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2017年2月20日 (月)

読書日録2017/2/20

岩波書店から桑野隆さんの新著『20世紀ロシア思想史――宗教・革命・言語』が届きました。「1冊でわかる20世紀ロシア人文知のすべて!」とオビが踊っている。
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日本の民話74『近江の民話』の初校通読、つづける。わらべ唄18ページ。この巻も責了に。
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マッシモ・カッチャーリ[上村忠男訳]『抑止する力――政治神学論』読了。「訳者解題――カテコーン再考」で《「抑止している者」と「不法の者」とは明瞭に区別された二つの姿態ではなく、最終的な啓示の前と後とにおける同一の権力の二つのありようを指し示していると言ってもよさそうである》と訳者は書いているが、その通りだと思う。抑止する者(カテコーン)は主の顕現のさいには滅ぶ者であるかぎりにおいて、不法者、反キリストと見分けがつかなくなってしまうからである。
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『リルケ全集3 詩集III』の「第一の悲歌」の註解、読了。まさにexplication de textそのもの。富士川英郎による註解は懇切丁寧だが、ややまだるっこしい。
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「季刊 びーぐる 詩の海へ」34号(特集:再発見 黒瀬勝巳)を読みはじめる。高階杞一が推進役だけあって詩風が似ている。36歳で妻子を残して自死したらしい詩人の生というものは辛い。そういうひとの〈軽いニヒリズム〉とはありうるのか。

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