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2018年10月21日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2018/10/21

デイヴィド・ヒューム/大槻春彦訳『人性論(四) 第三篇 道徳に就いて』(岩波文庫) を読みはじめる。緒言~「第一部 道徳と悪徳一般に就いて」の第一節のはじめ~。
《およそ一切の晦渋な論究には、次のような不便が伴うものである。すなわち、晦渋な論究は相手を承服させないで沈黙させるだけのことがあって、論究の力を感知させるには、論究を最初に案出したとき必須であったと同じ程度の劇しい研鑽が要求されるのである。》(11ページ)
 これには心当たりがあり、おおいに配慮する必要がある。とくに現代詩の世界では。
《大部分の人が一致して読書から娯楽へ転換するように思われる時代、そして了解するには著しい程度の注意を要求される一切の事を斥けるように思われる時代》(12ページ)
とヒュームは書いているが、18世紀前半でもこんなことが言われていたことは驚きだ。とにかくこの巻はおもしろそうだ。
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『加藤尚武著作集第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相』の単行本未収録論文「『発酵』という言葉にかんする覚書」の鈴木さん修正の仮ゲラを通読スミ。15ページ。
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タケイ・リエ詩集『ルーネベリと雪』通読。初めて読む詩人だが、意外とオーソドックスな抒情詩。「山鳥」など随処に毅然とした主張が出てきて、このひとの生き方をのぞかせている。
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折原浩『戦争責任 マックス・ヴェーバー そして東大闘争――戦後史・学問・現場実践』の仮ゲラ印刷+通読つづける。第II部「マックス・ヴェーバーとの出会い」の§6~8、スミ。
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第二次「走都」3号のための鮎川信夫論をを読みなおし、すこし加筆。さらに「3」節を作品論としてかなり進む。9枚半ほどで28字×413行=29枚弱になる。

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