思考のポイエーシス・日録篇2018/11/29
『加藤尚武著作集第7巻 環境倫理学』の本文ファイルの追加修正+印刷。注ファイルの印刷16ページ分。図版と表の割付指定もすべてスミ。著者略歴、奥付、広告ページもコピー流用でスミ。残るは著者解題と索引だけ。~萩原印刷・藤野君にE-mailでデータ送付。のち、入校。
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エンツォ・トラヴェルソ[宇京賴三訳]『左翼のメランコリー――隠された伝統の力 一九世紀~二一世紀』読みつぐ。「第五章 時の一致」のはじめ~。この章ではベンヤミン、つづいてダニエル・ベンサイドが論じられている。
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バルーフ・デ・スピノザ『デカルトの哲学原理 附 形而上学的思想』(岩波文庫) の「幾何学的方法で証明された哲学原理」第一部のつづき~。きわめて論理的だが、神の認識が認識一般との循環関係にあるという「デカルト循環」が神の観念によって断ち切ることができるというスピノザの論脈は難解だ。
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加藤思何理詩集『真夏の夜の樹液の滴り』読了。以前にも読んだことがあるが、物語詩への志向がつよいひと。時間が自由に伸縮し、性的にも放恣なイメージのなかに幼児退行的な願望がほのみえているのがおもしろい。
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