« 読み書き日録2017/5/2 | トップページ | 読み書き日録2017/5/4 »

2017年5月 3日 (水)

読み書き日録2017/5/3

アドルフ・ヒトラー『わが闘争(上)I 民族主義的世界観』(角川文庫) の第十一章「民族と人種」のつづき。~終り。さらに第十二章「国家社会主義ドイツ労働者党の最初の発展時代」のはじめ~途中まで。いよいよナチ党の記述へ。嘘と間違いもこれだけ続けられると洗脳されるひとが出たことは不思議でない。ワイマール時代の政治家、経済界そして左翼のどうしようもない無能ぶりが容赦なく暴かれているが、残念ながら的を外していない。今日の日本も同じではないか。
   *
テオドール・W・アドルノ『否定弁証法』の」第二部「否定弁証法 概念とカテゴリー」25節~28節を読む。
《全体的な破局の可能性に比べれば、物象化はひとつの副次的な現象にすぎない。物象化と対をなし、物象化に対応する主観的な意識状態である疎外にいたっては、完全にそうである。疎外は不安によって再生産される。ということは、意識はけっして社会の構成者ではなく、すでに構成された社会のなかで物象化されているということである。》(233ページ)
 意識とは物象化された社会意識にすぎないということか。
《哲学の任務は、思想にとって異質的なものを思考することである。この思想にとっての異物こそが思想を思想たらしめるのであって、いくら思想の守護神がそんなものは存在しないと言い張ろうとも、哲学はそれを思考しなければならない。》(235ページ)
   *
Gustave Flaubert: Madame Bovary 第III部VIII章のつづき。
   *
加藤尚武著作集の『哲学の使命――ヘーゲル哲学の精神と世界』のファイル修正+印刷+通読、つづける。「第四章 実体=主体説の三つの局面――国家と宗教と学問」の2節~4節。
   *
「現代詩手帖」5月号、読みつぐ。ジェフリー・アングルスにかんする分(対談、批評)を読む。

|

« 読み書き日録2017/5/2 | トップページ | 読み書き日録2017/5/4 »

読書日録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1007862/70456894

この記事へのトラックバック一覧です: 読み書き日録2017/5/3:

« 読み書き日録2017/5/2 | トップページ | 読み書き日録2017/5/4 »