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2019年12月

2019年12月31日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/31

イマニュエル・カント『純粋理性批判 (上)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第二部門 先験的論理学」の緒言を読む。カントの概念規定。心意識の受容性(表象を受け取る能力)=「感性」、認識の自発性(表象を生み出す能力)=「悟性」、すなわち《感性的直観の対象を思惟する能力は悟性である》(124ページ)さらには《悟性の規則一般に関する学即ち論理学》(同前)、弁証的仮象の批判=「弁証論」(133ページ)とも。
   *
『現代詩手帖』のための日本近代文学館企画展《詩のありかに触れるささやかな試み》についてのレヴュー原稿を書く。2枚半ちょっと。とりあえず「詩を書くことの危機的現場」とする。
   *
「詩的言語論2」を書きはじめる。とりあえず西郷信綱の「詩の発生」を最初に導入にすることで、今回の論述が起動しやすくなりそうだ。
   *
市川浩『〈身【み】〉の構造――身体論を超えて』再読のつづき。話しことばのものばかりで、〈身分け〉概念以外はあまり得るところはなかった。
   *
『安藤元雄詩集集成』読みつぐ。詩「水の中の歳月」はすごい。これも論の対象にしたい。

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2019年12月30日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/30

イマニュエル・カント『純粋理性批判 (上)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第一部門 先験的感性論」の「第二節 時間について」を読む。第一部門、終り。
《この感性論は尤もらしい仮説として多少の好評を博すればよいというようなものではなくて、いやしくもオルガノンとして用いられて然るべき理論である限り必ず具えていなければならないほどの絶対的確実性を有する》(112ページ)
――これはわたしの言語隠喩論にも言えるはずだ。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の『合意形成の倫理学』の部分の高橋君による赤字ファイル修正のチェックと追加修正つづける。第6章~第10章、終章、おわりに、参考図書。これでこの本もスミ。いよいよ残りはあと1冊。
   *
最近書いた詩2篇を印刷して読み直し。いちおう「冷たい情熱」「底の割れない話」として完成とする。どちらかを「イリプスIInd」30号へ送る予定。
   *
市川浩『〈身【み】〉の構造――身体論を超えて』再読をはじめる。〈身分け〉という概念は世界にたいして身が感応するということだが、逆に言えば世界に身が開かれるということでもあるのではないか。かつて「世界」ということばは死んだ、もう使えない、とバカなことを言う詩人がいたが、そんなものではないに決まっているんだが。
   *
『安藤元雄詩集集成』読みつぐ。

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思考のポイエーシス・日録篇2019/12/29

『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の『応用倫理学』の部分の高橋君による赤字ファイル修正のチェックと追加修正つづける。第7章~第12章、あとがき、参考文献、スミ。さらに『合意形成の倫理学』のはじめに、第1章~第5章、スミ。
   *
三浦つとむ『日本語はどういう言語か』(講談社学術文庫) の「第二部 日本語はどういう言語か」の第四章~第六章を読む。吉本隆明の「解説」も読む。吉本が《創造の側から考察された文学理論》(272頁)としてみずからの『言語にとって美とはなにか』のための理論的武器としてこの本に価値を見出したことはわかるが、三浦の本は日本語の文法書であり、ユニークさは認められても本質的に通俗的でしかないと思う。逆に言えば、この程度の文法論が日本語文法論で認識できていなかったのかというほうが驚きだ。
   *
『安藤元雄詩集集成』読みはじめる。これまで読んだことのない初期詩篇のなかで「からす」という詩がのちの安藤を先取りしたすごい詩だということを発見。定点として枝にのっている存在として世界と対峙するという構図のもたらす隠喩性について分析してみる必要あり。
   *
松下育男さんが『単独者鮎川信夫』を「すぐれた評論」「これからずっと詩を書こうと思っている人は読んだほうがいいと思う」とTwitterで書いてくれているのを発見。お礼のリツィート。

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2019年12月29日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/28

「潮流詩派」258号、259号を石毛拓郎の魯迅論を中心に読む。石毛が送ってくれたので、ひさびさに読む同人誌だが、あいかわらずだ。
   *
三浦つとむ『日本語はどういう言語か』(講談社学術文庫) の「第二部 日本語はどういう言語か」の第三章の3の途中~5を読む。第三章、終り。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の『応用倫理学』の部分の高橋君による赤字ファイル修正のチェックと追加修正はじめる。第6章まで、スミ。
   *
イマヌエル・カント『純粋理性批判 (上)』(岩波文庫) の「I 先験的原理論」の「第一部門 先験的感性論」の緒言~「第一節 空間について」を読む。《ア・プリオリな感性の諸原理に関する学を、私は先験的感性論transzendentale A``sthetikと名づける》(88ページ)
とカントは規定している。

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2019年12月27日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/27

仕事納め。経理仕事に追われる。
   *
思潮社の高木君よりtel。きのうE-mailのあった日本近代文学館での「詩のありかに触れるささやかな試み」展のレヴュー原稿の件。引き受ける。『季刊 未来』冬号で隠喩論を掲載したので、送る件も。
   *
冬休み用に『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』の『合意形成とルールの倫理学』の高橋さん作成の仮ゲラ92枚と注6枚を印刷。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『合意形成の倫理学』の高橋さん作成の仮ゲラの通読つづける。「第10章 異なる文明間の合意形成は可能か」残り10ページ分、「終章 本書の理論的背景」11ページ、「おわりに」2ページ、スミ。これで『合意形成の倫理学』も終り。
   *
三浦つとむ『日本語はどういう言語か』(講談社学術文庫) の「第二部 日本語ははどういう言語か」の第三章の2の途中~3の途中を読む。三浦の批判は相当に恣意的で、ためにする批判にすぎないところがやたら目立つ。とくに外国の哲学にたいしてはあまりにもひどい理解だ。とくにソシュール、フーコーなど。

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2019年12月26日 (木)

思考のポイエーシス・日録2019/12/26

11時20分ごろ、加藤尚武さん宅へ。『加藤尚武著作集第14巻 平和論』の初校赤字を受取り。いくつかの疑問箇所を確認。~12時ごろ、萩原印刷へ。控えゲラと照合して責了に。岸顯樹郎さんも来てくれて、色校のチェック。こちらも責了に。『季刊 未来』冬号100部を受取り。野沢啓「隠喩の発生――言語隠喩論」掲載。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の百七十節~百八十八節を読む。読了。このあとどういう展開を漱石は考えていたのか、残念だ。中野好夫の「解説」も読む。
   *
三浦つとむ『日本語はどういう言語か』(講談社学術文庫) の「第二部 日本語ははどういう言語か」の第一章〜第三章の2の途中までを読む。

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2019年12月25日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/25

八重洋一郎さんより新著のプランと関連資料と本2冊、とどく。検討して意見を、と。
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『加藤尚武著作集第14巻 平和論』の索引原稿にきのう加藤さんからE-mailでとどいた新規項目説明を追加。あわせて全巻用の人名索引説明にも増補。不足分がまだ3つほどあり。加藤さんにtelで連絡。補足してもらう。~のち、E-mailで原稿とどく。~索引原稿を補足して完成。萩原印刷・金子さんにE-mailで送付。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『合意形成の倫理学』の高橋さん作成の仮ゲラの通読つづける。「第9章 最後の合意形成」の残り8ページ分、スミ。「第10章 異なる文明間の合意形成は可能か」6ページ分、スミ。
   *
イマヌエル・カント『純粋理性批判 (上)』(岩波文庫) の緒言V~VIIを読む。緒言、読了。
《純粋理性は、何か或るものをまったくア・プリオリに認識する原理を含むところの理性である。》(78ページ)
   *
三浦つとむ『日本語はどういう言語か』(講談社学術文庫) の「第一部 言語とはどういうものか」の第二章の4~5、第三章を読む。第一部、読了。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の百六十一節~百六十九節を読む。

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2019年12月24日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/24

『加藤尚武著作集第14巻 平和論』の人名索引の項目説明を既成分から貼付。新規分はまだ。加藤さんにtelいれるが、連絡つかず。~萩原印刷・金子さんにtel。早くてあす朝一番に原稿送付という見込みを伝える。~加藤さんに人名索引暫定版をE-mailで送っておく。~夜、加藤さんより返信E-mailで新規分の原稿とどく。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『合意形成の倫理学』の高橋さん作成の仮ゲラの通読つづける。「第9章 最後の合意形成」5ページ分、スミ。

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2019年12月23日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/23

『加藤尚武著作集第14巻 平和論』の著者略歴、奥付、広告ページの原稿を第11巻のコピーを使って作成。萩原印刷にFAX。金子さんにtelにて連絡。
   *
高橋君が作成してくれた『加藤尚武著作集第14巻 平和論』本文の一太郎ファイルとゲラの確認。~一太郎の索引作成機能をつかって索引の抽出。あやしいところをgrep検索してチェック。ファイル整形。傍注部分も追加。~加藤さんにtel入れ。索引項目新規分の項目説明は4人ぐらいを除いていちおうできているとのことで、とりあえず送ってもらう。あとは項目説明を貼り付けるだけ。
   *
「飛脚」22号を読む。石毛拓郎個人誌。
   *
イマヌエル・カント『純粋理性批判 (上)』(岩波文庫) の緒言I~IVを読む。分析的判断と綜合的判断の違い。概念の内在と外在という違いか。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の百五十三節~百六十節を読む。
   *
三浦つとむ『日本語はどういう言語か』(講談社学術文庫) の「第一部 言語とはどういうものか」の第一章の3~第二章の3の途中。

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2019年12月22日 (日)

思考のポイエーシス・日録2019/12/22

「飛脚」創刊号(復刻版)を読む。石毛拓郎個人誌。石毛の反時流的毒舌社会批判がおもしろい。さらに21号にも目を通す。
   *
L'Ancient Testament (La Gene`se, L'Exode, Le Cantique des cantiques illustre+' par Marc Chagall) でL'Exodeの22章(主はモーセにつづけて細かい掟を命ずる。たとえば貧しき者から利息を取ってはならない、といった類)を読む。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『合意形成の倫理学』の高橋さん作成の仮ゲラの通読つづける。「第7章 裁判という合意形成」13ページ、「第8章 法律をつくる合意――代理母を実例に」11ページ、スミ。
   *
イマヌエル・カント『純粋理性批判 (上)』(岩波文庫) の第二版序文を読む。
《純粋理性批判は、方法に関する論究の書であって……》(38ページ)
とカントは規定している。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の百四十五節~百五十二節を読む。
   *
三浦つとむ『日本語はどういう言語か』(講談社学術文庫) 読みはじめる。p. 30まで。「まえがき」~「第一部 言語とはどういうものか」の第一章の2まで。なんだか妙な言語論だと言うしかない。

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2019年12月21日 (土)

思考のポイエーシス・日録2019/12/21

1時半すぎ、日本近代文学館へ。受付で吉原さんを呼び出して挨拶。『単独者鮎川信夫』は持っていないというので、『発熱装置』、第二次『走都』1~3号とともに渡す。帰りにも挨拶。収書担当の宮西さんとも。~「詩のありかにふれるささやかな試み」の展示をざっと見る。鮎川信夫の「橋上の人」のヴァージョン比較ほか。
   *
下北沢の“古本ほん吉”で内村剛介『失語と断念――石原吉郎論』、テオドール・W・アドルノ『プリズメン――文化批判と社会』、C・K・オグデン、I・A・リチャーズ『意味の意味』を買う。
   *
『三木清全集5 哲学諸論稿・人間主義・他』の「解釋學と修辭學」を読む。
   *
L'Ancient Testament (La Gene`se, L'Exode, Le Cantique des cantiques illustre+' par Marc Chagall) でL'Exodeの21章(主はモーセに細かい掟を命ずる。たとえば「目には目を」といった類)を読む。
   *
「みらいらん」4号、読みつぐ。~了。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の百三十七節~百四十四節を読む。お節介な吉川夫人の津田への忠告いろいろ。
   *
イマヌエル・カント『純粋理性批判 (上)』(岩波文庫) を満を持して読みはじめる。まずは訳者篠田英雄の「あとがき」と献辞、第一版序文を読む。

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2019年12月20日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/20

2時40分すぎ、萩原印刷へ。金子さんに『加藤尚武著作集第14巻 平和論』初校ゲラを通りまで持ってきてもらう。444ページ。~加藤尚武さん宅へ寄り、ゲラ渡し。26日昼ごろに取りに来る予定。
   *
岸顯樹郎さんより留守中にFAXで『加藤尚武著作集第14巻 平和論』ツキモノのカバー表4、オビ表・背の校正とどく。~修正なし。tel入れ。訂正はなし。束は448ページで計算してもらう。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『合意形成の倫理学』の高橋さん作成の仮ゲラの印刷+通読つづける。「第6章 合意形成の条件」13ページ、スミ。
   *
「みらいらん」4号を途中まで読む。時ならぬ田村隆一特集。
   *
『三木清全集5 哲学諸論稿・人間主義・他』の「表現に於ける眞理」を読む。
《一般に表現の問題、特殊的には表現に於ける眞理の問題は、根本的に制作の立場から考察されることが大切である。理解は一の意識過程であつても、制作はさうでない。制作はただ知ることでなくて作ることであり、作ることは單に意識の内部に於て起こり得ることでなく、作るためには我々は身軆を必要とし、外部の存在に働きかけて、我々の外部に作品が出来上るといふことが問題である。》(112頁)
《眞の創造は過去からのものでなく、現在からのものである。……職人は彼の頭の中に豫め存在するイデーに従つて仕事をする、彼の製作は對象的製作である。然るに藝術家の仕事は、それが純粹であればあるほど、無からの創造である、彼のイデーは作ることのうちに於て生れて來るのである。》(122頁)
《表現とは底を割ることであり、しかも割られた底に何物もあるのではない。》(134頁)
   *
三木清のことばから詩「底の割れない話(仮)」を書く。

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2019年12月19日 (木)

思考のポイエーシス・日録2019/12/19

『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『合意形成の倫理学』の高橋さん作成の仮ゲラの通読つづける。「第5章 人間に立法権はあるか」13ページ、スミ。
   *
根本紫苑詩集『四角いサボテン』通読。これはちょっと粗雑すぎる。ときどき韓国語も混じるので、日本語になれきっていないひとのようでもある。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の百三十節~百三十六節を読む。
   *
上村忠男『ヴィーコの懐疑』の『ヴィーコ論集成』にどういうわけか収録されなかった未読分、読みつぐ。「〈想像的普遍〉について――ヴィーコの詩的記号論」「〈政治〉から〈歴史〉へ――R・エスポジトの近著に寄せて」「三木清『構想力の論理』をめぐって」「あとがき」を読む。読了。アリストテレス『詩学』における歴史家と詩人の差異――
《歴史家はすでに生起したことを語るのにたいし、詩人は生起する可能性のあることを語るという点にある。それゆえ、歴史に比べると詩のほうがよりいっそう哲学的であり、……》(249ページに引用)
という部分は重要。以前にも使ったことのある箇所だが、次回の言語隠喩論はここあたりから始めることになる。トピカ(発見、認識)とクリティカ(判断)というふたつの知性のはたらきの概念。感覚的トピカとはまさに詩人のことばのはたらきではないか!

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2019年12月18日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2019/15/18

未來社ホームページの「刊行予定」ページに『加藤尚武著作集第14巻 平和論』『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』『デュラス×ミッテラン対談集 デュパン街の郵便局(仮)』をアップ。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『合意形成の倫理学』の高橋さん作成の仮ゲラの印刷+通読つづける。「第4章 相互性の倫理と『善きサマリア人』の倫理――カントとハバーマス」残り11ページ、スミ。
   *
「櫻尺」43号に目を通す。鈴木東海子編集誌。最近は見ることもなかった。
   *
3時すぎ、萩原印刷へ。『季刊 未来』冬号の白焼き校正。校了に。金子さんと「言語隠喩論」と『走都』第二次4号の予定についてしばらく話。
   *
もったいない本舗よりアマゾンで発注した『三木清全集5 哲学諸論稿・人間主義・他』とどく。問題の「解釈学と修辞学」は20ページの論文だった。
   *
一方井亜稀詩集『青色とホープ』通読。年齢不詳だが、いまの若いひとのなかでは奇を衒わず、さわやかな抒情性が素直に出ていて好感がもてる。
   *
L'Ancient Testament (La Gene`se, L'Exode, Le Cantique des cantiques illustre+' par Marc Chagall) でL'Exodeの20章(主がモーセに十戒を授ける)を読む。
   *
「多島海」36号に目を通す。江口節編集。
   *
上村忠男『ヴィーコの懐疑』の『ヴィーコ論集成』にどういうわけか収録されなかった未読分、読みつぐ。「はじめに怖れありき――ヴィーコと根拠の弁証法」の途中~終り。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の百十九節~百二十九節を読む。お延とお秀の義理姉妹の会話の死闘がめっぽうおもしろくてやめられない。

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2019年12月17日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/17

*佐々木力さんよりE-mailで『季刊 未来』冬号の送りの件。北京に出かけるので29日以降の到着にしてくれ、と。~佐々木さんに返信E-mailで29日に届くようにすると返事。
   *
朝方、詩一篇、書く。仮題「冷たい情熱」とする。~印刷して読み直し、修正。
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加藤尚武さんにtel。20日に『加藤尚武著作集第14巻 平和論』初校出校~届け~26日にゲラもどし~責了の予定を伝える。『季刊 未来』が最近とどいていなかったことを確認。目録とともに20日に届けることに。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『合意形成の倫理学』の高橋さん作成の仮ゲラの印刷+通読つづける。「第3章 最初の合意形成――交易とナッシュ均衡」13ページ、「第4章 相互性の倫理と『善きサマリア人』の倫理――カントとハバーマス」4ページ分、スミ。
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「新刊案内解説.txt」に『加藤尚武著作集第14巻 平和論』、『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』、『デュラス×ミッテラン対談集 デュパン街の郵便局(仮)』『オペラ戦後文化論II』を『季刊 未来』巻末広告原稿からコピー&修正をして作成。これをもとに『加藤尚武著作集第14巻 平和論』のツキモノ原稿を作成し、FLEX渡邊さんにE-mailで送付。
   *
「イリプスIInd」29号に目を通す。倉橋健一が長谷川龍生を
《初期においてすでに最高の詩を書いてしまった、まぎれもなく天才型の詩人であった。長生きしてしまったことで、和製ランボオになり損なった詩人であった》
と評している。
   *
L'Ancient Testament (La Gene`se, L'Exode, Le Cantique des cantiques illustre+' par Marc Chagall) でL'Exodeの19章(イスラエルの民がシナイ山の麓に着き、主がモーセを通じて近づかないように命じる)を読む。
   *
「幻竜」30号に目を通す。
   *
「地上十センチ」23号を読む。和田まさ子個人誌。四方田犬彦が13ページも詩を書いている。
   *
上村忠男『ヴィーコの懐疑』の『ヴィーコ論集成』にどういうわけか収録されなかった未読分、読みつぐ。「ヴィーコの懐疑――『われらの時代の学問方法について』考」を読む。さらに「はじめに怖れありき――ヴィーコと根拠の弁証法」の途中まで。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の百十四節~百十八節を読む。

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2019年12月16日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/16

萩原印刷・金子さんよりtel。『季刊 未来』冬号の表紙の色校出校の件。~戸田事務所・濱浦さんにtel。きょうの2時~3時、OKとのこと。~金子さんにtel。『季刊 未来』冬号の出来は26日。おそらくその日に『加藤尚武著作集第14巻 平和論』の責了があるはずなので、取り置きしてもらうことに。~濱浦さんよりtel。訂正なしとのこと。
   *
『季刊 未来』冬号のゲラ整理と広告のタテ3と表2の指定。小林康夫さんの『オペラ戦後文化論II』の書名について小林さんとtelにて相談。なかなか決まらず。~萩原印刷・金子さんにtel。責了紙を取りに来てくれるとのこと。
   *
上村忠男『ヴィーコの懐疑』の『ヴィーコ論集成』にどういうわけか収録されなかった未読分、読みつぐ。「若きヴィーコと人間存在の両義性」を読む。
   *
長谷川龍生さんを偲ぶ会の案内状とどく。来年1月19日(土)5時半よりアルカディア市谷にて。これは行かねば。

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2019年12月15日 (日)

思考のポイエーシス・日録019/12/15

きのう作成した『加藤尚武著作集第14巻 平和論』の著者解題の仮ゲラを印刷。PDF化して原稿のデータとともに萩原印刷・金子さんにE-mailで送付。
   *
上村忠男『ヴィーコの懐疑』の『ヴィーコ論集成』にどういうわけか収録されなかった未読分、読みつぐ。「ヨーロッパ的諸学の危機におけるヴィーコ――或る出会いのなかから」の途中~終り。ここで三木清の「解釈学と修辞学」からのすごいことばが引用されている。
《表現の概念は理解乃至観想のの立場とつねに結び附くと云ふことはできぬ。……表現そのものは単なる体験とは異る行為の立場から、また単なる理解とは異る制作の立場から考へられることができる。……表現の意味も解釈学的立場から離れて表現作用そのものの立場に於て捉へられねばならぬ。/この場合修辞学は我々に必要な手懸りを与へ得るやうに思はれる。修辞学は端的に表現に関係してゐる。我々は表現するために修辞学を用ゐるのである。修辞学は表現の理解に関係するのでなく、却つて表現の作用に関係してゐる。》(36-37頁)
 この論に直接あたるために『三木清全集第五巻』をアマゾンですぐ注文。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『合意形成の倫理学』の高橋さん作成の仮ゲラの印刷+通読つづける。「第2章 意志決定の数学的理論」14ページ、スミ。
   *
嵯峨恵子詩集『旗』通読。これまでと違って全篇、奇想的な散文詩。民話風あり、恐怖ものありで多彩な作品が並び、おもしろく読めた。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の百八節~百十三節を読む。
   *
岡田幸文が9日に亡くなったことを知る。「詩学」編集長時代からの長いつきあいだった。先日、遅れて読んだ「冬に花を探し、夏に雪を探せ。」11号に休刊と体調不良のことが書かれていたので心配していたが、そのまえに亡くなってしまっていたのだった。いい人間だったが、若いときからからだが弱かった。追悼。

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2019年12月14日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/14

「『季刊 未来』読者管理リスト.xls」のデータ整理。期限切れのひとを別シートに分け、上村忠男さん依頼分、冬号の西谷分117人を追加。
   *
市川浩『精神としての身体』の再読。第三章「行動の構造」の五節「シンボル的形態の行動」の途中~終り。一世を風靡した身体論の旗手の言語論。
《世界の姿は、_¨在る¨_ものというよりは、われわれの系と他の系との交渉から_¨生成する¨_出来事であり、出来事において、私の系と他の系とが規定される。別ないい方をすれば、私は世界を規定することによって、私自身を規定するのである。》(215頁)
 世界とわたしの相互規定性ということか。また技術の発展などによる動物界からの離陸についても。
《人間は、直接的にあたえられた世界にのみ生きるのではなく、用具やシンボルによって仲だちされた世界をも自らの世界とすることによって、動物の水準から離陸し、広汎な適応可能性を獲得した。》(220頁)
 これは「隠喩の発生――言語隠喩論」の動物についてのところで言及してもよかった。
   *
湯浅博雄さんより『季刊 未来』冬号の「新しい詩的言語の創出の試みI――ランボー『言葉の錬金術』の詩学を探究するために7」初校赤字、とどく。6行分、減らしてくれてある。
   *
きのうE-mailで届いた『加藤尚武著作集第14巻 平和論』の著者解題原稿を印刷~通読+テキスト処理。10ページ、スミ。
   *
守中章子歌集『Ange-Mensonge天使-嘘』通読。パリでの1年半の滞在をはさんだ時期の歌集らしい。リアルタイムでパリの情報が伝わってくる。短歌とフランス語のマッチングがおもしろい。〈われのゐぬわれの墓処【はかど】にねむる子よ円き器にしづもれる子よ〉は痛切だ。
   *
「一冊の本」9月号、10月号の佐藤優の論説を読む。あいかわらずうがった情報量だが、結論的にはどこか狡猾な保守性が感じられてしかたない。基本的に現状肯定を理屈づけるという手法だ。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の九十七節~百七節を読む。
   *
上村忠男『ヴィーコの懐疑』の『ヴィーコ論集成』にどういうわけか収録されなかった未読分、読みはじめる。pp. i-ii, 1-31, 46-49. まずは「ヨーロッパ的諸学の危機におけるヴィーコ――或る出会いのなかから」の途中まで。このあたりはおそらく別ヴァージョンで読んでいるようだ。

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2019年12月13日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/13

「図書新聞」12月21日号の「19年下半期 読書アンケート」で井川博年さんが『単独者鮎川信夫』について《鮎川像を一新した。……著者の読みは鋭い。……画期的な鮎川論が出た。》と書いてくれた。郷原宏『岸辺のない海 石原吉郎ノート』についても《いままで書かれたことのない本格的な評伝》と。
   *
『加藤尚武著作集第14巻 平和論』の仮ゲラ校正のファイル修正。単行本未収録論文9本を「加藤尚武著作集第14巻_本文.txt」にドッキングしてすべてスミ。注の仮ゲラをすべて印刷。これで入校が可能になる。~萩原印刷・金子さんにtel。4時半に新宿で会って渡すことに。入校用のデータをE-mailで送付。
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市川浩『精神としての身体』の再読。第三章「行動の構造」の五節「シンボル的形態の行動」の途中まで。

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2019年12月12日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/12

小林康夫さんよりtel。『季刊 未来』冬号の「星形の庭の明るい夢(1970-1995)――オペラ戦後文化論II-16」のE-mailでの追加分の件で確認。~E-mailから追加分を取り出し、該当ページに指定を入れ、萩原印刷・金子さんにE-mailにデータを貼付して送付。
   *
戸田事務所・濱浦さんよりE-mailで『季刊 未来』冬号の表紙データのダウンロードページの連絡と確認用PDFとどく。~確認して濱浦さんへのお礼の返信と萩原印刷・金子さんに転送E-mail。
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『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『合意形成の倫理学』の高橋さん作成の仮ゲラの印刷+通読はじめる。目次、「はじめに」4ページ、「第1章 よい合意とは何か」7ページ、スミ。
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加藤尚武さんよりE-mailで『加藤尚武著作集第14巻 平和論』の加筆分データとどく。~3時すぎ、加藤尚武さん宅へ。『加藤尚武著作集第14巻 平和論』の仮ゲラ校正、受取り。できれば20日に初校出し、26日に責了までもっていきたいと伝える。早めに著者解題原稿と索引項目をもらいたいと伝える。『単独者鮎川信夫』を読んでくれて、おもしろかったと言ってくれるのはうれしい。~のち、E-mailで人名索引用の新規人名とどく。
   *
「ERA」第三次13号に目を通す。
   *
西郷信綱『増補 詩の発生――文学における原始・古代の意味』の再読つづける。「文学意識の発生」を読む。
《発生や動機はどこまでいっても発生や動機であるわけで、たんにそれだけでは作品の認識にはなれない。作品の生れる過程は、そういう発生や動機を止揚し変形する過程なのだから、作品をつかむには、われわれの方でも発生や動機に関する知識を加工し、次元転換させなくてはならないはずである。》(336頁)
 またこうも言っている。
《われわれは、動機や意識から見てある種の作を「非文学」とか「文学以前」とかいうところに追いやってしまわずに、むしろそれらを_¨独特の文学¨_として大胆にとりもどさねばならぬ、ということになると思う。》(同前)
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持ち帰った『加藤尚武著作集第14巻 平和論』の仮ゲラ校正のファイル修正。『世紀末の思想――豊かさを求める正当性とは何か』と『戦争倫理学』の分、スミ。あとは単行本未収録論文。
   *
ジャンバッティスタ・ヴィーコ[上村忠男訳]『新しい学 (下)』(中公文庫)の再読(文庫では初読)。「第3巻 真のホメロスの発見」の[第2部 真のホメロスの発見]と付論を読む。第3巻、読了。これで再読も終り。


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2019年12月11日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/11

『季刊 未来』冬号の仲里効「残余の夢、夢の回流1――中屋幸吉、夜と漂流の肖像」の再校のチェック。野沢啓「隠喩の発生――言語隠喩論」の修正ゲラをPDFにしてE-mailで萩原印刷・金子さんに送付。
   *
「59」19号に目を通す。
   *
「冬に花を探し、夏に雪を探せ。」11号を読む。この号で休刊とのこと。岡田君が体調不良らしい。大丈夫かな。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『応用倫理学のすすめ』の高橋さん作成の仮ゲラの印刷+通読つづける。「IV 強者と弱者の倫理学」の第12章10ページ、「あとがき」7ページ、参考文献5ページ。これでこの本もスミ。
   *
戸田事務所・濱浦さんよりE-mailで『季刊 未来』冬号の表紙の確認用PDFとどく。チェック。製本所に間違いを発見。~濱浦さんにE-mailで連絡。
   *
安川登紀子詩集『自殺』通読。未知の詩人。時期遅れの寄贈を受けたが、タイトルに惹かれて読んでみた。知的障がい者という自己規定をして、シニカルな警句のような短詩が多い。たとえば〈私を放置しておくと犯罪を行います/退屈なので 自殺でもしようかと思います/さようなら〉(「遺書」)といったぐあいだ。
   *
ジャンバッティスタ・ヴィーコ[上村忠男訳]『新しい学 (下)』(中公文庫)の再読(文庫では初読)。「第3巻 真のホメロスの発見」の[第1部 真のホメロスの探求]の第6章を読む。第1部、終り。
   *
西郷信綱『増補 詩の発生――文学における原始・古代の意味』の再読つづける。「詩の発生」の途中~「言霊論――和歌の永続性に関する覚え書き」を読む。
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『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の九十三節~九十六節を読む。

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2019年12月10日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/10

「『季刊 未来』表紙用原稿(戸田事務所).txt」で冬号の原稿作成。~戸田事務所・濱浦さんに原稿を貼付、書影2点を添付して送付。
   *
『季刊 未来』冬号の執筆者者紹介+編集部発、刊行された本のページを作成。さらに広告ページ2ページ分4点の広告原稿を作成して萩原印刷・金子さんに送付。
   *
萩原印刷・金子さんにE-mailで『季刊 未来』冬号の原稿データ(小林康夫さん、湯浅博雄さん、野沢啓)と目次を送付。~夕方にはなんとすべて出校。そのまえに仲里効「残余の夢、夢の回流1――中屋幸吉、夜と漂流の肖像」の再校PDFとどいているので、これらをあわせてB4で印刷。仲里さんはピッタリ。小林さんのはかなり余りが出る。tel&E-mail添付で送付。湯浅さんのは予想通り注が6行パンク。萩原印刷から送ってもらう。野沢の分は注が11行もパンク。
   *
加藤尚武さんにtel。『加藤尚武著作集第14巻 平和論』の仮ゲラ校正の受取りは12日の3時になる。
   *
『季刊 未来』冬号の「隠喩の発生――言語隠喩論」の読み直しと修正。11行もパンクしたのを細かく修正。必要な部分のファイル修正も。
   *
「詩遊」64号に目を通す。いつものように冨上芳秀が丁寧な詩集評を書いている。この日々の努力は大変なものだ。
   *
ジャンバッティスタ・ヴィーコ[上村忠男訳]『新しい学 (下)』(中公文庫)の再読(文庫では初読)。「第3巻 真のホメロスの発見」の[第1部 真のホメロスの探求]の第4章~第5章を読む。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の八十三節~九十二節を読む。
   *
西郷信綱『増補 詩の発生――文学における原始・古代の意味』の再読はじめる。まずは「詩の発生」の途中まで。

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2019年12月 9日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/9

夜中すぎ、湯浅博雄さんよりE-mailで『季刊 未来』冬号の原稿「新しい詩的言語の創出の試みI――ランボー『言葉の錬金術』の詩学を探究するために7」の原稿、ようやくとどく。~印刷し、ざっとチェックしたところ9ページで収まりそう。これで「隠喩の発生――言語隠喩論」も入れることができるが、64ページになり、表3まで使う必要あり。~高橋さんに仮ゲラ作成をたのむ。~受け取った仮ゲラを再修正。6行パンクだが、9ページに収まる。
   *
小林康夫さんよりE-mailで『季刊 未来』冬号の「星形の庭の明るい夢(1970-1995)――オペラ戦後文化論II-16」の校正の連絡。~のち、telもあり。修正はE-mailで送ってもらうことに。
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「隠喩の発生――言語隠喩論」の読み直しと修正。ぴったり11ページに仕上げる。仮ゲラ印刷もスミ。あす萩原印刷に入校。
   *
松尾省三さんから手紙で「イリプス」30号への詩の原稿依頼。分量は自由、締切は来年1月31日。倉橋健一さんほかに相談したとのこと。~E-mailで了解の返事。
   *
夏目美知子詩集『ぎゅっとでなく、ふわっと』通読。同世代だが、なんとも気っぷのいい書法で切れ味がいい。〈己とつき合うのも根気が要る〉(「私達の共犯」)なんてなかなか書けるもんじゃない。快読した。
   *
ジャンバッティスタ・ヴィーコ[上村忠男訳]『新しい学 (下)』(中公文庫)の再読(文庫では初読)。「第3巻 真のホメロスの発見」の[第1部 真のホメロスの探求]の序~第3章を読む。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の七十九節~八十二節を読む。

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2019年12月 8日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/8

『季刊 未来』冬号の小林康夫「星形の庭の明るい夢(1970-1995)――オペラ戦後文化論II-16」のテキスト処理+通読。仮ゲラ印刷。8ページに17行ほど不足。PDFにして小林さんにE-mailで送付。tel入れも。
   *
加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『応用倫理学のすすめ』の高橋さん作成の仮ゲラの印刷+通読つづける。「IV 強者と弱者の倫理学」の第9章7ページ、第10章7ページ、第11章8ページ、スミ。
   *
「現代詩手帖」12月年鑑号を読みつぐ。アンソロジーの未読分を拾い読む。
   *
坂本佳子さんにtel。デュラス・ミッテラン対談集の近刊予告を『季刊 未来』冬号に載せるので、資料をメールで送るよう指示する。書名の件も相談。
   *
「隠喩の発生――言語隠喩論」を『季刊 未来』冬号に掲載することにし、データの整備。はじめのほうをかなり書き換え、注を文末にまとめ、11ページ分に短縮する。あすにも入校するか。
   *
ジャンバッティスタ・ヴィーコ[上村忠男訳]『新しい学 (下)』(中公文庫)の再読(文庫では初読)。「第2巻 詩的知恵」の[第11部 詩的地理学]の第3章、結論を読む。第2巻、読了。

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2019年12月 7日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/7

ジャンバッティスタ・ヴィーコ[上村忠男訳]『新しい学 (下)』(中公文庫)の再読(文庫では初読)。「第2巻 詩的知恵」の[第9部 詩的天文学]~[第10部 詩的年代学]~[第11部 詩的地理学]の第2章を読む。
   *
小林康夫さんよりE-mailで『季刊 未来』冬号の「星形の庭の明るい夢(1970-1995)――オペラ戦後文化論II-16」の原稿とどく。本のまとめを正月明けにそろえるとのこと。。原稿をとりあえず印刷。~受取りの返信E-mail。
   *
加藤有子さんより「シンポジウム論集原稿添付」E-mailで『ポーランドと日本における第二次世界大戦の記憶――ホロコースト、ヒロシマ、歴史修正主義』の原稿8本とどく。~加藤さんに受取りの返信E-mail。
   *
仲里効さんよりE-mail。『季刊 未来』冬号の「残余の夢、夢の回流1――中屋幸吉、夜と漂流の肖像」の初校校正。7行減らすのに全面的に手が入っている。印刷して確認。~萩原印刷・金子さんに訂正ファイルを転送。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の七十三節~七十八節を読む。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『応用倫理学のすすめ』の高橋さん作成の仮ゲラの印刷+通読つづける。「III 社会的共同性の倫理学」の第7章10ページ、第8章8ページ、スミ。これで「III」もスミ。
   *
「現代詩手帖」12月年鑑号を読みつぐ。

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2019年12月 6日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/6

「UP」12月号に目を通す。
   *
萩原印刷・金子さんからE-mailで『季刊 未来』冬号の仲里効「残余の夢、夢の回流1――中屋幸吉、夜と漂流の肖像」の初校PDFとどく。やはり7行パンク。~仲里さんにE-mail添付で送付。
   *
八重洋一郎さんにtel。『日毒』をめぐる諸問題についての書き下ろしを提案。喜んで「挑戦」してくれることに。とりあえずプランと参考になりそうな文章のコピーを送ってもらうことに。一年ぐらいのあいだに刊行までもっていきたい、と伝える。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『応用倫理学のすすめ』の高橋さん作成の仮ゲラの印刷+通読つづける。「III 社会的共同性の倫理学」の第6章10ページ、スミ。
   *
田中勲詩集『雨は群星の影を逐って』通読。ほぼ書き下ろしの詩集とのこと。〈影〉という主題が多いのは、世界を見る見方が反転してきているからか。
   *
ジャンバッティスタ・ヴィーコ[上村忠男訳]『新しい学 (下)』(中公文庫)の再読(文庫では初読)。「第2巻 詩的知恵」の[第7部 詩的自然学]の第4章~[第8部 詩的宇宙学]を読む。
   *
L'Ancient Testament (La Gene`se, L'Exode, Le Cantique des cantiques illustre+' par Marc Chagall) でL'Exodeの18章(モーセの義父ジェトロがモーセにイスラエルの民の統治方法をアドバイスする)を読む。
   *
「現代詩手帖」12月年鑑号を読みつぐ。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」の六十七節~七十二節を読む。

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2019年12月 5日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/5

「図書」12月号に目を通す。
   *
昼休み、千歳書店で柄谷行人『憲法の無意識』(岩波新書)、『トランスクリティーク――カントとマルクス』(岩波現代文庫)を図書カードで購入。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『応用倫理学のすすめ』の高橋さん作成の仮ゲラの印刷+通読つづける。「II 親と子の世代間倫理学」の第4章8ページ、第5章10ページ、スミ。IIの部、終り。
   *
「妃」21号に目を通す。創刊して30年になるそうだ。
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ジャンバッティスタ・ヴィーコ[上村忠男訳]『新しい学 (下)』(中公文庫)の再読(文庫では初読)。「第2巻 詩的知恵」の[第7部 詩的自然学]の第1章~第3章を読む。

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2019年12月 4日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/4

『季刊 未来』冬号の仲里効「残余の夢、夢の回流1――中屋幸吉、夜と漂流の肖像」の仮ゲラ赤字のファイル修正。かなり減らしてくれたのであと7行パンクのところまでこぎつける。~仲里さんにtel。とりあえず入校してゲラで最後の直しを入れてもらうことに。~萩原印刷・金子さんにE-mail&FAXで送付。
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『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『応用倫理学のすすめ』の高橋さん作成の仮ゲラの印刷+通読つづける。「I 個人の自律の倫理学」の第2章6ページ、第3章8ページ、スミ。Iの部、終り。修正は高橋君にやってもらう。
   *
ジャンバッティスタ・ヴィーコ[上村忠男訳]『新しい学 (下)』(中公文庫)の再読(文庫では初読)。「第2巻 詩的知恵」の[第5部 詩的政治学]の第8章~[第6部 詩的歴史学]を読む。
   *
加藤思何理詩集『花あるいは骨』通読。ことし読む2冊目の詩集。物語能力はあり、シナリオライター的な造形力と夢幻性はあるのだが、ちょっと書きすぎか。
   *
「現代詩手帖」12月年鑑号を読みつぐ。主要な論のなかになにか発見のあるようなものはなにひとつなかったという惨状をどう考えるか。そこには原理的な考察というものが問われていないからではないか。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」を読みつぐ。五十八節~六十六節を読む。

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2019年12月 3日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/3

『加藤尚武著作集第14巻 平和論』の『世紀末の思想――豊かさを求める正当性とは何か』と『戦争倫理学』の分の本文と注の仮ゲラ印刷。336ページ分+14ページ分。その間に加藤さんにtel入れ。12時ごろに家へ持参することに。~12時まえ、加藤さん宅へ。仮ゲラの残り全部、渡す。
   *
『加藤尚武著作集第15巻 応用倫理学』収録予定の『応用倫理学のすすめ』の高橋さん作成の仮ゲラの印刷+通読はじめる。まずは目次、扉など~「はじめに」3ページ、「I 個人の自律の倫理学」の第1章9ページ、スミ。
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「ガーネット」89号に目を通す。
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仲里効さんより返信E-mailで『季刊 未来』冬号の「〈残余〉の夢、夢の回流1――中屋幸吉、夜と漂流の肖像」の仮ゲラ校正とどく。8ページに圧縮してくれたようだ。とりあえず赤字ゲラを印刷。
   *
L'Ancient Testament (La Gene`se, L'Exode, Le Cantique des cantiques illustre+' par Marc Chagall) でL'Exodeの17章(主がアマレクと戦う。このアマレクとは部族らしい)を読む。
   *
宗近真一郎『柄谷行人 〈世界同時革命〉のエチカ』の終章、付論を読む。読了。宗近の抽象度の高い、またカタカナ表記の多い飛躍に満ちた論を追うのは疲れる。だが彼の経済アクティヴィストとしての経験からくる政治経済の追尋には見るべきものも多い。ベックの言う〈世界リスク社会〉が《利害得失が世界解釈の実体的なシニフィアンに成り上がる》(207ページ)ところにあることを見抜いている。
   *
『日本の文学14 夏目漱石(三)』で「明暗」を読みつぐ。五十節~五十七節を読む。
   *
ジャンバッティスタ・ヴィーコ[上村忠男訳]『新しい学 (下)』(中公文庫)の再読(文庫では初読)。「第2巻 詩的知恵」の[第5部 詩的政治学]の第6章のつづき~第7章を読む。
   *
「現代詩手帖」12月年鑑号を読みつぐ。

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2019年12月 2日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/2

『加藤尚武著作集第14巻 平和論』収録予定の『戦争倫理学』の高橋さん作成の仮ゲラの通読+ファイル修正。「第15章 平和は消極的な状態か」13ページ、「エピローグ」3ページ、「あとがき」3ページ、「本書に再録した原稿」「読者にたいする推薦図書」2ページ。これで『戦争倫理学』、第14巻、すべてスミ。
   *
『季刊 未来』冬号の仲里効さん原稿「〈残余〉の夢、夢の回流1――中屋幸吉、夜と漂流の肖像」の高橋さん作成の仮ゲラを印刷+通読+ファイル追加修正をしてPDF化。E-mailで仲里さんに送付。9ページで収めることになるか。
   *
鷹森由香詩集『傍らのひと』通読。未知の女性詩人の第一詩集。若手ではないが、家族への自然な向き合いかたの一方で成熟したオンナ性を隠しもっている。平凡で幸福そうな生き方のなかに食虫植物のようなこわさをさりげなく出している。
   *
「現代詩手帖」12月年鑑号を読みつぐ。小池昌代と森本孝徳の震災詩をめぐる評価の分かれでは小池には与しえない。
   *
宗近真一郎『柄谷行人 〈世界同時革命〉のエチカ』の第8章を読む。柄谷の抒情への嫌悪の話が出てくる。渋沢孝輔が対象になっているらしい。
   *
ジャンバッティスタ・ヴィーコ[上村忠男訳]『新しい学 (下)』(中公文庫)の再読(文庫では初読)。「第2巻 詩的知恵」の[第5部 詩的政治学]の第6章のつづき~。

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2019年12月 1日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2019/12/1

杉本徹詩集『天体あるいは鐘坂』通読。いつ読んでも難解な詩人だ。都市の風景が多く描出され、そこに〈雑踏〉は出てくるのだが、人間の気配がきわめて微弱だ。人間嫌いなのかも。
   *
『加藤尚武著作集第14巻 平和論』収録予定の『戦争倫理学』の高橋さん作成の仮ゲラの通読+ファイル修正。「第12章 『集団的自衛権』は自己矛盾か」8ページ、「第13章 ガンマンの正義――相手の先制攻撃を見てから撃つ」7ページ、「第14章 日本国憲法九条の問題点――読んでわからない憲法は変えるべきだ」10ページ、スミ。
   *
「現代詩手帖」12月年鑑号を読みはじめる。まず野村喜和夫「野沢啓の二冊」で主として『単独者鮎川信夫』への論評。うまく躱されたかな。
   *
ジャンバッティスタ・ヴィーコ[上村忠男訳]『新しい学 (下)』(中公文庫)の再読(文庫では初読)。「第2巻 詩的知恵」の[第5部 詩的政治学]の第6章のはじめ~。

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