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2017年7月21日 (金)

読み書き日録2017/7/21

きのう書いた「詩的断章32」を読み直し、すこし修正していちおう完成。

「動物は無自覚なまま神と一体化している」(*)
なんでも精神のヘーゲルおじさんには困ったものだが
ときどきいいことも言う
うちのナイジェルなんか生きていたときからカミだったから
死んでもますますカミさんだ
無自覚だろうがなんだろうがかまうものか
心に邪気がないかは目を見りゃわかる
動物の目には不安はあっても悪意はない
目は口ほどにものを言う
とは誰が言ったのか
ほんとうはもっと深い意味があるかもしれないけれど
いまのところはいいことにする
ひとは信じないけど犬は信じられるね
これって不幸なの
まあそういう運命にあるのか性格なのか
自分で判断してもしかたあるまい
人間なんか精神腐ってるのほど心は闇よ
動物の心なんかわかりゃしない
生きることに真剣さが足らないからさ
よく遊びに来てくれるダンボさんは真剣だもんね
おやつが目当てなんだけど
それでいいのだ
そうやって問題をせまく限定したほうがときには現実的で
ワイドにものを見ようたって
できる人間なんかそんなにいるかい

(*) G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(下)』岩波文庫166ページ。
   *
加藤尚武著作集の『バイオエシックスとは何か』の仮ゲラ通読+ファイル修正、つづける。8節~14節。本文、読了。あとがき2ページ、スミ。これでこの本も終り。
   *
野村喜和夫『哲学の骨、詩の肉』の第4章~第5章を読む。レヴィナスの他者論とランボーの "Je est un autre" についての哲学まぶしエッセイ。
   *
Jacques Derrida: De la Grammatologie の第一部/chapitre 2 linguisutique et grammatologieのはじめ~。エクリチュールの学の問題設定。
   *
G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(下)』(岩波文庫) の第三部「ローマ世界」の「第三篇 帝制の時代」の第2章「キリスト教」のつづき。
《認識とは、意識にとってよそよそしい外部世界を否定し、主観が自己へとかえってくることなのです。》(168-169ページ)
へーゲルにはこういうなにげない金言がこぼれ出るところがある。
   *
『石川啄木全集 第二巻 詩集』の「詩稿ノート」の部のつづき。

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