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2017年7月31日 (月)

読み書き日録2017/7/31

『ホモ・コントリビューエンス』の原稿通読、つづける。眞方忠道「プラトン主義断想――滝久雄『貢献する気持ち』によせて」の4節~おわりに。この論文も読了。
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加藤尚武著作集第3巻の『へーゲルの「法」哲学』の仮ゲラ印刷+通読+ファイル修正をつづける。「7章 正義のために世界が亡びるなんて本末転倒だ」の2節~3節を読む。この章もスミ。
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新井高子さんにtel(留守電)。きのう受け取った『東北おんば訳 石川啄木のうた』の原稿は表記を修正したWord原稿を戻すので、それから榎本さんに再入稿してほしいと伝える。~榎本了壱さんからE-mailですこし遅れそうとのお詫び。~はじめに、おんば訳の魅力、おわりにの修正案をWord原稿で赤字入れ+赤マーク付け。E-mailで新井さん、榎本さん、蛭田恵実さんに添付ファイル送付。
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横山克衛詩集『かりそめの日々』通読。物語的志向をもつこの詩人はかつて駒田克衛の名で不思議に野放図な言語世界を築いていた。今回も成熟を拒否したような世界にその片鱗がうかがわれる。
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G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(下)』(岩波文庫)の第四部「ゲルマン世界」の「第三篇 近代」の「第二章 宗教改革が国家形成におよぼした影響」読む。へーゲルはフリードリヒII世を「哲学者の王」とし、
《宗教上の論争がきらいで、論争の渦中にある見解のいずれにもくみしないフリードリヒは、精神の奥深さと思考の自覚的な力をしめす普遍性の意識がそなわっています》(346ページ)
と高く評価している。
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大江健三郎『沖縄ノート』(岩波新書)VI章の途中以降を読みつぐ。演劇集団『創造』の戦いが、内なる沖縄戦の体験を踏まえて持続的な活動をしてきたことが紹介されている。それに対置される
《本土からの、およそ犯罪的なほどに鈍感な、沖縄残酷物語の収集家》(167ページ)
ということばに大江の怒りが見てとれる。

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