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2017年5月 1日 (月)

読み書き日録2017/5/1

「[新版]日本の民話」シリーズ最終回(26回)配本4冊(別巻1=東北農山漁村文化協会編『みちのくの民話』/別巻2=及川儀右衛門編『みちのくの長者たち』/別巻3=同『みちのくの和尚たち』/別巻4=同『みちのくの百姓たち』)見本できる。これでめでたく全巻完結。
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加藤尚武著作集の『哲学の使命――ヘーゲル哲学の精神と世界』のファイル修正+印刷+通読、つづける。第三章「マルクス主義における『人間』の問題――シュティルナー評価をめぐって」の4節~6節。この章もスミ。
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アドルフ・ヒトラー『わが闘争(上)I 民族主義的世界観』(角川文庫) の第十一章「民族と人種」のつづき。
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『リルケ全集3 詩集III』の「オルフォイスへのソネット」の註解の第二部の25節~29節、ほか。これでようやく読了。詩にたいして4倍も註解のある580ページの本を読み通すのは正直言って疲れた。碩学富士川英郎の註解はいわゆるエクスプリカシオン・ド・テクストそのもので、一字一句をパラフレーズしていく解説的手法は大学の退屈な講義を聞いているようだ。解釈がしばしば凡庸に陥ってしまうのは、失礼ながら解釈の正確さのために詩心の出番がないためか。それにしても
〈静かな大地に向かっては、言うがいい 私は流れてゆくと/すばやい水の流れに向かっては 言うがいい 私は在【あ】ると〉(「オルフォイスへのソネット」の最後の2行)
はすばらしい。あらためて若いときに感動した「マルテの手記」を読み直したくなった。
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Gustave Flaubert: Madame Bovary 第III部VIII のはじめ~途中まで。EmmaがRodolpheに泣きつくが断わられ、悪態をつく。
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「図書」岩波文庫創刊90年記念臨時増刊[私の三冊]に目を通す。ひとり3冊限定。数えてみたらそのひとが取り上げる3冊とも読んでいたのは、大澤真幸、國分功一郎、小林敏明、長尾龍一、檜垣立哉、松浦寿輝、三浦雅士など10人しかいなかった。積ん読のものもふくめて読むべきものがまだまだたくさんあることがあらためてわかった。教養主義者としては困るよな、こんな刺戟は。

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