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2017年7月20日 (木)

読み書き日録2017/7/20

『ホモ・コントリビューエンス』の原稿通読、つづける。高橋文博「伊藤仁斎の仁愛の思想」の七節~十二節。この文、読了。このままゲラにすることにし、天野さんに渡す。
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G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(下)』(岩波文庫) の第三部「ローマ世界」の「第三篇 帝制の時代」の第1章~第2章の途中。
《罪なく楽園に生きるという境遇は、動物の境遇です。楽園は、動物なら踏みとどまれるが、人間はそこに踏みとどまることができない。動物は無自覚なまま神と一体化しているが、人間は自分を自覚する精神だからです。この自覚、この意識は、同時に、一般的な神の精神からの離脱でもあって、わたしが善と対立する抽象的自由に執着するかぎり、それこそがまさに悪の立場にたつことです。したがって、原罪は人間につきまとう永遠の神話であって、まさにそれによって人間は人間になるのです。》(166ページ)
 動物は無自覚なまま神と一体化しているというのは実感できるが、人間とはご苦労なものだ。
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加藤尚武著作集の『バイオエシックスとは何か』の仮ゲラ通読+ファイル修正、つづける。7節、スミ。
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「孔雀船」90号に目を通す。継続は力なり、を地でいっている望月苑巳編集誌。
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『石川啄木全集 第二巻 詩集』の「詩稿ノート」の部のつづき。
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野村喜和夫『哲学の骨、詩の肉』の「インテルメッツォ1」を読む。忘れていたが、小林康夫『歴史のディコンストラクション』刊行にちなんで依頼した原稿だった。こんなかたちで再会するとは。野村の「機会哲学」の本領発揮の文章だ。

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