« 思考のポイエーシス・日録篇2020/2/18 | トップページ | 思考のポイエーシス・日録篇2020/2/20 »

2020年2月19日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/19

近藤久也詩集『水の匂い』通読。軽い日常のなかに立ち上がってくる何かをこのひとは求めている。《否定を尽くし、微かに在る肯定。それを嗅ぎつけたいという青臭い欲望はしぶとく枯れない。》と「あとがき」に書いているように。
   *
小林康夫『オペラ戦後文化論II』の仮ゲラ通読+ファイル修正つづける。第1部の第四幕「アルバム・モラル/日常異常」のはじめ~第四景。第四幕、スミ。45ページ分。
   *
高橋君がページ区切りをしてくれた『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の本文の一太郎ファイルで索引を抽出。~とりあえずファイルの整形。注の部分の追加と逆引きはあすに。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第三章 純粋理性の理想」の第六節を読む。神(最高存在者としての唯一の根原的存在者)の存在の証明には自然神学的証明<宇宙論的証明<存在論的証明の三通りの道しかないが、いずれも不可能。純粋理性概念による存在論的証明が唯一可能、ということになる。
   *
アリス・アンブローズ編『ウィトゲンシュタイン講義 ケンブリッジ1932-1935年――アリス・アンブローズとマーガレット・マクドナルトのノートより』(講談社学術文庫) の第一部「哲学 ウィトゲンシュタインの講義 1932-1933年」の五~一一。
《言語ゲームは論理を理解するときの手掛かりを与える。》(68ページ)
   *
第20回日本詩人クラブ詩界賞受賞にともない「詩界通信」用に頼まれた受賞著書の内容紹介の文章を「『単独者鮎川信夫』について」として35字×64行の指定通りに書く。印刷して手をくわえ、とりあえず完成。
   *
夏目漱石(三好行雄編)『漱石文明論集』(岩波文庫) の講演「私の個人主義」を読む。国家主義に対する個人主義の主張。漱石の生き方の本音が語られていておもしろい。

|

« 思考のポイエーシス・日録篇2020/2/18 | トップページ | 思考のポイエーシス・日録篇2020/2/20 »

思考のポイエーシス・日録篇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 思考のポイエーシス・日録篇2020/2/18 | トップページ | 思考のポイエーシス・日録篇2020/2/20 »