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2017年6月 3日 (土)

読み書き日録2017/6/3

森洋子『ブリューゲルの世界』読みつぐ。第2章「作品篇1 広場のブリューゲル――諺・祝祭と禁欲・子供」の途中まで。情報量が思ったより豊富だ。
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アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)II 国家社会主義運動』(角川文庫) の「第十章 連邦主義の仮面」のはじめ~途中。当時のドイツにおけるプロイセン(北ドイツ)とバイエルン(南ドイツ)の敵対関係とはどういうものだったのだろう。ヒトラーによればユダヤ人はこの敵対関係を利用して反ユダヤの動きを逸らさせようとしたというのだが。
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『石川啄木全集 第二巻 詩集』で詩集『あこがれ』のつづき~終り。上田敏の序文、与謝野鉄幹の跋文をもつ破格待遇の処女出版だが、いまからみると定型詩の窮屈さは、当時としては新しかっただろう恋の思いの熱さにもかかわらず、否定しがたい。啄木はやはり詩人というより歌人だった。
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加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+印刷+通読、つづける。「第四章 知性主義への転回」のはじめ~三節。「同一性と非同一性の同一性」というのはヘーゲルらしい。
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「PO」165号に目を通す。〈現代の「荒地」〉という特集だが、本格的な論はなかった。このテーマで論を立てられるひとがいないからだろう。
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「gaga」17号に目を通す。
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『新潮世界文学32 リルケ』で「マルテの手記」を読みつぐ。
《しかしいつか、僕の手が僕から切り放されて、何かを書けと命令しても、僕の考えもせぬことを書くかもしれぬ。……今度は、いわば僕が書かれるのだ。僕がが何か書くというより、むしろ僕が何かに書かれてしまうのだ。》
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テオドール・W・アドルノ『否定弁証法』の第三部「いくつかのモデル」の「III 形而上学についての省察」の1節を読む。

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