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2020年2月

2020年2月29日 (土)

思考のポイエーシス・日録2020/2/29

イマニュエル・カント『純粋理性批判 (下)』(岩波文庫) 読みはじめる。「II 先験的方法論」の緒言、第一章「純粋理性の訓練」のはじめ~第一節の途中。
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湯浅博雄さんよりE-mailで『季刊 未来』春号の原稿「ランボー『言葉の錬金術』の詩学を探究するために8 新しい詩的言語の創出の試みII」の原稿とどく。傍点、ルビなどをふくむ簡単なテキスト処理まで。
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夏目漱石(三好行雄編)『漱石文明論集』(岩波文庫) の日記、断片を読む。明治天皇の喫煙にかんする批判、崩御のさいの民の「自粛」などへの露わな批判が見られる。
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アリス・アンブローズ編『ウィトゲンシュタイン講義 ケンブリッジ1932-1935年――アリス・アンブローズとマーガレット・マクドナルトのノートより』(講談社学術文庫) の第二部「黄色本(抜粋) 『青色本』の口述が為されていた時期におけるウィトゲンシュタインの講義および非公式の議論 1933-1934年」の一二~一八節を読む。第二部、読了。
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『現代詩手帖』3月号、読みつぐ。2010年代詩をめぐる若手詩人たちの論考を読むと、懸隔を感じる。問題意識が軽すぎないか。価値観の違いか。同世代にしか関心をもたないようじゃ世代の断絶だな。

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2020年2月28日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/28

萩原印刷・金子さんにE-mailで『季刊 未来』春号の野沢啓「隠喩の暴力性――言語隠喩論」の原稿データを送付。
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『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の初校チェックのつづき。索引を印刷。478ページで収まる。~加藤さんにtel。1時まえに校正を取りに行くと伝える。
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12時45分ごろ、加藤尚武さん宅へ。『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の初校校正を受取り。『季刊 未来』春号に著作集完結にあたっての文章15枚ほどを依頼。3月6日締切で。
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『季刊 未来』春号の仲里効さん、野沢啓の原稿プリントを渡す。『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の校正を確認して責了に。その間に岸顯樹郎さんも来る。『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』のツキモノ原稿持参。確認。デュラス×ミッテラン対談集の装幀プランの相談。3月16日入校で30日見本の予定に変更。訳者あとがきの初校、出校。
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夏目漱石(三好行雄編)『漱石文明論集』(岩波文庫) のエッセイ3本を読む。残るは日記、書簡など。
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『現代詩手帖』3月号、読みつぐ。20代の詩人たちの座談会を読むと、切実さはわかるが、危ういところがいっぱい出てくる。思想をもたない詩人たちのありかたに疑問を感じる。
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アリス・アンブローズ編『ウィトゲンシュタイン講義 ケンブリッジ1932-1935年――アリス・アンブローズとマーガレット・マクドナルトのノートより』(講談社学術文庫) の第二部「黄色本(抜粋) 『青色本』の口述が為されていた時期におけるウィトゲンシュタインの講義および非公式の議論 1933-1934年」の一〇~一一節を読む。

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2020年2月27日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/27

きょうは一日じゅう経理仕事(の予定)。
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坂本佳子さんよりE-mailでデュラス×ミッテラン対談集の著訳者紹介の原稿とどく。ほかに訳者あとがきの修正1箇所。これは入校ずみにつき、ゲラで修正。~「著訳者紹介」のテキスト処理。すこし長いが、そのまま入校することに。萩原印刷・金子さんにE-mailでPDFと佐々木力さんの追加分もあわせて送付。
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仲里効さんより返信E-mailで『季刊 未来』春号の「残余の夢、夢の回流2――友利雅人・未葬のオブセッション」のゲラ校正とどく。~ファイル修正して再印刷。PDF化して原稿とともに萩原印刷・金子さんにE-mailで送付。
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イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の付録「人間理性にもちまえの自然弁証法の究極意図について」のつづき~終り。この巻も読了。
《我々が、自然研究の途中で――それがどこであろうとも、――我々の研究を絶対的に完結したものと見なし、従ってまた理性が、自分の仕事を完全に成就したかのように心得て、爾後の究明を休止するにいたるならば、かかる事態を生ぜしめるような原理は、いずれも怠惰な理性と呼ばれてよい。》(346ページ)
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「隠喩の暴力性――言語隠喩論」のさらなる加筆。仮ゲラ印刷。8ページをすこしオーバーするかも。とにかくあす入校。
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『現代詩手帖』3月号、読みはじめる。とりあえず詩の部分から。
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アリス・アンブローズ編『ウィトゲンシュタイン講義 ケンブリッジ1932-1935年――アリス・アンブローズとマーガレット・マクドナルトのノートより』(講談社学術文庫) の第二部「黄色本(抜粋) 『青色本』の口述が為されていた時期におけるウィトゲンシュタインの講義および非公式の議論 1933-1934年」の九節を読む。

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2020年2月26日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/26

岸顯樹郎さんよりFAXで『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』ツキモノのラフとどく。きのうtelのあったもの。~確認してtel入れ。これで進めてもらうことにし、28日午後に入校の予定。
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きのう通読+テキスト処理をした『季刊 未来』春号の仲里効「残余の夢、夢の回流2――友利雅人・未葬のオブセッション」の仮ゲラ印刷。30行分パンク。PDF化。~仲里効さんにtelして連絡。E-mail添付で送付。
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『季刊 未来』春号の佐々木力「永続革命論から環境社会主義のプログラムへ――マルクス主義の現代的地平2」のゲラ修正を転記。追加分を印刷して貼付。責了に。
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坂本佳子さんからE-mailでとどいたデュラス×ミッテラン対談集の訳者あとがき原稿を印刷+通読+テキスト処理。仮ゲラ印刷3ページ。~萩原印刷・金子さんにE-mail添付でデータとともに送付。~坂本さんにtel入れ。入校したこと。著訳者略歴原稿を早めに送ってくれるよう伝える。
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「詩界通信」用の「『単独者鮎川信夫』について」をPDF化して、原稿データとともに待望社にE-mailで送稿。略歴は貼付。編集担当の原さんにはE-mailが戻ってきたのでFAX。
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イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の付録「人間理性にもちまえの自然弁証法の究極意図について」のはじめ~。
《理性統一は体系の統一である。そしてこの体系的統一は、対象そのものに統一を与えるための客観的原則としてではなくて、対象のいっさいの可能的認識に体系的統一を与えるための主観的格律としてのみ理性に役立つのである。》(338ページ)
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『現代詩手帖』3月号とどく。日本近代文学館のレヴュー「詩を書く行為の現場」掲載。
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夏目漱石(三好行雄編)『漱石文明論集』(岩波文庫) のエッセイ3本を読む。漱石の旺盛な批判精神は見るべきものがある。
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「言語隠喩論3」を「隠喩の暴力性――言語隠喩論」として、注を一括して後ろにまとめる。『季刊 未来』用に仮ゲラ印刷。8ページであと18行の追加が可能ということがわかる。~15行ほど加筆して、とりあえず完成。28日に入校予定。
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アリス・アンブローズ編『ウィトゲンシュタイン講義 ケンブリッジ1932-1935年――アリス・アンブローズとマーガレット・マクドナルトのノートより』(講談社学術文庫) の第二部「黄色本(抜粋) 『青色本』の口述が為されていた時期におけるウィトゲンシュタインの講義および非公式の議論 1933-1934年」の四~八節。

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2020年2月25日 (火)

思考のポイエーシス・日録2020/2/25

アリス・アンブローズ編『ウィトゲンシュタイン講義 ケンブリッジ1932-1935年――アリス・アンブローズとマーガレット・マクドナルトのノートより』(講談社学術文庫) の第二部「黄色本(抜粋) 『青色本』の口述が為されていた時期におけるウィトゲンシュタインの講義および非公式の議論 1933-1934年」の一~三節。
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「詩界通信」用の「『単独者鮎川信夫』について」を35字×33行×2段形式に印刷。あすPDFを作成して、「著者略歴」原稿とともに担当者に送ることとする。
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仲里効さんよりE-mailで『季刊 未来』春号の差替え原稿「残余の夢、夢の回流2――友利雅人・未葬のオブセッション」とどく。~とりあえず印刷とテキスト変換。ざっと流し込んでみると1ページ弱オーバーしている。どうしてピッタリと思ったのか。通読とタグ付け。あす仲里さんにPDFを送る予定。
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夏目漱石(三好行雄編)『漱石文明論集』(岩波文庫) のエッセイ4本を読む。漱石の博士号辞退のことなど。
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「言語隠喩論3」の原稿の読み直しと加筆修正。『季刊 未来』の組み方でざっと流し込んでみると、8ページに10数行分の不足になりそうだということがわかる。

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2020年2月24日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/24

イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の付録「純粋理性の理念の統整的使用について」のつづき~終り。
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夏目漱石(三好行雄編)『漱石文明論集』(岩波文庫) の講演「教育と文芸」を読む。
《日本における文学といえば先【まず】小説戯曲であると思います。》(190ページ)
漱石にしてこんなことを言っている。
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きのう書きはじめた「言語隠喩論3」の原稿の読み直しと加筆。さらにとりあえず終りまで一気に26枚半ほど書く。これだと『季刊 未来』春号に8ページ分として掲載可能。

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2020年2月23日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/23

加藤尚武さんに『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の人名索引PDFをE-mailで送付。
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谷内修三の「詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)」(https://bit.ly/2SOY7Je)で第二次「走都」4号の「世界という隠喩――言語隠喩論」への長い感想(批判)を書いてくれている。いかにも谷内らしいレスポンスだ。なんであれ、批評してくれることは力になる。
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イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の付録「純粋理性の理念の統整的使用について」の途中まで読む。
《理性は決して直接に対象に関係することなく、つねに悟性にのみ関係し、また悟性を介してのみ理性自身の経験的使用に関係するのである。理性は、(対象の)概念を_¨創る¨_のではなくてこれらの概念を_¨整頓¨_しまたこれに統一を与えるのである。……悟性が対象における多様なものを概念によって結合するのと同じく、理性はまた多様な概念を理念によって結合するわけである。つまり理性は集合的統一を悟性作用の目標として設定するのである。》(306ページ)
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夏目漱石(三好行雄編)『漱石文明論集』(岩波文庫) の講演「模倣と独立」のつづき~終り。〈オリヂナル〉〈インデペンデント〉のすすめ。さらに講演「無題」を読む。東京高等工業学校での講演。工学系学生を前に文芸家におけるpersonalityの主張。言いたい放題を言っている。
   *
湯浅博雄さんよりE-mailで本と雑誌のお礼、「言語隠喩論」をおもしろく読んだとの感想、『季刊 未来』春号の原稿締切りを2月末と勘違いしていたとのこと。それでいいのだが。~返信E-mailでお礼と2月末でいいので、すぐにも送ってほしいと返事。
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アリス・アンブローズ編『ウィトゲンシュタイン講義 ケンブリッジ1932-1935年――アリス・アンブローズとマーガレット・マクドナルトのノートより』(講談社学術文庫) の第一部「哲学 ウィトゲンシュタインの講義 1932-1933年」の二八~三六節。第一部、終り。
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「言語隠喩論3」の原稿、書きはじめる。書き出しの部分、2枚半。

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2020年2月22日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/22

イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第三章 純粋理性の理想」の第七節を読む。理性の思弁性にもとづく神学の不可能性が論じられる。これで第二部~第二篇~第三章、読了。
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樋口武二詩集『雨の部屋――水にまつわる幾つかのnocturne』読みつぐ。読了。夢と記憶のもつれるような錯綜のなかでもがく主体の曖昧さを記述するこの詩人特有の世界。切れるようで、つながっているような連作だが、ちょっと類型的になっていないか。読了するのに3日もかかった。
   *
『タルタ』50号に目を通す。田中裕子編集。
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先日書いた「詩界通信」用に頼まれた受賞著書の内容紹介の文章「『単独者鮎川信夫』について」を読み直し、わずかな加筆修正をして完成。著者略歴(200字以内)も作成。
   *
アリス・アンブローズ編『ウィトゲンシュタイン講義 ケンブリッジ1932-1935年――アリス・アンブローズとマーガレット・マクドナルトのノートより』(講談社学術文庫) の第一部「哲学 ウィトゲンシュタインの講義 1932-1933年」の一七~二七節。
《私の方法は一貫して言語における誤謬を指摘することにある。私はそのような誤謬を指摘する活動に対して「哲学」という語を用いようと思う。》(99ページ)
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夏目漱石(三好行雄編)『漱石文明論集』(岩波文庫) の講演「模倣と独立」のはじめ~。一高での講演。

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2020年2月21日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/21

小林康夫『オペラ戦後文化論II』の仮ゲラ通読+ファイル修正つづける。第1部の補遺「Inochi の地形」、スミ。さらに第2部の沖縄写真家シリーズ〈琉球烈像〉についての4本分、もスミ。38ページ分。これですべて読了。脚注はポイエーシス脚注形式で印刷し直し。小林さんにメッセージを付けてレターパックで仮ゲラ一式を送付。
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『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』のツキモノ原稿を作成。~FLEX・渡邉さんにE-mailで送付。~岸顯樹郎さんにtel。あわせてデュラス×ミッテラン対談本の装幀も依頼。
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『週刊読書人』2月21日号とどく。岡本勝人が『単独者鮎川信夫』『発熱装置』の長い書評を書いてくれる。ただし批評というより紹介。何を言いたいのかよくわからない。
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萩原印刷・金子さんよりE-mailで『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の人名索引の初校PDF8ページとどく。

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2020年2月20日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/20

『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の人名索引データの逆引きチェック。目次ノンブルの確認と記入。あわせて注の部分の人名索引への追加。説明項目から項目説明をコピー&ペーストして完成。印刷。データはE-mailで萩原印刷・金子さんに送付。
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仲里効さんよりE-mailで第20回日本詩人クラブ詩界賞のお祝いとともに『季刊 未来』春号の原稿「残余の夢、夢の回流2――友利雅人・未葬のオブセッション」とどく。~とりあえず印刷。
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6時すぎ、萩原印刷・金子さん、来社。デュラス×ミッテラン対話の初校持参。208ページ。坂本佳子さんにtel。7時半に千歳船橋駅改札にて渡すことに。~のち、初校ほか渡す。校正は1週間で戻してもらうことに。
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アリス・アンブローズ編『ウィトゲンシュタイン講義 ケンブリッジ1932-1935年――アリス・アンブローズとマーガレット・マクドナルトのノートより』(講談社学術文庫) の第一部「哲学 ウィトゲンシュタインの講義 1932-1933年」の一二~一六節。
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小林康夫『オペラ戦後文化論II』の仮ゲラ通読+ファイル修正つづける。第1部の第五幕「FUROR SANCTUS/あるいは雪降る迷宮」、スミ。33ページ分。一場分、欠落ありか。

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2020年2月19日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/19

近藤久也詩集『水の匂い』通読。軽い日常のなかに立ち上がってくる何かをこのひとは求めている。《否定を尽くし、微かに在る肯定。それを嗅ぎつけたいという青臭い欲望はしぶとく枯れない。》と「あとがき」に書いているように。
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小林康夫『オペラ戦後文化論II』の仮ゲラ通読+ファイル修正つづける。第1部の第四幕「アルバム・モラル/日常異常」のはじめ~第四景。第四幕、スミ。45ページ分。
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高橋君がページ区切りをしてくれた『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の本文の一太郎ファイルで索引を抽出。~とりあえずファイルの整形。注の部分の追加と逆引きはあすに。
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イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第三章 純粋理性の理想」の第六節を読む。神(最高存在者としての唯一の根原的存在者)の存在の証明には自然神学的証明<宇宙論的証明<存在論的証明の三通りの道しかないが、いずれも不可能。純粋理性概念による存在論的証明が唯一可能、ということになる。
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アリス・アンブローズ編『ウィトゲンシュタイン講義 ケンブリッジ1932-1935年――アリス・アンブローズとマーガレット・マクドナルトのノートより』(講談社学術文庫) の第一部「哲学 ウィトゲンシュタインの講義 1932-1933年」の五~一一。
《言語ゲームは論理を理解するときの手掛かりを与える。》(68ページ)
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第20回日本詩人クラブ詩界賞受賞にともない「詩界通信」用に頼まれた受賞著書の内容紹介の文章を「『単独者鮎川信夫』について」として35字×64行の指定通りに書く。印刷して手をくわえ、とりあえず完成。
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夏目漱石(三好行雄編)『漱石文明論集』(岩波文庫) の講演「私の個人主義」を読む。国家主義に対する個人主義の主張。漱石の生き方の本音が語られていておもしろい。

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2020年2月18日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/18

小林康夫『オペラ戦後文化論II』の仮ゲラ通読+ファイル修正つづける。第1部の第二幕「East Meets West」の第三場。第二幕、スミ。つづけて間狂言 「NIPPON CHA CHA CHA!」スミ。第三幕「内庭幻想」の第一場~第三場。第三幕もスミ。79ページ分。
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『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の索引作成用に加藤さんから届いている新規人名追加分25人を「加藤尚武著作集人名索引項目(全巻共通).txt」に増補。
   *
八木幹夫『渡し場にしゃがむ女――詩人西脇順三郎の魅力』読了。西脇の詩について認識をあらたにした。
   *
『void』第二次創刊号に目を通す。原田道子編集。
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日本詩人クラブの選考委員会(三賞担当理事)より第20回日本詩人クラブ詩界賞の決定通知。贈呈式とパーティでの紹介者2人の連絡を3月3日までに。顔写真を送ってくれ、とのこと。別便で決定通知と「詩界通信」用に略歴(200字以内)と受賞作品内容紹介文(35字×64行)の送付依頼。3月7日締切。
   *
「『走都』読書欄.txt」に八木幹夫『渡し場にしゃがむ女――詩人西脇順三郎の魅力』について、さらには現代詩文庫版『松下育男詩集』、郷原宏『胡堂と啄木』についてもそれぞれ400字書評を書く。
 八木幹夫『渡し場にしゃがむ女――詩人西脇順三郎の魅力』評――
《 以前に贈ってもらったままになっていたが、いまごろになってやっと読ませてもらった。西脇順三郎の詩はひととおりしか読んでいなかったので、その詩と人物を理解するうえでこの本はおおいに役に立った。講演が基本になっているせいか読みやすく、引用も豊富。八木の西脇への傾倒が必ずしも初期からのものでなく、あるとき西脇の詩の根底にある表現の新しさ、融通無碍な精神を発見し、人生の危機を救われたという話が出てくる。/ ヨーロッパ帰りのモダニストでありシュールレアリスムやダダイスムの洗礼を浴びた詩人としてデビューした西脇は、戦前戦中期の十年を沈黙してやりすごし、戦後『旅人かへらず』で復活したが、『荒地』の領導する戦後詩のなかでは異色な存在でしかなかった。だからといって、いたずらに『荒地』への対抗勢力としてかつぎだすべき存在ではない。この本はそういう邪念を払って西脇の詩の魅力をストレートに語っており、わたしも認識をあらたにすることができた。》
 現代詩文庫版『松下育男詩集』評――
《 長いこと沈黙していた松下育男の復活を象徴する一冊。松下とはさきごろ亡くなった岡田幸文を介して古くからのつきあいだが、不幸もあって現代詩の世界から離れていたようだ。しばらく前から同人誌などで復帰していたことは知っていたが、二年ほど前の辻征夫さんを偲ぶ会で久しぶりにことばを交わした。その後の活躍ぶりは目を瞠るばかり。/ この現代詩文庫版には初期からの詩集の再録はもちろんだが、『現代詩手帖』で連載した「初心者のための詩の書き方」という一〇〇の断片は、初心者にかぎらず詩を書く者にとっては基本中の基本とも言うべき、書くことの心得集と言うべきだろう。松下でなければ書けない洞察をはらんでおり、ときにこっそり振り返ってみるべき詩の原点とも言える。SNSなどでも同様の発言をしていて、ちょっとどうかなと思わせるところもあるが、目が離せない。上手宰の「解説」は秀逸。》
 郷原宏『胡堂と啄木』評――
《 石川啄木と『銭形平次』で知られる野村胡堂は岩手県立盛岡中学校(現在の盛岡第一高校)の、年の離れた同級生だった。ほかにも金田一京助や海軍大臣、陸軍大臣や実業界の大物がほぼ同時期に在籍した、稀にみる地方中学だった。この本は評伝を書かせたらほかにいないというほどの名人芸を誇る著者による啄木と胡堂の対比列伝と言っていい。二六歳で窮乏のなかで早世した啄木と八〇歳まで流行作家として長者番付にも名をつらねた胡堂とではあまりにも境遇に違いがあるが、にもかかわらず、中学時代はふたりが中心になってストライキを起こすなど、以後の東京生活での関わりも深かった。/ そのあたりの機微を、啄木を中心におきながら、郷原一流の綿密な資料整理をふまえた緻密な心理分析、卓抜な人間解釈でおもしろく読ませてくれる。啄木の自己中心的な行動や振舞いにはあきれるほどで、若かったとはいえ共感できない面を郷原は厳しく指摘している。文学の不条理な一面を知ることができる。》
   *
アリス・アンブローズ編『ウィトゲンシュタイン講義 ケンブリッジ1932-1935年――アリス・アンブローズとマーガレット・マクドナルトのノートより』(講談社学術文庫) 読みはじめる。「内容通覧」はとばし、「日本語版序文」「編者まえがき」と、第一部「哲学 ウィトゲンシュタインの講義 1932-1933年」の一~四。




 








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2020年2月17日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/17

1時まえ、萩原印刷へ。『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』初校465ページを受取り。~1時すぎ、加藤尚武さん宅へ、ゲラ届ける。~2時半すぎ、帰社。さっそく高橋君に索引用ページ区切りを始めてもらう。
   *
小林康夫『オペラ戦後文化論II』の仮ゲラ通読+ファイル修正つづける。第1部の第二幕「East Meets West」の第二場、スミ。
   *
日本詩人クラブのホームページ(https://bit.ly/2SOzFGJ)で詩人クラブ三賞決定の報告掲載される。『単独者鮎川信夫』が第20回日本詩人クラブ詩界賞受賞。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第三章 純粋理性の理想」の第五節を読む。神の存在の宇宙論的証明の不可能性について。
《実在する物一般の根拠としては何か必然的なものを考えざるをえないにせよ、しかし我々はいかなる物をもそれ自体必然的なものと考える権能をもたないとすると、必然性と偶然性とは物そのものに関係するようなものであってはならないという結論がそこから出てくることは必至である、さもないと矛盾が生じるからである。したがってこれらの両原則はいずれも客観的な原則ではなくて、せいぜい理性の主観的原理にすぎない。》(281ページ)
   *
八木幹夫『渡し場にしゃがむ女――詩人西脇順三郎の魅力』読みつぐ。

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2020年2月16日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/16

『Donc』3号に目を通す。谷合吉重個人編集誌。
   *
小林康夫『オペラ戦後文化論II』の仮ゲラ通読+ファイル修正つづける。第1部の第一幕「黄金疾走」第三場。第一幕、スミ。つづけて第二幕「East Meets West」の第一場、スミ。
   *
日本詩人クラブの佐相さんからtel。『単独者鮎川信夫』が日本詩人クラブ詩界賞を受賞したとのお知らせ。授賞式は4月5日(日)14時より東京グランドホテルにて。
   *
L'Ancient Testament (La Gene`se, L'Exode, Le Cantique des cantiques illustre+' par Marc Chagall) でL'Exodeの29章(主は燔祭の儀を細かく指示する)を読む。
   *
『ウィトゲンシュタイン全集8』で『哲学探究』の第二部のxiの途中~xivを読み、再読終わる。これで言語隠喩論の3本目の論を書く準備はほぼ整った。
《哲学の全霊魂が言語論の一滴へと凝縮する。》(443ページ)
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第三章 純粋理性の理想」の第四節を読む。神の存在論的証明の不可能性について。
   *
夏目漱石(三好行雄編)『漱石文明論集』(岩波文庫) の講演「文芸と道徳」を読む。浪漫主義と自然主義の批判。
   *
八木幹夫『渡し場にしゃがむ女――詩人西脇順三郎の魅力』読みつぐ。

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2020年2月15日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/15

夏目漱石(三好行雄編)『漱石文明論集』(岩波文庫) の講演「現代日本の開化」の途中~終り。さらに講演「中味と形式」も読む。漱石の講演はかなり楽屋落ち的なところがある。またいわゆる「学者」への批判は手厳しい。
   *
八木幹夫『渡し場にしゃがむ女――詩人西脇順三郎の魅力』読みはじめる。最初の2論考を読む。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第三章 純粋理性の理想」の第三節を読む。
   *
『ウィトゲンシュタイン全集8』で『哲学探究』の第一部617節~693節を読む。第一部、読了。つづけて第二部のi~xiの途中。

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2020年2月14日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/14

小林康夫『オペラ戦後文化論II』の仮ゲラ通読+ファイル修正をはじめる。注を別ファイルに分離。第1部の「前奏曲」~第一幕「黄金疾走」第二場。
   *
『どぅるかまら』27号に目を通す。瀬崎祐編集誌。
   *
水谷君、高橋君と加藤尚武著作集内容見本最終版の作成の検討。前回と同じA3折り返し版、プリントパックで5000枚作成。大雑把なプランを立て、既成データを高橋君に渡し、基本設計をしてもらう。
   *
『週刊読書人』2月14日号とどく。鹿野政直『八重洋一郎を辿る――いのちから衝く歴史と文明』の書評「石垣島と詩の闘い」掲載。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第三章 純粋理性の理想」の第一節~第二節を読む。
   *
『ウィトゲンシュタイン全集8』で『哲学探究』の第一部416節~616節を読む。
   *
夏目漱石(三好行雄編)『漱石文明論集』(岩波文庫) 読みはじめる。講演「現代日本の開化」の途中まで。

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2020年2月13日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/13

小林康夫『オペラ戦後文化論II』の未整形ファイルをとりあえず印刷、ポイエーシス18行形式で298ページ分。これは注もふくむので、本文は1割ほど減る見込み。目次、扉などの前付け部分を追加。
   *
2時半すぎ、萩原印刷へ。『デュラス・ミッテラン対話 パリ六区デュパン街の郵便局』仮ゲラ渡し。『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』初校は17日1時までに出校。
   *
『図書』2月号に目を通す。高橋三千綱のガンとの「ほったらかし療法」の闘い、長谷川櫂の漱石『こころ』の解釈(「先生」の高等遊民としての生き方と明治国家主義への後退としての自殺という末路の指摘)を評価したい。
   *
『αρχη』21号に目を通す。井野口慧子さんが亡くなったことを知る。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第二章 純粋理性のアンチノミー」の第九節のIVを読む。第二章、終り。
   *
『イリプスIInd」の松尾さんよりE-mailで詩「底の割れない話」のゲラPDFとどく。~PDFを印刷して読み直し。~返信E-mailで、とくに訂正はないが、冒頭の《を天付きにしたい、と返事。
   *
『ウィトゲンシュタイン全集8』で『哲学探究』の第一部270節~415節を読む。
《わたくしが言語で考えているとき、言語的表現と並んでさらに〈意味〉がわたくしの念頭に浮かんでいるのではない。言語そのものが思考の乗り物なのである。》(212ページ)

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2020年2月12日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/12

『UP』2月号に目を通す。
   *
きのうファイル修正の終わった『デュラス・ミッテラン対話 パリ六区デュパン街の郵便局』の本文、原注、訳注を42字×16行で印刷。本文87枚、注30枚。組み指定書(「『デュラス・ミッテラン対話』組体裁.txt」)を作成&印刷。とりあえずこれで入校可能になる。原稿のデータはとりあえず萩原印刷・金子さんに送付。
   *
『孔雀船』95号に目を通す。望月苑巳編集誌。
   *
『ウィトゲンシュタイン全集8』で『哲学探究』の161節~269節を読む。
《ある文章を理解するということは、ある言語を理解するということ。ある言語を理解するということは、ある技術に通暁するということ。》(161ページ)
《わたくしは、現状のあるがままに、たとえば誰もしないようなゲームを発明することができる。――しかし、人類が一度もゲームをしたことがないのに、あるとき誰かがあるゲームを――それは、そのときもちろん一度も行なわれたことのないゲームであるが――発見した、というようなことも可能なのであろうか。》(163ページ)
 もちろん可能である。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第二章 純粋理性のアンチノミー」の第九節のIIIを読む。
《自由は、自然必然性におけるとはまったく種類を異にする条件に関係することが可能であるから、自然必然性の法則が自由を触発するということはない、したがって自然必然性の法則と自由とは互いに無関係に、また互いに妨害しあうことなく成立し得る、と。》(228ページ)

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2020年2月11日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/11

デュラス・ミッテラン対談集の仮ゲラの赤字のファイル修正つづける。補遺の「ラスパイユ通りの永遠の別れ」「デュパン街の郵便局」も終わり、すべてスミ。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第二章 純粋理性のアンチノミー」の第九節のI~IIを読む。
   *
冨上芳秀詩集『芭蕉の猿の面』通読。400字書評を「『走都』読書欄」に書く。
《 冨上芳秀の詩はほとんど同じパターンの散文詩であり、エロ・グロ・ナンセンス、あるいは狂想・妄想、さらには駄洒落とも言うしかない地口、語呂合せ、そしてときには世界各地もふくむ旅先での風景や出会いの叙述などによって構成されている。今回の詩集もそうだが、基本的に一ページに一篇という分量的にもパターン化されており、もうちょっと変化がつけられないものかと注文したくなる。/ ひとことで言えば、マンネリズムなのだが、こうした型を前提にしないと冨上のポエジーは発動しないのだろう。「他者から見れば、狂気のように見えるかもしれないが、このようにしか私は生きられないのである」と「後記」で冨上が書くのはそういう意味なのだ。だからこそ〈おまえは生きていく結果を否定はしないで死ぬまで生きていく存在なのだ。〉(「人生の内臓」末尾)とあるのが冨上の心底からの叫びのように聞こえてくるのである。》
と。
   *
L'Ancient Testament (La Gene`se, L'Exode, Le Cantique des cantiques illustre+' par Marc Chagall) でL'Exodeの28章(主は祭司のための衣服を細かく指定する)を読む。
   *
『ウィトゲンシュタイン全集8』で『哲学探究』の59節~160節を読む。
《その〔思考の〕本質、論理はひとつの秩序、しかも世界のア・プリオリな秩序、ないしは世界と思考に共通でなくてはならないような_¨可能性¨_の秩序、を描き出す。しかし、この秩序は_¨最高に単純¨_でなくてはならないように見える。それはすべての経験に_¨先立って¨_おり、全経験を貫き通っているのでなくてはならない。》(93-94ページ)

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2020年2月10日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/10

『ミて』149号に目を通す。
   *
デュラス・ミッテラン対談集の仮ゲラの赤字のファイル修正つづける。第5章「ヌーヴェル・アングレーム」のつづき~終り。
   *
『ウィトゲンシュタイン全集8』で『哲学探究』の51節~58節を読む。

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2020年2月 9日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/9

桂川幾郎詩集『わたし は わたし か ?』通読。古い詩集。軽いノリの短詩が多く、あっさりと読めてしまう。
   *
思潮社・高木君より返信E-mailで夜中に送った『現代詩手帖』3月号の日本近代文学館のレヴュー原稿の追加と修正を受取りの返事。これで進めたい、と。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第二章 純粋理性のアンチノミー」の第八節~第九節のはじめ。
   *
デュラス・ミッテラン対談集の仮ゲラの赤字のファイル修正つづける。第5章「ヌーヴェル・アングレーム」のつづき。
   *
『ウィトゲンシュタイン全集8』で『哲学探究』の25節~50節を読む。

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2020年2月 8日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/8

桂川幾郎詩集『偶然【たまたま】という名の現在【いま】なの』通読。いのちという問題にこだわりをみせた詩集と言えようか。同年齢のものとして感慨が湧く。『単独者鮎川信夫』『発熱装置』を読んで送ってくれたもの。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第二章 純粋理性のアンチノミー」の第六節~第七節を読む。
   *
デュラス・ミッテラン対談集の仮ゲラの赤字のファイル修正つづける。第5章「ヌーヴェル・アングレーム」のつづき。
   *
フランス著作権事務所より "Le Bureau de Poste de la Rue Dupin et autres entretiens" の契約書とどく。
   *
下北沢の“ほん吉”でルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン『反哲学的断章――文化と価値』、アリス・アンブローズ編『ウィトゲンシュタイン講義 ケンブリッジ1932-1935年――アリス・アンブローズとマーガレット・マクドナルトのノートより』(講談社学術文庫)を買う。
   *
夕方、恵比寿で仏文科の旧友たちと会い菅野昭正先生の卒寿を祝う食事会に参加。終了後も遅くまで二次会。
   *
思潮社の高木君よりtel&E-mailで『現代詩手帖』用に書いた日本近代文学館のレヴュー原稿のゲラPDFを送るので、さらなる追加および修正ができないか、との相談。~ゲラPDFを印刷。6行分削除して10行分190字弱を加筆。高木君にE-mailで返信。
   *
『ウィトゲンシュタイン全集8』で『哲学探究』の19節~24節を読む。

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2020年2月 7日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/7

萩原印刷・金子さん、来社。『暗黒の大陸――ヨーロッパの20世紀』3刷、『俳優の仕事』第一部4刷、第二部3刷の訳者略歴、奥付、売上げスリップのゲラ、持参。校正してすぐ戻す。『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の仮ゲラ渡す。デュラス・ミッテラン対談集の仮ゲラ渡しはできれば10日に。
   *
八木幹夫さんよりtel。第二次『走都』のお礼と『単独者鮎川信夫』『発熱装置』の感想いろいろ。ブリタニカの年鑑時評でなにか書いてくれたとのこと。E-mailで送るので、メールアドレスを教える。~その後、メッセージでいろいろ。ブリタニカの年鑑時評のPDFとどく。『発熱装置』『単独者鮎川信夫』について触れてくれている。
   *
デュラス・ミッテラン対談集の仮ゲラの赤字のファイル修正つづける。第4章「アフリカ、アフリカ」の途中~第5章「ヌーヴェル・アングレーム」の途中まで。
   *
『現代詩手帖』2月号で残しておいた「世界を描くための喩」という座談会を読む。あまり期待していなかったとおり、隠喩と換喩をめぐるおしゃべり。物事の本質がとらえられていない。
   *
「みすず」1/2月号(読書アンケート特集)、入手。~知人のものを中心にざっと目を通す。発見はあまり多くなかった。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第二章 純粋理性のアンチノミー」の第四節、第五節を読む。
《理念というものは、それだけとして別個に考えられる場合よりも、その理念が適用された場合やまた適用の結果をみるほうが、その虚偽をいっそうはっきり暴露するものである。》(164ページ)
   *
『ウィトゲンシュタイン全集8』で『哲学探究』の再読はじめる。18節まで。

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2020年2月 6日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/6

『週刊読書人』の明石さんより返信E-mailできのう送った書評「石垣島と詩の闘い」の掲載の件。掲載時期はすこし先になる、と。~のち、E-mailでページにアキが出たのですぐ掲載できるとのことでゲラのPDFとどく。印刷して一部修正。~明石さんにFAX&telで連絡。
   *
きのう日本現代詩人会から届いた第38回現代詩人賞候補の承諾書を担当理事の宮崎享というひとに返送。
   *
『散会』1号に目を通す。福島直哉個人誌。詩と批評で、批評がラディカルな問題意識をもっていて感度がいい。鮎川信夫について「あとがき」で触れているが、『単独者鮎川信夫』は読んでいないようだ。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の高橋君修正の赤字ファイルをチェック+追加修正。修正が少ないので、すべてスミ。注は印刷し直し。~萩原印刷・金子さんにE-mailで本文と注の入校用原稿を送付。
   *
中国新聞社・佐田尾さんから郷原宏『岸辺のない海 石原吉郎ノート』書評掲載の「中国新聞」2月2日号送ってくれる。郷原さんと同郷とのこと。
   *
デュラス・ミッテラン対談集の仮ゲラの赤字のファイル修正つづける。第4章「アフリカ、アフリカ」の途中~。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第二章 純粋理性のアンチノミー」の第三節を読む。
《常識は、たびたび使用することによって自分に慣れてしまったことを、すでに知っていると思いこむのである。》(153ページ)
   *
『現代詩手帖』2月号、読みはじめる。

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2020年2月 5日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/5

萩原印刷・金子さんよりtel。きのう渡した『季刊 未来』春号の佐々木力短期連載原稿2回目「永続革命論から環境社会主義のプログラムへ――マルクス主義の現代的地平2」の原稿データを渡していなかったとのこと。まだ仮ゲラだった。~データを修正してE-mailで送付。~金子さんよりE-mailで『暗黒の大陸――ヨーロッパの20世紀』3刷の重版訂正のPDFとどく。新規の4箇所+奥付けの確認。広告で『ヨーロッパの内戦』を差し替えで入れることにし、金子さんにE-mailで送付。
   *
高橋君から『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の著者校正のファイル修正終了分を受取り。
   *
坂本佳子さんからE-mailでデュラス・ミッテラン対談集の第4章の修正ファイルとどく。~きのう受け取った仮ゲラの修正を再開。原注と訳注を別ファイルにする。3章までの追加修正のあと、第4章「アフリカ、アフリカ」の途中まで。
   *
『一冊の本』1月号に目を通す。佐藤優が「客観的にみて安倍政権はよくやっている」と言語道断なことを言っている。危険な人物だ。朝日もどうかしている。
   *
竹中英俊さんがFacebookで第二次『走都』4号の表紙写真を入れて紹介してくれる。「旺盛なる表現意欲」と。
   *
日本現代詩人会より「第38回現代詩人賞の候補について」として詩集『発熱装置』が候補にあがっているとの連絡。承諾書の返信の要請あり。こういう賞の対象者の年齢になったということか。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第二章 純粋理性のアンチノミー」の「第二節 純粋理性の矛盾論」の第四アンチノミー(必然的存在者について)を読む。第二節、終り。
   *
ルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』再読つづき~終り。
《5.6 _¨わたくしの言語の限界¨_は、わたくしの世界の限界を意味する。》(168ページ)
《5.61 ……思考できぬものを、思考することはできない。かくして、思考できぬものを、_¨語る¨_こともまたできない。》
《5.62 ……世界とは_¨私の¨_世界である、という事実は、_¨この言語¨_(わたくしが理解する唯一の言語)の限界がとりもなおさず_¨私の¨_世界の限界を意味するという、その点に現われる。》
《5.63 私とはわたくしの世界にほかならぬ。(つまり、小宇宙。)》(169ページ)
《6.41 世界の意味は世界を越えたところに求められるにちがいない。世界の中にすべてはあるがままにあり、生起するがままに生起する。……》(195ページ)
《7 語りえぬものについては、沈黙しなければならない。》(200ページ)

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2020年2月 4日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/4

10時15分ごろ、浜田山の“ジョナサン”へ。坂本佳子さんと会い、デュラス・ミッテラン対談集の仮ゲラ、第4章以降の分を受取り。書名、訳注の処理など打合せ。~のち、E-mailで修正データその他とどく。
   *
11時半すぎ、萩原印刷へ。『暗黒の大陸――ヨーロッパの20世紀』の3刷用訂正、『俳優の仕事』第一部4刷、第二部3刷用の訂正も渡す。『季刊 未来』春号の佐々木力短期連載原稿2回目「永続革命論から環境社会主義のプログラムへ――マルクス主義の現代的地平2」のゲラ戻し。『公共性の構造転換』のツキモノ印刷と製本も依頼。部数等の打合せ。第二次『走都』4号230部、受取り。~のち発送もすませる。143通。
   *
12時15分すぎ、加藤尚武さん宅へ。『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の仮ゲラ校正を受取り。
   *
『走都』の次号からあたらしく「『走都』書評コーナー」を設定し、まず最初に鹿野政直『八重洋一郎を辿る――いのちから衝く歴史と文明』をとりあげる。原則的には400字書評とするが、今回は3枚弱になる。メインタイトルは「石垣の詩人の詩の闘い」とする。
   *
『大学出版』121号に目を通す。「まだ本なんか読んで(書いて)いるの」という研究者がいるそうだ。本ではなく雑誌執筆が主導となる〈ジャーナル駆動型研究〉と呼ばれる学問研究の安上がりな査定が学問を蹂躙している惨状が報告されている。困ったことだ。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第二章 純粋理性のアンチノミー」の「第二節 純粋理性の矛盾論」の第三アンチノミー(原因性と自由について)を読む。
   *
『Down Beat』15号に目を通す。
   *
『たぶの森』4号に目を通す。村野美優個人誌。
   *
ルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』再読つづける。

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2020年2月 3日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/3

『季刊 未来』春号の佐々木力短期連載原稿2回目「永続革命論から環境社会主義のプログラムへ――マルクス主義の現代的地平2」の仮ゲラ修正を赤字転記。コピーであす萩原印刷へもどす。
   *(
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の著者解題のテキスト処理+通読、16ページ、スミ。仮ゲラ印刷をして加藤さんにE-mailでPDFを送付。tel入れで連絡も。あす昼まえに仮ゲラ受取りに行くことに。
   *
萩原印刷デジタル事業部の三田さんにtel。未來社ホームページでの『季刊 未来』の情報の更新について教えてもらう。~さっそく2020年冬号のデータをアップ。
   *
網谷龍介さんにtel。『暗黒の大陸――ヨーロッパの20世紀』3刷用訂正の件。これからE-mailで送ろうとしていたとのこと。~網谷さんからE-mailで訂正とどく。新たなものは4つだけ。以前の分とあわせてあす萩原印刷へ。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第二章 純粋理性のアンチノミー」の「第二節 純粋理性の矛盾論」の第二アンチノミー(単純さと合成物、あるいは原子と全体について)を読む。
   *
ルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』再読つづける。
《4.112 哲学の目的は、思想の論理的な浄化にある。/哲学とは理論でなく、行動である。/哲学の著作は、本来、註釈からなりたつ。/「哲学的な諸命題」が哲学の成果ではない。それらの諸命題の明確化に哲学の成果がある。……》(106ページ)
《4・115 哲学は、語りうるものを明晰に表現することによって、語りえぬものを示唆するにいたる。》
《4・116 およそ考えうるものは、ことごとく明晰に考えうる。いい表わしうるものは、ことごとく明晰にいい表わしうる。》(107ページ)
   *
鹿野政直『八重洋一郎を辿る――いのちから衝く歴史と文明』の六の途中~終り、「あとがき」まで読了。思うところ多く、なんらかの書評のかたちで書くことにする。

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2020年2月 2日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/2

デュラス・ミッテラン対談集の仮ゲラの赤字のファイル修正つづける。「第3章 空と大地」の途中~終り。残りの校正は未着。坂本佳子さんにtelすれどもつながらず。訂正が多すぎるので、これじゃ4日入校は不可能か。
   *
郷原宏さんよりE-mailで『岸辺のない海 石原吉郎ノート』書評がきょうの「中国新聞」(佐田尾信作氏評)に掲載されたとのことでPDFとどく。石原のエピソードがいろいろ紹介されている。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第二章 純粋理性のアンチノミー」の「第二節 純粋理性の矛盾論」のはじめ~第一アンチノミー(時間と空間について)を読む。
   *
鹿野政直『八重洋一郎を辿る――いのちから衝く歴史と文明』の四の途中~六の途中。
   *
ルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』再読つづける。

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2020年2月 1日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2020/2/1

『KANA』26号に目を通す。高良勉編集誌。沖縄の詩人が中心。
   *
デュラス・ミッテラン対談集の仮ゲラの赤字のファイル修正つづける。「第2章 海の手前の最果ての場所」のつづき~「第3章 空と大地」の途中。
   *
鹿野政直『八重洋一郎を辿る――いのちから衝く歴史と文明』読みはじめる。四の途中まで。八重洋一郎さんから贈ってもらったもの。
   *
第二次『走都』4号の送付先リストを作成。ラベル屋さんで宛名シール作成もうまくできる。既成ファイルを呼び出してデータの読み込みで該当の新ファイルを読み込ませ、別名保存するだけ。
   *
イマニュエル・カント『純粋理性批判 (中)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の「第二部 先験的弁証論」の「第二篇 純粋理性の弁証的推理について」の「第二章 純粋理性のアンチノミー」のはじめ~「第一節 宇宙論的理念の体系」を読む。〈世界概念〉というキーワードの提出。
   *
ルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』再読はじめる。

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