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2019年2月

2019年2月28日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/28

萩原印刷より木村君、藤野君、金子さん、来社。担当交代の挨拶。~のち、金子さん、木村君と来社。『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の奥付、著者略歴、広告ページの初校、持参。~加藤尚武さんにtel。帰りに第5巻本文の再校ゲラ受取りに寄ることに。
   *
「現代詩手帖」2月号、読みつぐ。ひととおり読む。最近では中身の濃いもの。読み終わるまえに3月号が届いてしまった。
   *
「思想」1998年1月号の石田雄の丸山眞男論を途中まで読む。

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思考のポイエーシス・日録篇2019/2/27

上村忠男さんより「お願い(上村)」E-mailで『東大闘争総括――戦後責任・ヴェーバー研究・現場実践』が届いてもう通読したとのこと。問題意識が重なるので、折原浩さんに『回想の1960年代』を転送してほしいとのことで送ってくれた由。
   *
「アリーナ」21号(佐々木力特集号)の佐々木力さんの自伝ふう文章を途中まで読む。両親がつけた力(ちから)という名前について《「この世に用無くして生まれ出た」私にじつにふさわしい名であった》などと自虐的で妙におもしろい。
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「現代詩手帖」2月号、読みつぐ。

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2019年2月26日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/26

『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の人名索引の初校10ページ、出校。~著者略歴、奥付、広告ページの原稿、作成。~加藤さんにtel。帰りに索引ゲラ、請求書修正版を届ける。あさって本文とともに戻してもらう。
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「現代詩手帖」2月号、読みつぐ。
   *
「アリーナ」21号(佐々木力特集号)読みはじめる。折原浩さんの論文を読む。

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2019年2月25日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/25

きのう抽出した『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の索引を注の部分をくわえながらチェックと修正。項目説明をコピー&ペースト。なんとか終わる。~萩原印刷・藤野君にE-mail&tel。とりあえず進めてもらう。
   *
上村忠男さんよりE-mail。『東大闘争総括――戦後責任・ヴェーバー研究・現場実践』を楽しみに待っているとのこと。4月6日の成城寺子屋講座で「ヴィーコの詩的記号論」という題で報告することになっているとのことで、お誘い。
   *
添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』の「III詩論時評」のつづき~終り。「『あとがき』にかえて」も読む。詩論集は30年ぶりとのこと。努力賞ものだ。
   *
尾久守侑詩集『ASAPさみしくないよ』通読。青年の喪失感(だが何を?)がさまざまな手法で展開されるように読めるが、明確な到達点はない。これが最近の流れか。
   *
『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「『われら文献学者』をめぐる考察のための諸思想および諸草案」のつづき~。
《汎ヘラス人ホメロスは、神々の軽薄さに喜びを感じている。しかし、彼が神々に再び威厳を賦与できるのには驚かされる。こうした途方もない飛躍が、しかし、ギリシア的なのである。》(533ページ)
 これは納得できる。

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2019年2月24日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/24

『ホメーロス』(古典世界文学1) で『イーリアス』の「第四巻」のつづき~「第五巻」の途中。合戦模様いろいろ。
   *
『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「『われら文献学者』をめぐる考察のための諸思想および諸草案」のつづき~。
   *
『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の索引作成用一太郎ファイルのページ区切りを高橋さん作成分以後の作業(252ページ以後)、スミ。つづけて索引項目と項目説明の新規分46人分を増補。さっそく一太郎の索引作成コマンドを使って索引を抽出。細かいチェックと注の部分はあす。
   *
添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』の「III詩論時評」のつづき~。

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2019年2月23日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/23

『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「『われら文献学者』をめぐる考察のための諸思想および諸草案」のつづき~。
《語句の穿鑿に自分のお得意を発見したなどというのは、精神上の不具者である。/ひとりの著作家と首引きするよりは、文献学者が著作家を読むのと同じような具合に読まれるに値するようなものを何か書くということのほうを、私は選ぶ。》(405ページ)
《文献学者とは、近代人が自分自身に対してもっている不満足という漠然たる感情を利用し、それによって金とパンとを稼ごうとする人間のことである。/私は、彼らを知っている。私自身がそのひとりなのである。》(505ページ)
 文献学者とはギリシア文化の研究者のこと。
   *
添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』の「IIクロニクル」のつづき~「III詩論時評」の途中。第二次「走都」創刊号の鮎川信夫論についての論評が別の文脈で収録されている。
   *
La Sainte BibleのAncient Testament: La Gene`seの19章(ソドムとゴモラの町の消滅、ソトの娘たちが民族維持のためソトの子を産む)を読む。これは近親相姦ではないのか。
   *
「現代詩手帖」2月号、読みつぐ。入沢康夫追悼文をいくつか読む。とくに発見なし。
   *
『ホメーロス』(古典世界文学1) で『イーリアス』の「第四巻」のつづき~。

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2019年2月22日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/22

『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の再校引合せ、スミ。索引作成用の一太郎上でのページ区切りデータはきのう高橋さんが半分ちょっとしてくれてあったのを引きつぐことに。~加藤さんにtel。夜、再校を家に届けることに。
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大橋政人さんよりtel&E-mail。『まど・みちおという詩人の正体』のオビ文案、著者略歴原稿とどく。

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2019年2月21日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/21

『まど・みちおという詩人の正体』の書店用新刊案内原稿を作成。途中で大橋政人さんにtel。校正は届いている由。いくつか確認。~高橋さんに新刊案内を作成してもらう。~未來社ホームページの刊行予定ページにアップ。著者略歴はまだ。
   *
萩原印刷より『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』再校、出校。「季刊 未来」用の払込用紙の手配も。~急ぎで高橋さんに本文データを渡して一太郎上で索引用のページ区切りを依頼。
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添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』の「IIクロニクル」のつづき~。
   *
『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「『われら文献学者』をめぐる考察のための諸思想および諸草案」のつづき~。
   *
「季刊 アステイオン」47号の香山リカ論文ほかを読む。この号、スミ。
   *
「MoRs」86号の清水哲男、渡辺武信のエッセイを読む。中央競馬会の古い雑誌だが、詩人が登場するのもおもしろい。

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2019年2月20日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/20

「大学出版」117号に目を通す。三中信宏氏の学術書にかんする論文はおもしろい。論文の切り売りではなく、一冊の本の意味は丸ごと読むことによって導かれるという視点を鮮明に出していて、気持ちがいい。
   *
田中勲さんにtel。詩の締切の件。あすまでにE-mailで送ることにし、メールアドレスを聞く。~「発熱装置41」を読み直し、一箇所だけ追加。いちおうこれでいくことにする。タイトルは「発熱装置(連作のうち)」とする。~田中さんにE-mailで送付。
   *
添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』の「IIクロニクル」のつづき~。思いがけず添田の数学論的詩論を読まされるが、これはちょっと無理。
   *
「季刊アステイオン」47号の河合隼雄のサカキバラ事件への当時の論評、ほかを読む。

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2019年2月19日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/19

萩原印刷・藤野君からtel。『まど・みちおという詩人の正体』の出校は午後に。『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の追加原稿データの催促。送るのを忘れていたので、すぐ送る。
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萩原印刷より『まど・みちおという詩人の正体』の初校、出校。161ページ。~ざっとチェック、スミ。~大橋政人さんに送付。
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「孔雀船」93号に目を通す。望月苑巳編集誌。よくつづくが、老齢化が問題だとぼやいている。
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『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「『われら文献学者』をめぐる考察のための諸思想および諸草案」のつづき~。
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添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』の「IIクロニクル」のつづき~。
   *
『ホメーロス』(古典世界文学1) で『イーリアス』の「第四巻」のはじめ~。神々の加担と介入。

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思考のポイエーシス・日録篇2019/2/18

きょうは会社でも家でも書庫の整理、ゴミ処理に追われる。
   *
添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』の「IIクロニクル」のつづき~。添田の論は手堅い。時評的に丁寧に読んで解析しているので、そのかぎりで時代を確認することができるので、便利だ。
   *
『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「『われら文献学者』をめぐる考察のための諸思想および諸草案」のはじめ~。
   *
『ホメーロス』(古典世界文学1) で『イーリアス』の「第三巻」を読む。パリスとメネラーオスの一騎打ちはトロイア側のパリスの負けだが、アプロディーテーに助けられる。

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2019年2月17日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/17

『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「『苦境に立つ哲学』をめぐる考察のための諸思想」のつづき~終り。
《私は、差し当たり、実践に関しては、ショーペンハウアーの処世術を、より深遠な要求に関しては、智慧を、唯一の可能性と見なしている。》(451ページ)
 ニーチェにおけるショーペンハウアーの評価がわかる。
   *
La Sainte BibleのAncient Testament: La Gene`seの17章(アブラムはアブラハムと改名され、一族は割礼の義務を負わされる)、18章(ソドムとゴモラをめぐる神とアブラハムの問答)を読む。
   *
添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』の「IIクロニクル」の途中~。
   *
「現代詩手帖」2月号、読みはじめる。入沢康夫追悼特集。
   *
『加藤尚武著作集第12巻 哲学史』の「『加藤尚武著作集第12巻_本文.txt」で『20世紀の思想――マルクスからデリダへ』の仮ゲラ印刷+通読+ファイル修正ををつづける。「第七章 日本の思想」の「丸山眞男――近代主義日本文化への批判」7ページ、スミ。第七章もスミ。つづけて「エピローグ――クワイン、ガダマー、そして二十一世紀への展望」も15ページ。これでこの本も終了。

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2019年2月16日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/16

添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』読みつぐ。「I情況と展望」終り~「IIクロニクル」の途中。
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「LEIDEN――雷電」13号=終刊号(築山登美夫追号号)とどく。
   *
「詩遊」61号に目を通す。編集人・冨上芳秀は昨年はだいぶ苦労したようだ。かれの「詩についてのメモ」はやや冗長だが、かれらしく丹念に詩を読んで感想を書いているのには感心する。
   *
手塚敦史詩集『球体と落ち葉』通読。多彩なことばのセンスを感じさせるが、ひとことで言えば難解である。作品それぞれの関連がうまくつかめない。
   *
『加藤尚武著作集第12巻 哲学史』の「『加藤尚武著作集第12巻_本文.txt」で『20世紀の思想――マルクスからデリダへ』の仮ゲラ印刷+通読+ファイル修正を再開。「第七章 日本の思想」の「西田幾多郎――西洋と対峙する東洋の精神」9ページ、スミ。
   *
La Sainte BibleのAncient Testament: La Gene`seの15章(アブラムの末裔への主の約束)、16章(アブラムの息子イスマエル誕生)を読む。
   *
『ホメーロス』(古典世界文学1) で『イーリアス』の「第二巻 夢見」のつづき~終り。アカイア軍(ギリシア軍)とトロイア軍の参加者の羅列。
   *
『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「『苦境に立つ哲学』をめぐる考察のための諸思想」のはじめ~。
《二つの課題、――新しきものを古きものから防御すること、および、古きものと新しきものとを結びつけること。》(427ページ)

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2019年2月15日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/15

加藤尚武さんにtel。『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の初校もどしの確認。~家へ寄り、引取り。これからの巻でできている仮ゲラと使わない原稿をもどし。~のち、要再校でもどす。
   *
萩原印刷より「季刊 未来」春号の湯浅博雄さん連載「ランボー『言葉の錬金術』の詩学を探究するために4」の初校、出校。
   *
小松弘愛さんから「兆」181号、金井雄二さんから『短編小説をひらく喜び』、かわなご書房から「彼方へ」3号、とどく。
   *
折原浩さんよりE-mailで『東大闘争総括――戦後責任・ヴェーバー研究・現場実践』の「書評会」が7月13日に決まったこと、新聞のインタビューの予定、などのお知らせ。

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2019年2月14日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/14

上村忠男さんからE-mailでとどいた「季刊 未来」春号の連載「独学の思想」6回目「〝狼〟のオトシマエ」の訂正をゲラに転記。注の追加もファイル化。
   *
加藤尚武さんにtel。先日もどした『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の校正、ひととおり見終わったが、いろいろ眺めているとのこと。あす午前中に引取りに行くことに。
   *
長谷部和美さんより奥間楚乃詩集『さよなら、ほう、アウルわたしの水』とどく。待望の第一詩集。
   *
「タルタ」47号とどく。なんと峰岸凉子追悼号。昨年12月には編集発行人だった千木貢さんも亡くなっていた由。~目を通す。
   *
添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』読みつぐ。どうも吉本隆明の「脱原発」異論などにたいする認識が甘いところが目につく。
   *
『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「哲学者に関する著作のための準備草案」のつづき~終り。
   *
La Sainte BibleのAncient Testament: La Gene`seの14章(アブラムの戦い)を読む。

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2019年2月13日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/13

「季刊 未来」春号の湯浅博雄さんの連載「ランボー『言葉の錬金術』の詩学を探究するために4」の鈴木さん作成の仮ゲラの通読+ファイル修正。10ページ弱。とりあえず入校することにし、萩原印刷・藤野君にE-mailでデータ送付。
   *
大橋政人さんにtel。エッセイ集のタイトルは『まど・みちおという詩人の正体』とすることに。本文の入校用仮ゲラ160ページ分を印刷。組み指定書を作成して萩原印刷に入校。データはE-mailで送付。
   *
上村忠男さんよりE-mailで「季刊 未来」春号の連載「独学の思想」6回目「〝狼〟のオトシマエ」の校正、とどく。
   *
「なぜ詩を書くか」Vol. 1, 2に目を通す。詩の練習の杉中昌樹が始めた詩誌で、詩とエッセイを書いている渡辺武信さんから送ってもらったもの。第二次「走都」3号の鮎川信夫論にいろいろご感想をいただけてうれしい。
   *
添田馨『クリティカル・ライン――詩論・批評・超=批評』読みはじめる。添田の論をまとめて読むのは「SCOPE」をいっしょにやっていたころからか、ひさしぶりだ。それにしても時評が多いな。
   *
『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「哲学者に関する著作のための準備草案」のつづき~。ニーチェのソクラテス批判。
《彼は倫理的判断の天真爛漫さを破壊した。/彼は学問を絶滅した。/彼は芸術に対する感覚をもっていなかった。……》(394-395ページ)
こういう視点は必要だ。

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2019年2月12日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/12

萩原印刷より「季刊 未来」春号の上村忠男さんの連載「独学の思想」6回目「〝狼〟のオトシマエ」の初校、出校。~横山さんから上村さんに送付。
   *
『エピクロス――教説と手紙』(岩波文庫) の「エピクロスの生涯と教説」を読む。ディオゲネス・ラエルティオスからの抜粋。併せて解説も読んで読了。これはなんとD. Lの『ギリシア哲学者列伝』第10巻の長大なエピクロス論を、エピクロスのオリジナル部分を先に抜き出し、D. Lの論説部分を後ろに配置したものだった。以前に読んでいるが、あまりよく覚えていなかったわけで、思いがけぬ再読となった。エピクロスは300巻以上の著作を残したらしいが、ほとんど散逸。D. Lがこの本に再録したことによってその思想のエッセンスが残されたわけである。マルクスが唯物論者として評価したのもわかる気がする。

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2019年2月11日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/11

『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「哲学者に関する著作のための準備草案」のつづき~。
   *
小縞山いう詩集『リリ毛』読了。「夜る」とか「影げ」とか「雨め」とか、この奇抜な表記法は何だろう。こういう意味のないこだわりは逆に読む者にむだな努力をしいるその結果、文脈が読み取れなくなってしまわないか。意味の切断というより無意味の過剰。しおりを書いているふたりの詩人の文章を読んでますます不明瞭になってしまう。
   *
大橋政人エッセイ集の仮ゲラ赤字のファイル修正。序詩3篇を冒頭に追加。赤字が少ないので一気に終了。あとは組指定書を作るだけであすにも入校か。
   *
『エピクロス――教説と手紙』(岩波文庫) の「断片(その二)」を読む。87のその他の断片集。
   *
田中勲さんに頼まれた詩を書きはじめる。いちおう56行の弔詩のようなものが書ける。タイトルは「発熱装置41」となる。印刷して読み直すが、まあいいか。すこし寝かせることにする。
   *
La Sainte BibleのAncient Testament: La Gene`seの13章(アブラムとロトの別れ、主のアブラムへの祝福)を読む。
   *
『ホメーロス』(古典世界文学1) で『イーリアス』の「第二巻 夢見」のつづき~。

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思考のポイエーシス・日録篇2019/2/10

『エピクロス――教説と手紙』(岩波文庫) の「断片(その一)」を読む。「主要教説」とダブリをふくむ81の断片集。
   *
『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の初校校正チェックのつづき。目次の照合とノンブル入れ。第2部~第6部、著者解題、すべてスミ。追加分のテキスト処理。一箇所データなし。~加藤さんにE-mail。校正をもういちど見てもらう必要あり。図版が1枚、追記データの抜けを伝える。~ウォルフ→ヴォルフへの修正をデータ検索で転記。あわせて本文と注のデータを追加と修正。これで検索用にも万全。



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2019年2月 9日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/9

きのうは早寝をしたので3時に起きてしまう。
   *
『エピクロス――教説と手紙』(岩波文庫) の「主要教説」を読む。エピクロスの思想のエッセンスとも言える40の教説。
《18 欠乏による苦しみがひとたび除き去られると、肉体の快はもはや増大することなく、その後は、ただ多様化するのみである。》(79ページ)
《27 全生涯の祝福を得るために知恵が手に入れるものどものうち、友情の所有こそが、わけても最大のものである。》(82ページ)
   *
書庫の整理のつづき。読まない雑誌などを処分。1998年分の途中まで。
   *
「波」1998年1月号の大江健三郎、日高敏隆のエッセイを読む。
   *
「青春と読書」1998年2月号の菅野昭正・辻邦生対談を読む。
   *
沢村俊輔詩集『あまのしずく』通読。初めて読む詩人。年齢不詳。二十四節気をモチーフとした季節感のある日常感慨詩。
   *
『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「哲学者に関する著作のための準備草案」のつづき~。
   *
ニーチェは「哲学者に関する著作のための準備草案」のなかで言語における概念の成立について考察をめぐらせている。
《すべて語というものが概念になるのはどのようにしてであるかと言えば、それは、次のような過程を経ることによって、ただちにそうなるのである。つまり、語というものが、その発生をそれに負うているあの一回限りの徹頭徹尾個性的な原体験に対して、なにか記憶というようなものとして役立つべきだとされるのではなくて、無数の、多少とも類似した、つまり厳密に言えば決して同等ではないような、すなわちまったく不同の場合にも同時に当てはまるようなものでなければならないとされることによって、なのである。すべての概念は、等しからざるものを等置することによって、発生するのである。》(352ページ)
 すなわち、概念とは不同のものをふくんだ意味の束として形成され、定着したものなのである。さらにニーチェは言語における真理とは何かについて書いている。
 これはリクールの言う〈死んだ隠喩〉と同じものである。さらに言う。
《動物に対して人間を際立たせているすべてのものは、直観的な隠喩をひとつの図式へと発散させ、したがって形象を概念へと解消するという、こうした能力に依存しているのである。》(355ページ)
 形象(イメージ)を概念へと変換していくところに人間の言語という営為の本質があるわけだ。(詩的隠喩論3)
   *
La Sainte BibleのAncient Testament: La Gene`seの12章(アブラムはカナンの地を出てエジプトへ)を読む。
   *
『加藤尚武著作集第12巻 哲学史』の「『加藤尚武著作集第12巻_本文.txt」で『20世紀の思想――マルクスからデリダへ』の仮ゲラ印刷+通読+ファイル修正をつづける。「第六章 社会性と正義」の「ハバーマス――最大の知的情報通」8ページ、スミ。
   *
『ホメーロス』(古典世界文学1) で『イーリアス』の「第二巻 夢見」のはじめ~。
   *
きのう受け取ってきた『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の初校校正をチェック。目次の照合とノンブル入れ。注の追加があり、行送りと注番号の修正。ドイツ語のチェックがちゃんとやられていない。加藤さんに戻す必要あり。第二部の始めまでしかできず。

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2019年2月 8日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/8

鈴木さんから「季刊 未来」春号の湯浅博雄さんのランボー論連載4回目の仮ゲラ受取り。
   *
萩原印刷より『俳優の仕事』第三部の2刷重版訂正の赤字、出校。~引合せ。校了に。
   *
『加藤尚武著作集第12巻 哲学史』の単行本未収録論文「悪の哲学誌」の鈴木さん作成仮ゲラの通読。4ページ、スミ。ファイル修正は鈴木さんに。~修正のもどりをチェック、追加修正いろいろ。
   *
加藤尚武さんよりE-mailで『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』解題の加筆原稿届く。~加藤さんにtel入れして、6時半すぎに加藤さん宅へ寄り、解題もふくめた初校校正を受け取り。
   *
『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「哲学者に関する著作のための準備草案」のつづき~。

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2019年2月 7日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/7

加藤尚武さんにtel。ようやくつながる。『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の解題の初校を届けに行くことに。~昼すぎ、加藤さん宅へ。ほかに『加藤尚武著作集第8巻 世代間倫理』の単行本未収録論文2本の仮ゲラほかも持参。あす夕方に本文初校とあわせて受取りの予定。
   *
『エピクロス――教説と手紙』(岩波文庫) の「メノイケウス宛の手紙」を読む。エピクロスの倫理説が平明に説かれている。
《かれ〔エピクロス〕は、思考することなしに運が善いよりも、よく思考しはするが運が悪い方が、まさっている、と考えている。なぜなら、人間の行為においては、〈悪しく判断されたものが〉偶然によって成功するよりは、〈むしろ、〉善く判断されたものが〈失敗する方がまさっている〉からである。》(74ページ)
   *
『加藤尚武著作集第12巻 哲学史』の「『加藤尚武著作集第12巻_本文.txt」で『20世紀の思想――マルクスからデリダへ』の仮ゲラ印刷+通読+ファイル修正を再開。「第六章 社会性と正義」の「ロールズ――正義の声と公民権」6ページ、スミ。
   *
「みすず」1/2月号(読書アンケート特集)に目を通す。編集した本が3冊(肥前榮一『独露比較農民史論の射程――メーザーとハックストハウゼン――』、折原浩『東大闘争総括――戦後責任・ヴェーバー研究・現場実践』、『高木仁三郎 反原子力文選――核化学者の市民科学者への道』)取り上げられていた。
   *
「波」1997年12月号の村上春樹、瀬戸内寂聴のエッセイほかを読む。
   *
野村喜和夫『まぜまぜ』読了。
   *
『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「哲学者に関する著作のための準備草案」のつづき~。

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2019年2月 6日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/6

大橋政人さんよりtel。エッセイ集の追加原稿をきのう送ったが見たかとのことで、返信E-mailで伝えてあると返事。仮ゲラもおととい宅急便で送った由。

   *

上村忠男さんの「季刊 未来」春号の連載「独学の思想」6回目「〝狼〟のオトシマエ」のテキスト処理+通読+ファイル修正。~仮ゲラ印刷して、とりあえず入校へ。~上村さんにtel。文字化けの原因はMacとWindowsの文字コードの違いということを伝える。『東大闘争総括――戦後責任・ヴェーバー研究・現場実践』をゲラといっしょに送ることに。

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萩原印刷より『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の著者解題の初校20ページ、出校。

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田中勲さんからtel。第二次「走都」のお礼、鮎川信夫論が出るなら読みたい、と。「天蚕糸」に詩を一篇依頼される。タイトル3行を入れて60行。締切20日。

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『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「哲学者に関する著作のための準備草案」のつづき~。

《哲学者においては、諸々の活動は、隠喩を通して、継続して行く。》(284ページ)

ニーチェにおいては哲学とは隠喩である、ということだ。

《すべての_¨修辞的な比喩¨_(すなわち、言葉の本質)は、_¨論理的な謬論¨_なのである。それとともに理性は始まるのである!》(312ページ)

ニーチェはここでさりげなく比喩は言葉の本質であると主張していることに注意。

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『エピクロス――教説と手紙』(岩波文庫) の「ピュトクレス宛の手紙」のつづき~終り。ピュトクレスは愛弟子らしい。

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La Sainte BibleのAncient Testament: La Gene`seの10章(ノアの息子たちとその末裔)、11章(バベルの塔)を読む。

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野村喜和夫『まぜまぜ』読みつぐ。

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2019年2月 5日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/5

上村忠男さんにtel。「季刊 未来」の連載原稿「独学の思想」の文字化けの件。とりあえず印刷してPDFかFAXで送ってもらうことに。~高橋さんのMacでファイルを開いてみてもらったところ、丸付き数字と〝 〟が多いことがわかる。
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『エピクロス――教説と手紙』(岩波文庫) の「ピュトクレス宛の手紙」のはじめ~。これは天界・気象界の事象についての見解。
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『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「哲学者に関する著作のための準備草案」のつづき~。
《哲学の目的やその産物のうちには芸術がある。しかし、概念による叙述というその手段においては、哲学は、学問とこれを共有しているのである。それは詩作芸術の一形式である。》
《_¨哲学者というものの本性描写¨_。――彼は詩作しつつ認識し、認識しつつ詩作するのである。》(255ページ)
《_¨脳髄なき芸術的現象¨_》(266ページ)
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「冬に花を探し、夏に雪を探せ。」7号を通読。岡田幸文個人誌。
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「どぅるかまら」25号に目を通す。瀬崎祐発行。岡山の詩人が集まっている。
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「UP」2月号に目を通す。
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「たぶの森」3号に目を通す。村野美優編集・発行誌。

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2019年2月 4日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/4

坂本佳子さんよりE-mail。大学の出版助成金の申請が22日までとのこと。~のち、デュラス・ミッテラン対談集の原稿もとどく。~返信E-mailですぐ連絡してもらうように伝える。~のち、telあり。送ってもらった原稿は原注もふくむ本文すべてで350枚ほど。ほかに訳注+解説的あとがきで50枚以上。とりあえず印刷所の見積りを出すことに。
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大橋政人さんよりE-mailでエッセイ集の追加原稿(序詩をふくむ)と「あとがき」原稿とどく。とりあえずプリント。~受取りの返信E-mail。
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加藤尚武さんよりE-mailで『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の解題原稿と索引項目(説明付き)とどく。~解題原稿を加藤尚武マクロをかけたあとテキスト処理+仮ゲラ印刷+通読。途中で加藤さんにtel入れして確認する箇所あり。とくに問題がないのでそのまま入校することにし、あす取りに来てもらう。データはE-mailで送付。
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スタニスラフスキー『俳優の仕事』第三部の2刷用の赤字を印刷。本の該当箇所をコピーして赤字転記を鈴木さんに頼む。~受取り。再チェック。~あす萩原印刷に渡す。
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上村忠男さんよりE-mailで「季刊 未来」の「独学の思想7」の改稿版、とどく。
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『エピクロス――教説と手紙』(岩波文庫) の「ヘロドトス宛の手紙」のつづき~終り。これはエピクロスの主要な原則をまとめたもので「小摘要」と呼ばれているらしい。
   
野村喜和夫『まぜまぜ』読みつぐ。マクロファージに食われる人間たち、というイメージは体内に取り込まれた小さな虫ではないか。『ミクロの決死圏』に似ていると思っていたら、意識されていたものとみえて言及された。
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『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「哲学者に関する著作のための準備草案」のつづき~。
《_¨最後の哲学者¨_。――たっぷり数世代もかかるかもしれない。彼は、ただ_¨生命を獲得する¨_よう、人々に助力を差しのべねばならない。「最後の」ということは、勿論、相対的なもの。われわれの世界に対して、のことである。彼は、錯覚の、芸術の、そして生命を支配する芸術の、必然性を、証明するのである。》(242ページ)
《_¨すべての現実的なる真理追求が世界のうちに現われ来たのは、一つの聖なる確信を求める闘争によってなのである¨_。闘争するという情熱によって、なのである。》(250-251ページ)鮮やかな闘争宣言だ。

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2019年2月 3日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/3

『加藤尚武著作集第12巻 哲学史』の「『加藤尚武著作集第12巻_本文.txt」で『20世紀の思想――マルクスからデリダへ』の仮ゲラ印刷+通読+ファイル修正をつづける。「第五章 科学とは何か」の「ウィトゲンシュタイン――哲学的虚妄との戦い」9ページ、「クーン――パラダイムが起こす『革命』」8ページ、スミ。これで第五章も終り。
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『ホメーロス』(古典世界文学1) で『イーリアス』の「第一巻 疫病と憤怒のものがたり」のつづき~終り。
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『エピクロス――教説と手紙』(岩波文庫) の「ヘロドトス宛の手紙」のつづき~。エピクロスの原子論では運動の等速性が先見的である。
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La Sainte BibleのAncient Testament: La Gene`seの8章(大洪水のあと)、9章(ノアと息子たちとの契約)を読む。
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『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「真理の情熱について」を読む。
《芸術は、認識よりも、より強力なのである。何故なら、_¨それは¨_生を意欲しているからである。》(223ページ)
 つづけて「哲学者に関する著作のための準備草案」読みはじめる。
《自己の危険を意識するに到った民族は、天才を産出するのである。》(232ページ)
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野村喜和夫『まぜまぜ』読みつぐ。

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思考のポイエーシス・日録篇2019/2/2

『エピクロス――教説と手紙』(岩波文庫) 読みはじめる。
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湯浅博雄さんからE-mailで「季刊 未来」春号の連載原稿4回目とどく。

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2019年2月 2日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2019/2/1

フランス著作権事務所さんより返信E-mailでMarguerite Duras, Franc&ois Mitterrand, Le bureau de poste de la rue Dupin et autres entretiens, Gallimard, 2006の版権はGallimardからの返事待ちとの連絡。
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稲葉三千男さん次女の間宮みきさんにtel。先日連絡したガブリエル・タルド『世論と群集』の著作権継承者は間宮さんで決定。問題はない由。住所も教えてもらう。
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堀江新二さんよりtel&E-mail。『俳優の仕事』第三部の重版訂正。~受取りの返信E-mail。2月下旬刊。
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野村喜和夫『まぜまぜ』読みつぐ。なぜこういうものを書くのか、よくわからない。
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『ニーチェ全集3 哲学者の書』(ちくま学芸文庫) の「ショーペンハウアー哲学とドイツ文化との関係」を読む。

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