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2018年4月

2018年4月30日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/30

トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(四)』(岩波文庫) の「第四部 暗黒の王国」の第四十四章のつづき~。
   *
『ヨーロッパの内戦――炎と血の時代一九一四―一九四五年』の鈴木さん作成の修正ファイルのチェック+修正をしながら通読はじめる。同時に原注の一括修正も。「序章」の途中まで。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre 2/L'exorbitant. Question de Me+'thode.(途方もないもの。方法の問題)のつづき~。
   *
ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の「言語の形式的性質」のつづき~。

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2018年4月29日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/29

ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の「言語の形式的性質」のつづき~。
   *
「ERA」第三次10号に目を通す。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre 2/L'exorbitant. Question de Me+'thode.(途方もないもの。方法の問題)のはじめ~。
《テクスト外は存在しない。(<I>Il n'y a pas de hors-text.</I>)》(p. 227)
はここにあった。
   *
『ヨーロッパの内戦――炎と血の時代一九一四-一九四五年』の鈴木さん作成の修正ファイルのチェック。見出しタグ付けがほとんどできていないので、まずは大中見出しのタグ付けと前後のアキの統一をすべてすませる。目次と実際の箇所に違いがいろいろある。
   *
「現代詩2018」(日本現代詩人会発行)でことしのH氏賞、現代詩人賞の(自分の「ことばの政治性」もふくめて)すべての選評ほかを読む。とりわけ選考委員長としてかかわった現代詩人賞の選考委員各人の選評はそれぞれの考え方がよく出ていて興味深い。現代詩人たちが一般的に想定する「詩らしさ」というものがあまりに脱政治的であること、メッセージ性への怖れという悪しき風潮が反映したものにもなっている。わたしはこれを「意味へのおびえ」あるいは「思想性の回避」という方向で批判したい。いずれこのあたりの論脈ははっきりさせたうえで現代詩批判を試みる必要を感じる。

 参考までに以下にわたしの選評を掲載しておこう。

「ことばの政治性 現代詩人賞選評」(野沢啓)

 これまで詩集賞の選考委員は何度か経験しているが、いつも完全に納得できるかたちで終わったことがない。今回はそれを一段と感じることになった。それというのも、今回ほど評価が分かれたことはなかったからでもあり、ある意味では決定的な詩集がなかったことが最大の原因かもしれないのだが、それよりも選考過程でわたしがやや不用意に「いまの詩はことば遊びが多すぎる」という発言をしたことがきっかけとなって、高岡修の「詩はすべてことば遊びにすぎない」という、ある意味では型通りだが過剰にポレミカルな論点を引き出してしまったことによって、意味性の強い詩が憂き目をみる方向に選考会が動いてしまった観があるからである。わたしとしては「ことば遊び」という論難調の言い方よりは「意味へのおびえ」または「思想性の回避」という傾向が現在の多くの詩に見られるモダニズム的病弊だということを言えばすんだのである。そのあたりの説明不足もあって、議論を空転させてしまったかもしれないのが、やや心残りなのである。詩はたんなることば遊びではなく、そこに詩でしか表出できないことばの深い情調、リズム、意味の広がりと意外性などをたたみ込むことのできる高いことばの技術が示されなければならない。詩集賞はこうした詩集に授けられるべきなのである。
 ことしの候補詩集のなかでは、政治的メッセージ性がきわめて強い八重洋一郎詩集『日毒』をわたしは高く評価した。日本本土(ヤマト)から歴史的・政治的・軍事的に極端な差別を受けている琉球諸島のなかで、八重の住んでいる石垣島もいまにつづく長い差別の歴史に苦しめられてきた。その積年の恨みと怒りが日本という毒=「日毒」ということばに結晶され、代々受け継がれてきた。その家系にまつわる虐待の物語を書き込んだ「手文庫」という作品は選考委員の評価が高かったが、全体にことばの政治性がナマの怒りに流れすぎてしまうという難点があり、そこに批判が集中したこともあって、残念ながら受賞までにはいたらなかった。詩人としてのさらなる洗練と熟成を望みたい。
 岩成達也詩集『風の痕跡』の後半は哲学的思索であり、詩集としての一貫性に欠けた。菊田守詩集『蛙』は新境地をみせた詩集だが、決定的ではなかった。北川朱実詩集には物語的な長所が見られ、日原正彦詩集にはときに繊細なユーモアが感じられた。
 受賞された清水茂詩集『一面の静寂』は、まったく未知の詩人のものだったが、老境の静謐な境地がさりげない筆致で展開されており、やや枯淡の境地に傾きすぎるところがあるとはいえ、深い感銘を受けるところがあった。地味だが得がたい収穫ということで受賞作となった。

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2018年4月28日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/28

トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(四)』(岩波文庫) 読みはじめる。「訳者序文」につづけて「第四部 暗黒の王国」の第四十四章のはじめ~。
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それにしても大谷はすごいな。セベリーノから弾丸ライナーのホームラン。むずかしい内角速球を腕をたたんだ巧打が125メートルも飛んだ。
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「詩遊」58号に目を通す。冨上芳秀の体調が心配だ。
   *
「水の呪文」50号、通読。富沢智個人誌。現代詩資料館「まほろば」の苦闘を書いている。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre 2/La chai^ne des supple+'ments(代補の連鎖)のつづき~終り。ルソーにおけるsupple+'ments(代補)の個人的意味。それにしてもこの代補の概念はわかりにくい。
   *
「アリゼ」184号に目を通す。
   *
「地上十センチ」18号、通読。和田まさ子個人誌。
   *
ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の「言語の形式的性質」のつづき~。

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2018年4月27日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/27

トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十三章のつづき~終り。ラテン語版との比較の注を除き、この巻も読了。この巻はキリスト教と教会にかんする部分でかなり読むのがしんどかった。

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2018年4月26日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/26

トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十三章のはじめ~。
《人はかれ自身の危険において、服従を拒否しても、不正義ではないのである。》(341ページ)
これは自然法主義者ホッブズらしい考えである。
   *
「一冊の本」4月号に目を通す。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre 2/La chai^ne des supple+'ments(代補の連鎖)のつづき~。
   *
「るなりあ」40号を読む。荻悦子から送ってもらったが、詩のなかにもあるように、ヒビが入ったというのは本当のようだ。

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思考のポイエーシス・日録篇2018/4/25

トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~終り。
   *
「季刊 びーぐる 詩の海へ」39号、読了。

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2018年4月25日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/24

ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の「言語の形式的性質」のはじめ~。
《文の反復は稀なことであって、言語の文法に準拠した上での改新こそ通常の日々の運用における通則である。》(185ページ)
   *
「季刊 びーぐる 詩の海へ」39号、読みつぐ。宗近真一郎が第二次「走都」2号の鮎川信夫論を論評し、後半の鮎川批判をがおもしろいと書いてくれている。ちゃんと読んでくれているのに感謝。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre 2/La chai^ne des supple+'ments(代補の連鎖)のはじめ~。ルソーの『告白』のオナニスムのエピソードについて。

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2018年4月23日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/23

ノルベルト・ボッビオ『ホッブズの哲学体系――「生命の安全」と「平和主義」』見本できる。寄贈分、マスコミ関係、岸顯樹郎、フランス著作権事務所への発送は横山さんにまかせる。
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エンツォ・トラヴェルソ『ヨーロッパの内戦――炎と血の時代一九一四―一九四五年』の原稿処理を鈴木さんに進めてもらうことにし、印刷。~宇京賴三さんにtel。ルビや傍点、独仏特殊文字は使ってないことを確認。表記統一もこちらのやりかたで進めていいことを確認。できれば6月刊行予定を伝える。~鈴木さんにテキスト変換、マクロ処理からはじめてできるところまでやってもらうことに。
   *
萩原印刷より『加藤尚武著作集第6巻 倫理学の基礎』の索引初校11ページ、出校。ほかに『私の日本地図15』の校正、売上げスリップなどの校正、持参。その場で責了にする。~加藤尚武さんにtel。のち、索引の校正を届ける。
   *
トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。ここでホッブズはローマ法王の現世的権力をほぼ全面的に否定している。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre 2/De l'aveuglement au supple+'ment(盲目から代補へ)読みつぐ~この節、終り。ルソーの『告白』における母への異常な愛。
   *
「季刊 びーぐる 詩の海へ」39号、読みはじめる。国際詩祭について何人かの詩人が推奨しているが、それはどうかな。

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2018年4月22日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/22

ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の「自然言語の形式と意味」のつづき~終り。
《わたくしは言語研究の一つのアプローチ、この研究を理論的人間心理学の一分枝と見なすアプローチを論議してきた。その目標は、言語を習得し使用することを人間に可能ならしめる心的力量をあらわにし明らかにすることである。》(179ページ)
とチョムスキーはみずからの方法意識を述べているが、言語研究を心理学に結びつけようとするのはいかがなものか。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre 2/De l'aveuglement au supple+'ment(盲目から代補へ)読みつぐ。ルソーの『エミール』をめぐる子どもと母親、幼年時代、教育などの諸問題について。キーワードsupple+'ment(代補)はdeiffe+'rance(差延)の別名である、とデリダはさりげなく明かしている(p. 215)。
   *
トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。
   *
劉霞詩集[劉燕子・田島安江訳・編]『毒薬』読了。ノーベル平和賞作家、劉暁波夫人にして同志的存在である劉霞の選詩集。訳者ふたりの熱い共感とともに詩の力を感じさせる。それにしても中国政府というのは反体制派にたいする悪質な封じ込めをしていることに怒りをもつ。
   *
加藤尚武著作集第7巻の単行本未収録論文「自然哲学の復権」の鈴木さん修正ズミの仮ゲラ通読+ファイル修正、20ページ。この論文もスミ。

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2018年4月20日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/20

『加藤尚武著作集第6巻 倫理学の基礎』の索引チェックのつづき。本文テキストから検索もいろいろ。とりあえず完成。~加藤さんにE-mailで最終版を送付&tel。~加藤さんから返信E-mailで修正2箇所。tel入れして確認。~データは萩原印刷・藤野さんにE-mailで送付。印刷分はあとで渡す。
   *
佐々木力さん、高木久仁子さん、来社。高木仁三郎『反原子力文選』の企画打合せ。とりあえず原稿のPDFを送ってもらい、原稿量と中身を確認していくことに。原稿はOCR読み取りになる。厚めの一冊でまとまる可能性あり。ほかに中国論の連載もふくめて企画本の話3つほど。
   *
「みすず」3月号に目を通す。
   *
「季刊 びーぐる 詩の海へ」39号、とどく。詩論時評で宗近真一郎が第二次「走都」2号の鮎川信夫論について言及してくれる。

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2018年4月19日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/19

『私の日本地図15 壱岐・対馬紀行』2刷の訂正を確認。広告ページの価格表示の確認は水谷君にしてもらい、萩原印刷へ入校。
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精興社の小山さん、来社。『エコノミメーシス』2刷のスキャン原稿、新組み分(訳者略歴、奥付、広告)を持参。チェック、スミ。責了で戻す。
   *
萩原印刷より『ホッブズの哲学体系――「生命の安全」と「平和主義」』の一部抜き、とどく。
   *
『加藤尚武著作集第6巻 倫理学の基礎』の書店用新刊案内の原稿を作成し、高橋さんに作ってもらう。
   *
高橋さんに『加藤尚武著作集第6巻 倫理学の基礎』の抽出ずみ人名索引に既刊分の説明項目からコピー&ペーストしてもらう。~さらなる修正。新規分が届かないので、加藤さんにtel。すでにできているとのことで、すぐE-mailで送ってもらう。大量の追加。電話で確認しながらとりあえず1項目(タレス)を除いて完成。傍注の部分をチェックして追加。ノンブルなどはあす確認。データはE-mailで加藤さんに送付しておく。
   *
トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。

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2018年4月18日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/18

「人文学報」514/515号の抜刷で小林浩君の「人文書出版と業界再編――出版社と書店は生き残れるか」つづきを読む。人文書への熱い思いと研究熱心さに感心した。それにしてもよく勉強している。営業のエディターシップという考え(ついでに編集者の営業感覚も)はわたしもずっと言ってきたことなので、共感できる。
   *
トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。
   *
ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の講演「精神の研究に対する言語学の貢献――未来」のつづき~終り。
《今日維持可能と思われる結論をおおまかに正確と想定するならば、生成文法とはいくつかの異ったタイプの規則何百かから成る体系で、その規則体系は順序づけと適用とについての若干の固定した下位構造を含むと想像することは穏当である。》(138ページ)
 これは生成文法にたいするとりあえずの定義と言えるだろう。それにしてもおもしろくない定義だが。
《言語使用の創造的面に関係する中心的な諸問題は、従来通り手の届かぬままで残っている。》(152ページ)
 この指摘は重要だ。
   *
劉暁波詩集[劉燕子・田島安江編・訳]『独り大海原に向かって』読了。
《どういうわけか自分にもわからないが、世事に対して超然とすることなど退屈で平凡で、いやなのだ。むしろ険しく、苦痛に満ちて、致命的な刺激のある生き方しかぼくにはできない。ちょっと考えられないほどの残忍な屈辱を耐え忍ばなければ、退屈な平穏など考えられない。》(202ページ)
 こういう性格が悲劇的な生の根源にある。

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2018年4月17日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/17

『加藤尚武著作集第6巻 倫理学の基礎』初校、出校。解題までで460ページ。目次との照合とノンブル入れ、全体のチェックと修正。高橋さんに同時に一太郎上でページ区切りを入れてもらう。新規の人名索引項目を全巻用のリストに追加。かなり多い。~帰りに加藤さん宅へゲラ届け。

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2018年4月16日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/16

トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre 2/De l'aveuglement au supple+'ment(盲目から代補へ)読みつぐ。
   *
加藤尚武著作集第13巻の単行本未収録論文「熊沢蕃山と安藤昌益」の仮ゲラ通読+ファイル修正、13ページ。この論文もスミ。

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2018年4月15日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/15

加藤尚武著作集第14巻の単行本未収録論文「喧嘩両成敗――In a quarrel both parties are to blame」の仮ゲラ通読+ファイル修正つづける。三節~六節、11ページ。この論文もスミ。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre 2: <<ce dangereux supple+'ment...>>(「この危険な代補……」)読みはじめる。はじめの部分。
《戦いはここではわたしの内にあり、わたしはわたしの生命を守りながら、再認識を享受するために生命を超えてみずからを高めようとするが、エクリチュールとはこの戦いの現象なのである。》(205ページ、拙訳)
   *
トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。
   *
劉暁波詩集[劉燕子・田島安江編・訳]『独り大海原に向かって』読みはじめる。前半は「天安門事件の犠牲者への鎮魂曲【レクイエム】」19篇。権力の虐殺のリアルな記憶。
〈自由から逃避した人は生きているが、魂は恐怖のなかで死んでいる。/……殺人者たちの政権は人を絶望させる。人殺し政権と殺された者とを冷淡に忘れる心をもつ民族は、さらに人を絶望させる。〉(122-123ページ)
   *
ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の講演「精神の研究に対する言語学の貢献――未来」のつづき~。

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2018年4月14日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/14

トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。洗礼や教会権力による破門など。世界の名著版では省略されているものが多い。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre I/L'e+'criture et l'exploitation de l'homme par l'homme(エクリチュールと人間による人間の搾取)のつづき~この章の終り。レヴィ=ストロースの主として『悲しき熱帯』への批判。つづいてルソーの『言語起源論』の検討に移る。
   *
加藤尚武第三論集として以前にファイル整理したテキストデータを加藤尚武マクロでテキスト処理。このなかに含まれているテキストを一括処理。まずは加藤尚武著作集第14巻の単行本未収録論文「喧嘩両成敗――In a quarrel both parties are to blame」から通読+ファイル修正はじめる。一節~二節、4ページ分。
   *
ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の講演「精神の研究に対する言語学の貢献――未来」のはじめ~。

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2018年4月13日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/13

「大学出版」113号に目を通す。日韓大学出版部協会合同セミナーの記録。
   *
伊藤弘子『弘布――伝統織物から生まれたテキスタイル』の原稿データPDF通読と校正。~石田さんにtel。TRCがらみで部数が予想以上に出そうなので、初刷を増やす必要がありそう、定価も3800円ぐらいにしたほうがいいと伝え、バーコードを作る必要もあるので早めに回答してもらうことに。水谷君から発送してもらう。TRCの担当者にもカラーコピーを渡し、部数の検討をしてもらう予定。
   *
加藤尚武著作集第3巻の単行本未収録論文「法における身心問題」の鈴木さん処理ずみ仮ゲラ通読+ファイル追加修正、15ページ。この論文もスミ。
   *
トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」の途中~。

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2018年4月12日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/12

「春秋」4月号に目を通す。島薗進、信田さよ子の連載がいい。
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トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十二章「教会権力について」のはじめ~。この章は全47章のなかで最も長く、文庫版で130ページもある。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre I/L'e+'criture et l'exploitation de l'homme par l'homme(エクリチュールと人間による人間の搾取)のつづき~。デリダの引用によると、レヴィ=ストロースは〈エクリチュールの発明によって導かれた巨大な革命〉については否定的なかたちで論ずるつもりはない、と書いていて、デリダもそれを否定していない。
   *
ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の講演「精神の研究に対する言語学の貢献――現在」のつづき~終り。この講演での要点は以下の文に要約されそうだ。
《普遍文法の原理は、いかなる人間言語もそれに服従しなければならない高度に制限的な図式と、そのようないずれの言語の文法もいかに使用され得るかを決定する特定の条件を提供する。》(103ページ)

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2018年4月11日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/11

月曜社の小林浩君より首都大学東京人文科学研究所発行の「人文学報」514/515号の抜刷「人文書出版と業界再編――出版社と書店は生き残れるか」とどく。いろいろやってんだ。
   *
加藤尚武著作集第5巻の単行本未収録論文「ヘーゲル論理学のなかの『実体』と『因果』」の仮ゲラ通読+ファイル修正を再開。四節~七節、16ページ分。これでこの論文、スミ。仮ゲラ34ページ、印刷。
   *
「ミて」142号に目を通す。新井高子が「大船渡ノート」で『東北おんば訳 石川啄木のうた』について書いている。QRコードを付けておんばの音源を聞けるアイデアを出したのはわたしである。そのことにはなにも触れられていない。
   *
トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十一章の途中~終り。救世主の職務についてのいろいろ。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre I/L'e+'criture et l'exploitation de l'homme par l'homme(エクリチュールと人間による人間の搾取)のつづき~。エクリチュールの戯れによってナンビクワラ族の酋長が幹部から見捨てられた話。
   *
ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の講演「精神の研究に対する言語学の貢献――現在」のつづき~。なんとも煩雑で退屈な英語音声規則の叙述がつづく。
   *
『鮎川信夫全集I 全詩集』の再読つづき。「裏町にて」は「繋船ホテルの朝の歌」の習作のような作品。出来は悪いが。

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2018年4月10日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/10

加計問題ではまたまた安倍首相の悪行が暴露された。秘書官が言う「首相案件」とは首相の権力意識丸出しを露骨に示すものだ。地方の役人に「やらせられる」意識でなく「死ぬ気で取り組め」とかなんとか言ったそうだ。これって、下っ端の役人は自分の思い通りに動くべき奴隷だと言わんばかり。まったく前代未聞のタチワル首相だ。まわりの取り巻きの悪質低能ぶりにはうんざりだ。これ以上の悪行を暴露されるまえに引退をおすすめする。

「UP」4月号に目を通す。恒例の〈東大教師が新入生にすすめる本〉特集。新入生にこんなもの読めるかな、と思える本を推薦している先生があいかわらず多い。もうすこし親身になって推薦本を考えてもらわないと、ますます本に近づきにくくなるんじゃないかな。また、長谷部恭男の文章によれば、フォークランド紛争のさいに当時の「鉄の女」サッチャー首相は核攻撃を考えていたとのこと。怖ろしい女だ。
   *
トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十章の途中~第四十一章の途中。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre I/L'e+'criture et l'exploitation de l'homme par l'homme(エクリチュールと人間による人間の搾取)のつづき~。
   *
ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の講演「精神の研究に対する言語学の貢献――現在」のつづき~。

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2018年4月 9日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/9

きのう確認したノルベルト・ボッビオ『ホッブズの哲学体系――「生命の安全」と「平和主義」』の初校を責了にして萩原印刷に戻す。広告1ページはとりあえず後回し。
   *
上村忠男さんよりE-mailで「季刊 未来」夏号の原稿「『新しい学』を読み解く 独学の思想3」がはやくも届く。今回は10ページとのこと。
   *
ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の講演「精神の研究に対する言語学の貢献――現在」のはじめ~。チョムスキーは言語学者というより文法学者か。期待したけど、あまりおもしろくない。
   *
「瑠璃坏」11号に目を通す。
   *
トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第四十章の途中~。

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2018年4月 8日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/8

ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の講演「精神の研究に対する言語学の貢献――過去」の途中~終り。次章で展開されるらしい〈哲学的文法〉という概念がよくわからないが、ポールロワイヤル文法の理論の主張は 《基底にある深層構造は言語形式の抽象的組織を具えていて「精神に現在している」、この際、信号は表層構造を具えていて、肉体的器官によって産出ないしは知覚される》(38ページ) というものらしい。これはラカンの構造化された言語としての無意識と通ずるものがあるかもしれない。
   *
トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第三十九章~第四十章の途中。
   *
午後、古本屋まわりで下北沢へ行くが、収穫なし。経堂の遠藤書店でポール・リクール/エーバーハルト・ユンゲル『隠喩論――宗教的言語の解釈学』を発見して購入。『ヨブ記』(岩波文庫)も買う。~帰りにアマゾンギフト券5000円分を購入。~買ってきたアマゾンギフト券を登録し、デリダ『哲学の余白 下』と瀬戸賢一『よくわかるメタファー――表現技法のしくみ』(ちくま学芸文庫)を購入。
   *
加藤尚武著作集第5巻の単行本未収録論文「ヘーゲル論理学のなかの『実体』と『因果』」の仮ゲラ通読+ファイル修正。はじめ~三節、17ページ分。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre I/L'e+'criture et l'exploitation de l'homme par l'homme(エクリチュールと人間による人間の搾取)のつづき~。レヴィ=ストロースのエクリチュール理解への3つの批判的論点の整理。
1. エクリチュールが歴史と科学の進化にかかわらない、という主張。
2. エクリチュールの発明以後の認識は増大したのではなく、変動しただけであるという主張。
3. エクリチュールは認識の領域に決定的ななにももたらさなかった、という主張。
 これらの論点はいずれも間違っていることを批判する。
   *
愛敬浩一詩集『それは阿Qだと石毛拓郎が言う』通読。200ページ超の厚さにもかかわらず、愛敬節とも言える幼少年期の記憶がどこかなつかしく響いてくる。書名に石毛拓郎の名前を入れたり、谷内修三のネットでの注釈を取り込んだり、なんだかチャンポンみたいな一冊だ。

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2018年4月 7日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/7

トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第三十八章の途中~終り。
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ノルベルト・ボッビオ『ホッブズの哲学体系――「生命の安全」と「平和主義」』の初校チェック。目次との照合とノンブル・柱のチェック。数箇所のミスを修正。
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Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre I/L'e+'criture et l'exploitation de l'homme par l'homme(エクリチュールと人間による人間の搾取)のつづき~。
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「グッフォー」69号、「りんごの木」48号、「詩と思想」3月号、「VAV」29号に目を通す。
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ノーアム・チョムスキー『言語と精神』の講演「精神の研究に対する言語学の貢献――過去」の途中~。

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2018年4月 6日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/6

『加藤尚武著作集第6巻 倫理学の基礎』の仮ゲラ赤字のファイル修正。ファイル連結も。すべて終了し、萩原印刷へ入校。データは藤野さんにE-mailで送付。
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萩原印刷より『ホッブズの哲学体系――「生命の安全」と「平和主義」』初校出校。奥付までで予想通り351ページ。~田中浩さんにtel。8時ぐらいまでには家へ届けに行くことに。
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ノーアム・チョムスキー『言語と精神』読みはじめる。

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2018年4月 5日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/5

加藤尚武著作集第2巻の単行本未収録論文「何度も『矛盾』の出てくるびっくり箱――ヘーゲル『大論理学』の矛盾概念」の仮ゲラ通読+ファイル修正つづき。五節~八節、17ページ分。この論文もスミ。これで第2巻もすべて終了。加藤さんに渡す仮ゲラの残りを印刷5本分171ページ。
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受け取ってきたばかりの『加藤尚武著作集第6巻 倫理学の基礎』著者解題をテキスト処理+通読+ファイル追加修正+印刷15ページ。これは本文赤字を修正したものとあわせて入校の予定。
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「現代詩手帖」4月号、読みつぐ。~了。どうも方向性が違う気がする。
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トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第三十八章のはじめ~途中。
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『鮎川信夫全集I 全詩集』の再読つづき。「あなたの死を超えて」の架空の「姉さん」の正体とは何だろう。どうも母親への母子相姦的執着の匂いを感じるのだが。
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Jacques Derrida: De la Grammatologieの第2部/chapitre I/L'e+'criture et l'exploitation de l'homme par l'homme(エクリチュールと人間による人間の搾取)のつづき~。

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2018年4月 4日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/4

加藤尚武著作集第2巻の単行本未収録論文「何度も『矛盾』の出てくるびっくり箱――ヘーゲル『大論理学』の矛盾概念」の仮ゲラ通読+ファイル修正。はじめ~四節、15ページ分。
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学校法人城西大学国際現代詩センター編『荒ぶるゆりかご――三・一一の惨事への詩的な応答』の必要なところを読む。
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トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第三十七章を読む。〈奇蹟〉について、その真偽のいろいろ。

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2018年4月 3日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/3

加藤尚武著作集第2巻の単行本未収録論文「対立の想定ごっこと磁石――ヘーゲル『大論理学』に描かれた『対立』の概念」の仮ゲラ通読+ファイル修正を「第2論集」ファイル上で再開。六節~十一節、23ページ分。この論文もスミ。
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ジョン・L・オースティン『言語と行為』の訳者(坂本百大)の「訳者解説」の途中~終り。訳者あとがき。ようやく読了。オースティンの言語行為論Speech Act Theoryの意味づけと歴史がわかりやすい。
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トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第三十六章の途中~終り。

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2018年4月 2日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/2

きのうテキスト処理+通読の終わった『ホッブズの哲学体系――「生命の安全」と「平和主義」』の解説、訳者あとがきの仮ゲラを印刷21ページ。~田中浩さんにtel。解説のわかりにくいところを聞き、該当部分をFAX。~のち、telあり。修正を聞く。~ファイル修正して最終仮ゲラを印刷。入校へ。組指定書も作成。データを藤野さんにE-mailで送付。
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ジョン・L・オースティン『言語と行為』の「訳者解説」の途中~。

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2018年4月 1日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2018/4/1

1時半すぎ、田中浩さん宅へ。『ホッブズの哲学体系――「生命の安全」と「平和主義」』仮ゲラ赤字、解説と訳者あとがきのデータ(USBメモリにデータをコピー)を受取り。~2時半ごろ、帰宅。~さっそく仮ゲラ赤字のファイル修正。本文と注、終り。さらに「解説 ボッビオのホッブズ論――翻訳に解説は必要か」と訳者あとがきをテキスト処理+通読。これですべて終り。あす最後の追加部分を仮ゲラ印刷して入校の予定。
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ジョン・L・オースティン『言語と行為』の「編者追記」「訳者解説」の途中まで読む。

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思考のポイエーシス・日録篇2018/3/31

トマス・ホッブズ『リヴァイアサン(三)』(岩波文庫)「第三部」の第三十六章の途中まで読む。
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ジョン・L・オースティン『言語と行為』の「第十一講」の途中~「第十二講」読む。これでオースティンの講義すべて読了。最後のまとめとして発言の型を5種類に分けて要約している(274ページ)。判定宣告型――判断の行使。権限行使型――影響力の主張ないし権力の行使。行為拘束型――義務の引き受けないし意図の宣言。態度表明型――一定の態度をとること。言明解説型――理由、議論、伝達作用の明確化。
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「現代詩手帖」4月号、読みつぐ。石牟礼道子追悼と和合亮一特集。
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加藤尚武著作集第2巻の単行本未収録論文「対立の想定ごっこと磁石――ヘーゲル『大論理学』に描かれた『対立』の概念」の仮ゲラ通読+ファイル修正を「第2論集」ファイル上でつづける。三節の途中~五節、14ページ分。

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