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2017年4月 9日 (日)

読み書き日録2017/4/9

日本の民話別巻4『みちのくの百姓たち』の初校通読、つづける。5話26ページ+附録6ページ。これでこの巻も終わり、全79巻すべて読了。2年半で3万ページほどを読破したことになる。
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アドルフ·ヒトラー『わが闘争(上)I 民族主義的世界観』(角川文庫) 読みはじめる。懸案の書物。第I巻の初版は1925年。
《ドイツ民族は、自分のむすこたちを、共通の国家〔ドイツとオーストリアを指す〕に包括することすらできないかぎり、植民政策の活動への道徳的権利を持ちえない。ドイツ国の領域が、ドイツ人の最後のひとりにいたるまでも収容し、かれらの食糧をもはや確保しえなくなったときにはじめて、自国民の困窮という理由から、国外領土を獲得する道徳的権利が生ずるのである。》(22ページ)
 のっけから自分勝手な理屈をたてて侵略主義を正当化しようとしている。安倍-麻生ラインが飛びつきそうな理屈だ。
 訳注によればヒトラーはこの本で相当な脚色をしているようだ。画家志望としての慢心もかなり異常だから、挫折もそれだけ強いルサンチマンとなったのだろう。
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『リルケ全集3 詩集III』で「オルフォイスへのソネット」の註解の第一部14節~16節を読む。リルケは犬を特別な動物とみなしていたらしい。記憶にないが『マルテの手記』にも出てくるとか。
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Gustave Flaubert: Madame Bovaryの第III部VI章、読みはじめる。EmmaとLe+'onの逢い引きにHomaisの邪魔が入る。
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「現代詩手帖」6月号のための大岡信追悼文をとりあえず書く。4枚ちょっと。タイトルは「〈孤心〉の軌跡――大岡信さんへの感謝」とする予定。

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