み指定書を作成して萩原印刷に入校。データはE-mailで送付。
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上村忠男さんよりE-mailで「季刊 未来」春号の連載「独学の思想」6回目「〝狼〟のオトシマエ」の校正、とどく。
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「なぜ詩を書くか」Vol. 1, 2に目を通す。詩の練習の杉中昌樹が始めた詩誌で、詩とエッセイを書いている渡辺武信さんから送ってもらったもの。第二次「走都」3号の鮎川信夫論にいろいろご感想をいただけてうれしい。
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添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』読みはじめる。添田の論をまとめて読むのは「SCOPE」をいっしょにやっていたころからか、ひさしぶりだ。それにしても時評が多いな。
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『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「哲学者に関する著作のための準備草案」のつづき~。ニーチェのソクラテス批判。
《彼は倫理的判断の天真爛漫さを破壊した。/彼は学問を絶滅した。/彼は芸術に対する感覚をもっていなかった。……》(394-395ページ)
こういう視点は必要だ。

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2019年2月12日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/12

萩原印刷より「季刊 未来」春号の上村忠男さんの連載「独学の思想」6回目「〝狼〟のオトシマエ」の初校、出校。~横山さんから上村さんに送付。
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『エピクロス――教説と手紙』(岩波文庫) の「エピクロスの生涯と教説」を読む。ディオゲネス・ラエルティオスからの抜粋。併せて解説も読んで読了。これはなんとD. Lの『ギリシア哲学者列伝』第10巻の長大なエピクロス論を、エピクロスのオリジナル部分を先に抜き出し、D. Lの論説部分を後ろに配置したものだった。以前に読んでいるが、あまりよく覚えていなかったわけで、思いがけぬ再読となった。エピクロスは300巻以上の著作を残したらしいが、ほとんど散逸。D. Lがこの本に再録したことによってその思想のエッセンスが残されたわけである。マルクスが唯物論者として評価したのもわかる気がする。

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2019年2月11日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/11

『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「哲学者に関する著作のための準備草案」のつづき~。
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小縞山いう詩集『リリ毛』読了。「夜る」とか「影げ」とか「雨め」とか、この奇抜な表記法は何だろう。こういう意味のないこだわりは逆に読む者にむだな努力をしいるその結果、文脈が読み取れなくなってしまわないか。意味の切断というより無意味の過剰。しおりを書いているふたりの詩人の文章を読んでますます不明瞭になってしまう。
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大橋政人エッセイ集の仮ゲラ赤字のファイル修正。序詩3篇を冒頭に追加。赤字が少ないので一気に終了。あとは組指定書を作るだけであすにも入校か。
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『エピクロス――教説と手紙』(岩波文庫) の「断片(その二)」を読む。87のその他の断片集。
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田中勲さんに頼まれた詩を書きはじめる。いちおう56行の弔詩のようなものが書ける。タイトルは「発熱装置41」となる。印刷して読み直すが、まあいいか。すこし寝かせることにする。
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La Sainte BibleのAncient Testament: La Gene`seの13章(アブラムとロトの別れ、主のアブラムへの祝福)を読む。
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『ホメーロス』(古典世界文学1) で『イーリアス』の「第二巻 夢見」のつづき~。

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思考のポイエーシス・日録篇2019/2/10

『エピクロス――教説と手紙』(岩波文庫) の「断片(その一)」を読む。「主要教説」とダブリをふくむ81の断片集。
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『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の初校校正チェックのつづき。目次の照合とノンブル入れ。第2部~第6部、著者解題、すべてスミ。追加分のテキスト処理。一箇所データなし。~加藤さんにE-mail。校正をもういちど見てもらう必要あり。図版が1枚、追記データの抜けを伝える。~ウォルフ→ヴォルフへの修正をデータ検索で転記。あわせて本文と注のデータを追加と修正。これで検索用にも万全。



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2019年2月 9日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/9

きのうは早寝をしたので3時に起きてしまう。
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『エピクロス――教説と手紙』(岩波文庫) の「主要教説」を読む。エピクロスの思想のエッセンスとも言える40の教説。
《18 欠乏による苦しみがひとたび除き去られると、肉体の快はもはや増大することなく、その後は、ただ多様化するのみである。》(79ページ)
《27 全生涯の祝福を得るために知恵が手に入れるものどものうち、友情の所有こそが、わけても最大のものである。》(82ページ)
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書庫の整理のつづき。読まない雑誌などを処分。1998年分の途中まで。
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「波」1998年1月号の大江健三郎、日高敏隆のエッセイを読む。
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「青春と読書」1998年2月号の菅野昭正・辻邦生対談を読む。
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沢村俊輔詩集『あまのしずく』通読。初めて読む詩人。年齢不詳。二十四節気をモチーフとした季節感のある日常感慨詩。
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『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「哲学者に関する著作のための準備草案」のつづき~。
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ニーチェは「哲学者に関する著作のための準備草案」のなかで言語における概念の成立について考察をめぐらせている。
《すべて語というものが概念になるのはどのようにしてであるかと言えば、それは、次のような過程を経ることによって、ただちにそうなるのである。つまり、語というものが、その発生をそれに負うているあの一回限りの徹頭徹尾個性的な原体験に対して、なにか記憶というようなものとして役立つべきだとされるのではなくて、無数の、多少とも類似した、つまり厳密に言えば決して同等ではないような、すなわちまったく不同の場合にも同時に当てはまるようなものでなければならないとされることによって、なのである。すべての概念は、等しからざるものを等置することによって、発生するのである。》(352ページ)
 すなわち、概念とは不同のものをふくんだ意味の束として形成され、定着したものなのである。さらにニーチェは言語における真理とは何かについて書いている。
 これはリクールの言う〈死んだ隠喩〉と同じものである。さらに言う。
《動物に対して人間を際立たせているすべてのものは、直観的な隠喩をひとつの図式へと発散させ、したがって形象を概念へと解消するという、こうした能力に依存しているのである。》(355ページ)
 形象(イメージ)を概念へと変換していくところに人間の言語という営為の本質があるわけだ。(詩的隠喩論3)
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La Sainte BibleのAncient Testament: La Gene`seの12章(アブラムはカナンの地を出てエジプトへ)を読む。
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『加藤尚武著作集第12巻 哲学史』の「『加藤尚武著作集第12巻_本文.txt」で『20世紀の思想――マルクスからデリダへ』の仮ゲラ印刷+通読+ファイル修正をつづける。「第六章 社会性と正義」の「ハバーマス――最大の知的情報通」8ページ、スミ。
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『ホメーロス』(古典世界文学1) で『イーリアス』の「第二巻 夢見」のはじめ~。
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きのう受け取ってきた『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の初校校正をチェック。目次の照合とノンブル入れ。注の追加があり、行送りと注番号の修正。ドイツ語のチェックがちゃんとやられていない。加藤さんに戻す必要あり。第二部の始めまでしかできず。

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2019年2月 8日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/8

鈴木さんから「季刊 未来」春号の湯浅博雄さんのランボー論連載4回目の仮ゲラ受取り。
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萩原印刷より『俳優の仕事』第三部の2刷重版訂正の赤字、出校。~引合せ。校了に。
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『加藤尚武著作集第12巻 哲学史』の単行本未収録論文「悪の哲学誌」の鈴木さん作成仮ゲラの通読。4ページ、スミ。ファイル修正は鈴木さんに。~修正のもどりをチェック、追加修正いろいろ。
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加藤尚武さんよりE-mailで『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』解題の加筆原稿届く。~加藤さんにtel入れして、6時半すぎに加藤さん宅へ寄り、解題もふくめた初校校正を受け取り。
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『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「哲学者に関する著作のための準備草案」のつづき~。

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