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2017年6月11日 (日)

読み書き日録2017/6/11

森洋子『ブリューゲルの世界』の第5章「作品篇4 ブリューゲルは語る――寓意画の世界」読む。《死の勝利》《絞首台の上のかささぎ》ほかの図像学的読解。さらにブリューゲル一族の系譜など、読了。これまでの研究を存分に盛り込んだコンパクトなブリューゲル紹介の書になっている。
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『石川啄木全集 第二巻 詩集』の「雑誌に発表された詩」の部、つづき。
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『新潮世界文学32 リルケ』で「マルテの手記」を読みつぐ。第一部、読了。つづけて第二部へ。
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アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)II 国家社会主義運動』(角川文庫) の「第十三章 戦後のドイツ同盟政策」のつづき。
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ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) いよいよ読みはじめる。長谷川宏訳。序論の「A 歴史のとらえかた」「B 歴史における理性とはなにか」の途中まで読む。序論の最初からこの講義の対象は〈哲学的な世界史〉との規定がある。《精神が世界をみちびくさまを認識する》(22ページ)のが目的である、と。しかし《世界史が理性的にすすむこと、世界史が世界精神の理性的かつ必然的なあゆみであることは、世界史を考察することによってはじめてあきらかになる》(26ページ)なんてことはありえない。
《哲学の教えによると、精神のすべての性質は自由なくしては存在せず、すべては自由のための手段であり、すべてはひたすら自由をもとめ、自由をうみだすものです。》《精神の統一は外部にあるのではなく、内部に見いだされるので、精神は自分の内部で安定しています。┉精神は⎯¨自分のもとで安定している¨⎯。それこそがまさに自由です。》(38ページ)
《〔わたしは〕自由であるのは、自分のもとにあるときです。精神がこのように自分のもとにあるとき、精神は自己を意識する自己意識です。》(39ページ)

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