« 読み書き日録2017/3/31 | トップページ | 読み書き日録2017/4/2 »

2017年4月 1日 (土)

読み書き日録2017/4/1

桑野隆『20世紀ロシア思想史――宗教・革命・言語』の第4章「言語思想」のつづき~終り。
   *
「水の呪文」46号(富沢智個人誌)、「THROUGH THE WIND」36号に目を通す。現代詩文庫版『原田勇男詩集』について渡辺武信さんがわたしの解説をほめてくれているとのこと。
   *
Gustave Flaubert: Madame Bovary の第III部V章の途中まで読む。Emmaのふしだらさ。
   *
日本の民話別巻1『みちのくの民話』の初校通読、つづける。みやぎの部8話37ページ、スミ。
   *
テオドール・W・アドルノ『否定弁証法』の序論19節~第26節、読む。長い序論、終り。
《プラトンから意味論者にいたるまで、すべての公認の哲学的伝統は表現に対するアレルギーをもっているが、それは、論理学のなかにまでも入りこんで規律のない態度を懲罰してやまない啓蒙全体の傾向、つまり物象化された意識の防御機制に合致している。》(72ページ)
 これは「修辞法【レトリック】」という最終節で言われている。この〈物象化された意識の防御機制〉ということばは、権威として硬直した意識の反動性にたいする批判として有効である。
   *
『リルケ全集3 詩集III』で「オルフォイスへのソネット」全篇、読む。
〈そして地上のものがお前を忘れたら/静かな大地に向かっては 言うがいい 私は流れてゆくと/す早い水の流れに向かっては 言うがいい 私は在【あ】ると〉(第二部末尾)

|

« 読み書き日録2017/3/31 | トップページ | 読み書き日録2017/4/2 »

読書日録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1007862/70121927

この記事へのトラックバック一覧です: 読み書き日録2017/4/1:

« 読み書き日録2017/3/31 | トップページ | 読み書き日録2017/4/2 »