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2017年4月 2日 (日)

読み書き日録2017/4/2

ジャック・ラング/コラン・ルモワーヌ『ミケランジェロ』の仮ゲラを原書のPDFを確認しながら通読+チェック、つづける。第5章「雪の彫刻」を読む。
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法橋太郎詩集『永遠の塔』通読。装幀とは裏腹に生をみつめる真摯な散文詩集。
〈一度きりの一生を送るのに、われわれは未熟すぎるのかもしれない何かを解かったような気になっていて。〉(「自由の鍵」)
とか
〈常なるものは何ひとつない。思うことでない。思うことでないひとつの状態。幸福を思わず、不幸を思わない状態。そこに到れば、誰もが、真の幸福に安らいでいることができるのだ。〉(「幸福」末尾)
といった達観はおよそ詩的感興をそそらないが、この透徹した境地はだてではない。
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桑野隆『20世紀ロシア思想史――宗教・革命・言語』の第5章「革命思想」の途中まで読む。
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Gustave Flaubert: Madame Bovary 第III部V章のつづきを読む。
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テオドール・W・アドルノ『否定弁証法』の第一部「存在論との関係」I「存在論への欲求」1節~5節を読む。
《哲学にあっては、たいていのばあい、真の問いはなんらかの仕方でその答えをふくんでいる。哲学にあっては、科学的研究のばあいのように、まず問いがあって次に答えがくるという前後関係があるわけではない。哲学はその問いを、自分が経験したものに即して、その経験がうまく取り入れられるように形づくらねばならない。その答えは、与えられも作られも生み出されもしない。問いが展開されて透明になると、それが答えになる。》(79ページ)
 この答えには脱帽するしかない。ドゥルーズが言うように、哲学とは問いを提出することである、ということを別のかたちで答えたものだ。
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日本の民話別巻1『みちのくの民話』の初校通読、つづける。みやぎの部7話25ページ。みやぎの部、スミ。さらにふくしまの部5話23ページ、スミ。
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『リルケ全集3 詩集III』の「オルフォイスへのソネット」の註解の序説、第一部1節を読む。

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