思考のポイエーシス・日録篇2018/2/19

上村忠男さんからE-mailで「季刊 未来」春号の連載「独学の思想2 ヴィーコに出会う」の初校校正と追加原稿とどく。~転記と追加分のファイル処理。
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きのう読み終わった加藤尚武著作集第6巻収録予定の単行本未収録論文「倫理学講義」の仮ゲラ印刷78ページ分。
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ジャック・デリダ/エドムント・フッサール『幾何学の起源』のフッサール「幾何学の起源」の読み直しのつづき。読了。
《いまやわれわれは、歴史Geschichteとは、元来、根源的な意味形成と意味沈澱が共存し含みあう生きた運動にほかならない、ということができる。》(292ページ)
 意味の〈沈澱〉というメタファーはわかりやすい。とはいえ、
《普遍的であると同時に堅固で、いつまでも根源の真正さを失わない歴史的世界のアプリオリを、われわれはどのような方法で獲得することができるのだろうか。》(298ページ)
というさいの〈アプリオリ〉を自明なものとして設定するフッサール的思考はやはり西欧的パラダイムから脱出することは不可能なのではなかろうか。
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岡倉覚三『茶の本』(岩波文庫) 第三章~第六章の途中まで、読む。
《実に遺憾にたえないことには、現今美術に対する表面的の熱狂は、真の感じに根拠をおいていない。われわれのこの民本主義の時代においては、人は自己の感情には無頓着に世間一般から最も良いと考えられている物を得ようとかしましく騒ぐ。高雅なものではなくて、高価なものを欲し、美しいものではなくて、流行品を欲するのである。》(67ページ)
 いまとまったく変わらない。このまえにある小堀遠州の利休にたいする評価(《自分だけにおもしろいと思われる物をのみ愛好する勇気》)がおもしろい。
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トマス・ホッブズ『世界の名著23 ホッブズ』の『リヴァイアサン』の「第一部 人間について」の第十四章の途中まで読む。

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2018年2月18日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2018/2/18

トマス・ホッブズ『世界の名著23 ホッブズ』の『リヴァイアサン』の「第一部 人間...

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思考のポイエーシス・日録篇2018/2/17

加藤尚武著作集第6巻収録予定の単行本未収録論文「倫理学講義」の仮ゲラ印刷+通読+...

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2018年2月16日 (金)

思考のポイエーシス・日録篇2018/2/16

加藤尚武著作第6巻収録予定の単行本未収録論文「倫理学講義」の仮ゲラ印刷+通読+フ...

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2018年2月15日 (木)

思考のポイエーシス・日録篇2018/2/15

上村忠男『ヘテロトピアからのまなざし』(ポイエーシス叢書72)見本できる。マス...

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2018年2月14日 (水)

思考のポイエーシス・日録篇2018/2/14

上村忠男さんにtel。「季刊 未来」春号の連載「独学の思想2 ヴィーコに出会う」...

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2018年2月13日 (火)

思考のポイエーシス・日録篇2018/2/13

萩原印刷より『加藤尚武著作集第4巻 よみがえるヘーゲル哲学』初校、出校。想定どお...

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2018年2月12日 (月)

思考のポイエーシス・日録篇2018/2/12

ジャック・デリダ/エドムント・フッサール『幾何学の起源』のデリダ「『幾何学の...

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2018年2月11日 (日)

思考のポイエーシス・日録篇2018/2/11

届いたばかりの大岡信『紀貫之』(ちくま学芸文庫) の解説(堀江敏幸)読む。堀江は...

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2018年2月10日 (土)

思考のポイエーシス・日録篇2018/2/10

ジャック・デリダ/エドムント・フッサール『幾何学の起源』のデリダの「『幾何学...

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