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2017年6月13日 (火)

読み書き日録2017/6/13

『ホモ・コントリビューエンス』の仮ゲラ通読、はじめる。まずは加藤尚武「プラトン主義と自然主義――滝久雄『貢献する気持ち』の哲学的な分析」一節~五節。
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アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)II 国家社会主義運動』(角川文庫) pp. 364-375.「第十三章 戦後のドイツ同盟政策」のつづき~終り。
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加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+印刷+通読、つづける。「第五章 疎外と承認――『精神現象学』における疎外論の構造」の四節~六節。
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G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) の序論の「B 歴史における理性とはなにか」のつづき~。
《国家こそが、絶対の究極目的たる自由を実現した自主独立の存在であり、人間のもつすべての価値と精神の現実性は、国家をとおしてしかあたえられない》(73ページ)
というへーゲルの国家観は時代の制約もあるとはいえ、この国家主義はおおいに問題だ。
《父なる国家が共同の生活を保障し、人びとの主観的意思が法律にしたがうとき、自由と必然の対立は消滅します》(74ページ)
というのも理想的な国家がありうるとしての願望にすぎない。いまの日本はまったくその逆だ。
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高柳誠詩集『放浪彗星通信』読みはじめる。宇宙空間の成り立ちを擬科学的な話題を盛り込んだ擬物語ふうに仕上げているが、ところどころに巧まざるユーモアがあって笑わせる。宇宙の折りたたみ理論だの出し抜き理論だのによって宇宙旅行の超短縮ができるなどというのがそういう例のひとつだ。
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『新潮世界文学32 リルケ』で「マルテの手記」を読みつぐ。第二部のつづき。

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