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2017年6月15日 (木)

読み書き日録2017/6/15

『ホモ・コントリビューエンス』の仮ゲラ通読、つづける。加藤尚武「プラトン主義と自然主義――滝久雄『貢献する気持ち』の哲学的な分析」六節~一〇節。この論文、読了。伊藤仁斎は知識を確かめる喜びを「ちんぽが突然立ち上がったかのように、爽快でたまらない」と形容したことが紹介されている。68歳で子供を生ませた仁斎とはとんでもないヒトだったようだ。
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加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+印刷+通読、つづける。「第五章 疎外と承認――『精神現象学』における疎外論の構造」の七節~九節。
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G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) の序論の「C 世界史のあゆみ」のはじめ~。
《世界史は、自由の意識を_¨内容¨_とする原理の_¨段階的¨_発展としてしめされます。》(101ページ、傍点─原文)
 ふむふむ。でもホントかな。
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貞久秀紀詩集『具現』通読。わたしの感度が悪いせいか、この細部の描写力の洗練が詩的にどういう意味をもつのか、よくわからない。
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ダグラス・ラミス『ダグラス・ラミスの思想自選集 「普通」の不思議さ』「『菊と刀』再考〈パートII〉」のつづき~終り。自分の心のなかの『菊と刀』を壊すことがセラピーにつながったとラミスはミニ解題で書いている。ベネディクトの差別的日本分析から脱するための論文だった、と。
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『新潮世界文学32 リルケ』で「マルテの手記」を読みつぐ。第二部のつづき。
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アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)II 国家社会主義運動』(角川文庫) の「第十四章 東方路線か東方政策か」のつづき。《戦争意図を目的として含まないような同盟はナンセンスであり、また無価値である。戦争のためにのみ同盟は結ばれるものである。》(404ページ)これはヒトラーの数少ない正論である。してみると、日米安保同盟の本質は戦争だということになる。
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『石川啄木全集 第二巻 詩集』の「雑誌に発表された詩」の部、つづき。啄木が『あこがれ』以降もさまざまな音数律を実験していたことはわかるが、やはり音数律という呪縛に囚われていたことに変りはない。

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