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2017年7月17日 (月)

読み書き日録2017/7/17

野村喜和夫『哲学の骨、詩の肉』読みはじめる。まずは序章を読む。連載で読んでいたから驚かないが、野村の哲学への志向は若いときからのもので、相当な蓄積を踏まえている。それがどこまで系統的なものかはよくわからないが。
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清岳こう詩集『つらつら椿』通読。清岳の出生地、熊本(肥後)の特産、椿にちなんだ作品集。熊本大地震をふくめ、望郷とともに家系へのさまざまな思いをこめていて、不明ながらも気持ちが伝わってくる。
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加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+仮ゲラ印刷+通読、再開。「第十章 弁証法の成立根拠」のはじめ~四節。
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Jacques Derrida: De la Grammatologie pp. 36-38. 第一部第1章のL'e^tre e+'critのつづき。
《〔こうしたことが示しているのは、〕根本的には、なにものもシニフィアンの運動を逃れることができないこと、結局のところ、シニフィエとシニフィアンの差異は_¨なにもない¨_ということである。》(p. 36)
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G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(下)』(岩波文庫) の第三部「ローマ世界」の「第一篇 第二回ポエニ戦争以前のローマ」の第一章のつづき。
《東洋には最初の粗野な詩情と、有限なものすべてを転倒させる感覚があり、ギリシャには美しく調和のとれた詩情と軽やかに安定した精神の自由があったとすれば、ここローマには、散文的な生活と有限を自覚する意識と抽象的な知性と頑固な人格がある》(112ページ)
 ほんとかね。

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