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2020年8月 9日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2020/8/9

『ミて』151号に目を通す。
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『詩遊』66号に目を通す。冨上芳秀編集・発行。
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宗近真一郎『詩は戦っている。誰もそれを知らない。』のIVの詩論時評のつづき~終り。ようやく読了。宗近の詩論はなじみにくいタームを乱発するクセがあるのでとっつきが悪いが、批評的センスはあるので強引に読ませる膂力がある。しかし主として最近の時評や書評などから成っている本書のような、しかも嵩のある論集は、その対象となっているものが未読のものか既読でも記憶に残っていないようなものが多く、読むのはいささかつらいものがある。書名にも見られるように気の入った論集ではあるのだが、時評というものの性格からかかなり無理して肯定的な読みになっていて本当かなと思えるところもあり、もっと厳しく批判してもいいのではないか。のちに単行本になったわたしの『単独者鮎川信夫』の第二次『走都』連載が二度にわたって論じられていてありがたいのだが、《肩で風を切るような強気の批判論脈》(327頁)などと言われても、そうですかとしか言いようがない。宗近には被拘束的な時評ではなく、みずからの思考の根底をさらすような本格的な詩論を書いてもらいたいと思う。
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菅野昭正先生の連載最終回(第一二回)「時代を映す薔薇――ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』」の通読+ファイル修正のつづき。7ページ分。
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チャールズ・K・オグデン/アイヴァー・A・リチャーズ『意味の意味』(叢書名著の復興)の付録の「C アエネシデムスの記号論」、「D 幾人かの現代人」の1~6、「E 否定的事実について」を読む。付録、終り。

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